\、 l\ x-イノ )¨´\ `ヽ、 ,.ィ´ / / l i. ヽ l\1 ヽヽ/ | ─┬─ / / / l ハ ハ lヘ .「¨二二¨| 小 ─/─┐ / / i i / l } !∧ |二二l / .| ヽ ‐┴─┴ l / i _l__ . / / ∨ /:l\ j / l 〉 l └┬i┘ .| ┌─┐ レ' | _|_ /l ,' /ヽ j. -- V / / / /! /l _ノ .l_ノ | └─┘ (__,. レ (_ノ ヽ . / l. ,'_.._/ / `Y ハ/ //,.>'¨ ̄! ,' l/ ヽ/ ,ィ=ミ. i/,ヘソ// /::::::::::l 犠牲の心ではないッ! ゙ ,',.-ミ/ __ ヽ ', i:::::::::) i リ..__ レ、lj::::::::::::i / i i´:::::ハ ヽ` ¨ __//_丁 ` l::::::::::i ir-、 人ヽ;::::::リ ,/´`¨ /,ィ,.ィナ! u !:::::::i 暗闇の荒野に!! ヾ::::', `'トェ-‐.' ノ lvィ f_`ニィ. ', u l::::::i . . . . . .. . \'__,,ノ^ト、.`rtテぅ ¨´゙ヽ U i. i:::::::V 進むべき道を切り ヽ\ー' ヽ..__ .u l ,'l\:::ヽ ..... .. ヽ、. ', ,. __ u i/ .! \ 開くことなんだッ! /::>.'ー-' ,. -'',. ./ ハ >‐、 /:::::::::::::`ヽ-一 ,ノ丶、 \ //´` /‐‐- ..::::::〉::`¨_´r‐rゥェ-、 )V /::::/:::::::::://:::::::( ソ'¨^´ ー'^ /:::::::::i::::::/ ヽ:::::(ニ! . l:::::::::::l:/::l i::::::ヒヘ . l:::::::::/:::::::::i. ヽ:::T入 . ト、 /:::::::::::::\ /::::::::Y )
「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!とは、ジョルノの説いた「覚悟」である。
ジョジョの奇妙な冒険Parte5「黄金の風」に登場する、ジョルノ・ジョバァーナの台詞。
ボスの指令である「OA-DISC」を入手するためにブチャラティらと別行動をとったジョルノとミスタは、行き先を特定された暗殺チームのギアッチョに追撃されてしまう。ギアッチョのスタンド能力「ホワイト・アルバム」は極低温を操って空気中の水分を凍らせてスーツのように身にまとう能力で、銃弾やスタンドのラッシュで破壊もできずゴールド・エクスペリエンスの生命も産み出せない、最悪の相性を持つ敵だった。
なんとか自動車のボルトを使って氷のスーツを貫通させて運河に突き落とし、DISCを入手して隠れるだけのチャンスが出来たものの、敵から逃れられず、トリッシュを護るブチャラティらと出会ってしまう最悪の状況を考えたミスタは、ギアッチョを倒すことを優先させて運河に潜り込んだ。全身を氷で身に纏っているなら呼吸の穴がどこかにあるはずだとミスタは考え、首の後ろにその呼吸の穴があるのを水中で見つけた。
セックス・ピストルズで呼吸の穴を狙って撃ったミスタだったが、一撃食らったことで用心していたギアッチョは「ホワイト・アルバム・ジェントリー・ウィープス」を発動させて空気をも凍らせて反射させる壁を作り、弾丸はミスタに跳ね返ってしまった。逃げるチャンスを失った挙句、ギアッチョに先に上陸されて指令のDISCを見つけられるという最悪の状況に陥ってしまう。
こうなった責任は自分にあるとミスタはヤケになり、自分の身を犠牲にしても償おうと至近距離で再び挑もうとしている。だが、そんな希望の捨てた行動では道は切り開けない。ジョルノは捨て鉢になろうとするミスタを正しい方向へ導こうと行動する。
ジョルノはミスタの名を叫び、凍って砕け落ちてつなげ合わせたばかりの傷ついた左腕を運河の氷にたたきつけ、大量の血しぶきをギアッチョに向けて吹き飛ばした。この血しぶきがギアッチョの作った空気中の壁を色づけて、ミスタに進むべき道を見つけさせた。
浮かび上がった空気中の壁を縫うように、銃弾を街灯の支柱にバウンドさせ、セックス・ピストルズで呼吸の穴を狙ったミスタだが、ギアッチョはすでに呼吸の穴も氷で塞ぎ、凍らせた空気をスーツ内に取り込んで中で解凍する方法で呼吸を行っていた。6発はなった弾丸は全てミスタに向かって反射される。
しかし、ミスタが「覚悟」した「道」とは、自分の弾丸を自分の身にあえて受ける事だった。ミスタの返り血はホワイト・アルバムのヘルメットにかかり、瞬時に凍り付いてギアッチョの視界を奪った。よろめいたギアッチョにさらに銃弾を浴びせ、街灯に向けてのけぞらせた。街灯の支柱には先程の弾丸で尖った彫刻を作っており、全体重をかけてのけぞったために氷のスーツを貫通してギアッチョの首の後ろに彫刻は刺さった。
このままさらにのけぞらせて首を貫かせようと銃弾を放つミスタと、それを阻止しようとジェントリー・ウィープスで銃弾を撥ね返すギアッチョ。撃てばその銃弾が撥ね返されるという真の「覚悟」で挑むミスタ。意識が途切れそうになりピストルズも力を失いそうになった直前でギアッチョは自分の血を凍らせ固定した。最後に跳ね返った弾丸がミスタの頭に撥ね返され勝利を確信するギアッチョ。
だが、頭のキズは瞬時に埋められる。運河を上り切ったジョルノが間に合ったのだ。すかさずゴールド・エクスペリエンスの蹴りの無駄無駄ラッシュを食らって彫刻はギアッチョの首を貫通し絶命させる。2人の「覚悟」がこの闘いを制したのだ。
このギアッチョ戦は第5部の前半を締めくくるエピソードで、一種のクライマックスであるこのスタンドバトルはジョジョ全体で見てもベストバウトにあげるファンも少なくない。その中で発せられたジョルノのこの台詞は、辞書的な意味で「覚悟」を「諦める」と捉えるのではなく、「困難を切り開く」為のものとして非常に前向きな姿勢を説いたものである。
ジョルノのプロフィールの性格の項には、「希望さえあればどんな所にでもたどりつけると決心している。」と紹介されており、その「希望」を表した「覚悟」の姿勢は、ミスタだけでなく読者にも「言葉」でなく「心」で理解できたであろう。
…まあ、この激戦の後に描かれた〆の部分のギャグパートも心に刻まれた読者は多いと思われるが。
たぶん「そういう道」では決してない。
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最終更新:2024/04/25(木) 20:00
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