あべの橋駅とは (アベノバシエキとは) [単語記事]

あべの橋駅（大阪阿部野橋駅）とは大阪市阿倍野区にある近鉄南大阪線の駅である。

概要

南大阪線の始発駅。正式名称は開業1年後の1924年に「大阪天王寺駅」から改称されて以来「大阪阿部野橋駅」であるが、方向幕や駅舎入口には長い間「あべの橋」としか表記されていなかった為、当記事では平仮名交じりの記事名を採用した。阪神なんば線開業まで大阪市内にある近鉄線で「大阪」という駅名が正式名称に付けられていたのは当駅のみである。（大阪市内でなければ大阪府柏原市に大阪教育大前駅というのがある。また、上本町駅や近鉄難波駅も大阪上本町駅や大阪難波駅と呼ばれる事があったが、阪神なんば線開業までは正式名称ではなかった。）

所在地は阿倍野区だが正式名称は大阪阿部野橋と微妙に漢字が異なっているので注意が必要。

ホームは6面5線の櫛形ホームで降車ホームと乗車ホームに分かれている。尚、5番線と6番線は同じ線路を共有しており、特急列車は6番線から乗車しそれ以外の種別の列車は5番線から乗車し6番線は降車ホームとなる。

JR・御堂筋線・谷町線天王寺駅とはほぼ同一駅と言っていいほどの至近距離にある。利用者数は鶴橋駅・大阪難波駅と並び近鉄トップクラスであり、大阪線・奈良線の下車駅が鶴橋駅・大阪上本町駅・近鉄日本橋駅・大阪難波駅と分散するが南大阪線はあべの橋駅のみがターミナルであることから調査時期によっては近鉄利用者数一位の駅になる時もある。

始発駅であるので、当然全種別が停車する。日中はn1分が普通列車・n4分が準急列車・20分と50分が急行列車・10分と40分が特急列車の発車時刻となる。