あなたはこんな顔で死ねますか?とは、オチの1つである。
元は漫☆画太郎の漫画作品「地獄甲子園」で登場したフレーズ(2巻)。
校長と共に十兵衛を探しにいった教頭が捜索の途中、「のむべからず」と書かれた井戸から水を飲んだことがきっかけで激しい嘔吐・下痢を繰り返してしまう。これによって精も根も尽き果て倒れてしまった教頭が、死に際に十兵衛が外道高校を倒すためのケンカ野球戦士を連れて帰ってくる幻覚を見ていくシーンからきている。
その強烈なインパクトは、教頭の幸せそうな死に顔や画太郎の画力と合わせて多くの読者に衝撃を叩き付けた。
それは、教頭が今際の際に見た幻覚でした・・・
しかし、教頭にとってそればまぎれもない 現実なのです・・・見てください、この幸せそうな死に顔・・・
あなたは こんな顔で 死ねますか?
その後、同作の最終話では「星道高校と外道高校の試合がどうなったか」の試合結果を語っていたらしい老人が登場するのだが、彼がやはり死亡してしまったことでストーリーは閉幕となる。そしておじーさんの死に顔と共に上記のナレーションがまた登場する。
「甲子園を遊び場にする、外道高校を倒す」という目的が一応存在する作品ではあるが、ギャグマンガを極めた漫☆画太郎が手掛ける作品だけに『元より綺麗な結末を求めるほうが無理がある』とまで言われる事があったりするのも無理はないのかもしれない。
そしてその後も映画版「地獄甲子園」が製作されるとそちらでもこのフレーズが登場したり、地獄甲子園以降の漫☆画太郎でも時折用いられるようになった。
なお、「笑って死ぬ」という人生の最期は現実にも存在し(笑い死に)、笑い続けた結果卒倒を引き起こしたり窒息死したり、心停止(心不全)を起こしたなどという死因が古代の時代から記録に残されている。面白い事象に遭遇して爆笑し続けたことによるものであったり、くすぐりによる笑いの末死亡したケースなど、詳細も様々。
何にしても、苦痛や恐怖に苛まれずに死ぬ事を羨ましいと感じるかどうかは人によるだろうが。
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最終更新:2024/04/19(金) 12:00
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