ありす/アリス(Fate/EXTRA)とは、原作担当のTYPE-MOONと、イメージエポックが開発、マーベラスエンターテイメントから発売されたPSPの対戦型ダンジョンRPG、『Fate/EXTRA』に登場する2人組のキャラクターである。
学園に度々姿を見せる、神出鬼没な幼い双子(と見られる)の少女。主人公の見立てでは「おそらく10歳に満たない」とされる。本作のロリ担当。
大きな帽子とゴスロリ風なドレス衣装で身を包み、まるで人形のような外見をしている儚げな印象の幼女少女(主人公談)。
さらに全く同じ外見、同じ声をしているが、服の色だけがそっくりそのまま反転したように逆(白いドレスに身を纏っているのが「ありす」で、反対に黒いドレスを纏っているのが「アリス」)となっているのが特徴。(ちなみに、二人の手足には球体関節のようなものが見えているが、タイツのデザイン的な物らしい)
ついでに言っておくと銀髪で、髪型は三つ編みおさげだったりする。あざとい。
一人称は「あたし」だが、お互いに自身を「あたし(※)」と呼び、相手を「あたし(※)」と呼び合い、そしてさながら詩のように両者で言葉を掛け合うため、下手すればどちらが喋っているのかわからなくなってしまう。
(※ 作中では一応プレイヤーに配慮して、呼称に“ありす(orアリス)”とルビが振られ、色もあたし(ありす)は青、あたし(アリス)は赤となっている)
性格は一見すると二人とも遊びたい盛りの無邪気な子供であり、どこからか知らない世界に紛れ込んだ童話の少女のようでもある。キャスター曰く「電波なロリ」。
「ありす」はとある理由により孤独を嫌い、誰かと一緒にいたがる寂しがり屋。時には涙を流して泣きじゃくる子供の面が目立つ。主人公のことを初めて出来た「同じ境遇の友達」として懐き、遊びに誘いたがっている。
それに対し「アリス」も基本的には同じ性格だが少々口が悪くなり、どこぞの駄狐に対してオバサマ呼ばわりする勇者もとい、子供であるがゆえの残忍性を含んだ面がより目立っている。
初登場は予選の時であり、学校で“さまよう少女”として噂になっている怪談話を取材していたプレイヤーの前に現れる。
突然現れては消えるため、聖杯戦争の場にいながら“マスターなのかサーヴァントなのかすら不明”という謎の多い存在だった(他のマスターも存在の有り様を測りかねていた模様)。
しかし聖杯戦争の三回戦にて、プレイヤーは彼女とまた出会うことになる。
注意! 以下の項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
セラフ内のいたるところを『鬼ごっこ』と称して易々と瞬間移動して回ったり、また彼女たちが「お友達」と呼ぶ"バーサーカーのサーヴァントのような巨大な赤い異形"を従えて相手の行動を妨害したり、果ては膨大な魔力を常に消費する固有結界を苦もなく発動し続けるなど、その実力はまさに規格外の離れ業。
しかし本人に『聖杯戦争に参加している』という自覚は最初から無く、要は“どこか知らない場所に紛れ込んだら同じような境遇の友達に会えたので、嬉しくて一緒に遊んで欲しい”というだけであり、それが結果として相手を廃し、退ける手段となっている。
そんな彼女たちの仕掛ける危険な“遊び”によって主人公は何度も命に危機に晒されていく。まさに「可愛い顔したヴォーパルバニー♪」のような無邪気で恐ろしい行為を平然と行なう、子供の残酷さの象徴のような相手と言える。
主人公側は当初、相手側がバーサーカーのような巨大な異形「ジャバウォック」を呼び出したことから、彼女たちは双子のマスターで、サーヴァントはバーサーカーではないかと考察する。
そして後に概念宝具「ヴォーパルの剣」で異形を退けることに成功したが、次に相手は大魔術である固有結界「名無しの森」を発動。自我とともに存在そのものが徐々に薄れて消えていく、という凶悪な効果で主人公を苦しめる。
だがそれにより、強力な魔術結界を使う=バーサーカーの可能性があり得ない(バーサーカーのクラスでは高度な術は使用できない)ことを知り、疑問を持つ。
(そもそもムーンセルの聖杯戦争ではそのルール上、双子のマスターは認められていないという問題もあった)
最終的に、敵のサーヴァントは魔術の行使が得意なキャスタークラスであり、そのマスターが「ありす」、サーヴァントは「アリス」であることをつき止め、主人公側は7日目の決戦に赴く。
アリスの正体については「ナーサリー・ライム(Fate)」を参照。
戦闘ではありす自身も「火吹きトカゲのフライパン」というBREAKスタン効果の魔力ダメージを与える炎の魔術や「紅茶のマーチ」と呼ばれる治癒魔術を使って支援してくる。
前述の離れ業の数々は、本来であれば術者(マスター)に相当な負荷がかかるにも関わらず、ありすはそれらを平然とやってのけている。
なぜならば、彼女はすでに死んでしまっている人間、つまりはサイバーゴーストと呼ばれる存在。生者の枠から外れているために、本来であれば脳が焼き切れるほどの、ありえない魔力消費量の魔術行使を易々とやってのけることができる。(ただしこれはリミッターが外れているだけであり、使い続ければやがて電池が切れるように消えて行くのもまた事実である)
第二次世界大戦末期のイギリスにてドイツ軍の空爆により死亡。その後その肉体は魔術的な実験に使われ、ネットにつながれた際に精神はセラフへ流れ付いた。
彼女はただ、遊びたかっただけの、寂しい子供。そして、そのサーヴァントは、そんな子供の夢を叶えるための存在。
「ありす(マスター)」がいなければ「アリス(サーヴァント)」は存在できず、「アリス」がいなければ「ありす」は生きることができない。
敗北後、「ありす」は側でずっと遊んでくれたアリスや、誰にも見られず寂しかった自分を見つけ、遊んでくれた主人公に感謝して
「アリス」は例えまた召喚されたとしても、それが「アリス」になれないことへ涙を流して
砂糖菓子のように消えていった・・・
この戦いの後、主人公はある重要な決断を迫られることとなる。
CCCではBBにより尖兵として蘇生させられるが、割とフリーダムに動きパッションリップをいじり倒したりするなどあまり敵対行動をとらない。そのせいかメルトリリスにより人形にされてしまい再び消滅してしまう。
Last Encoreでは不戦敗を選び、「お兄ちゃん」と慕ったマスターを上層へ送り届ける。サイバーゴースト故に消滅判定を受けず存在し続け彼の帰りを待ち続けたがセラフに起こった異常により消滅の危機を迎える。「名無しの森」を魔力リソースとして取り込んだ結果、周囲のマスターを無差別に狩る怪物(劇団イヌカレー風味)と化してしまった。第三階層「忘却の庭」にて永久機関・少女帝国を使って「同じ一日」を幾度となく繰り返す難敵として岸浪ハクノの前に立ちはだかる。
決戦開始前に二人が主人公の周りをチョコチョコと歩き回るのも可愛らしい(下記動画参照)が、二人の歩き方に違いがある点にも注目してほしい。
あと、マジキチもとい不可思議すぎるスキルや情報マトリクスの説明文、
そしてありすとアリスの不思議な言葉の掛け合いも一見(一聴?)の価値あり。
「“ありがとう、あたし……。いつもいっしょにいてくれて。お友達になってくれて……。
それにありがとう、お兄ちゃん……。
あたしと遊んでくれて……。あたしのことを見てくれて……。
ほんとは……もうちょっとだけ遊んでいたかったけど………………バイバイ。”」
掲示板
177 ななしのよっしん
2020/02/27(木) 21:39:17 ID: XV0kTaPqZL
178 ななしのよっしん
2020/02/27(木) 21:42:48 ID: 4GcxFoWgg/
エリちゃんは幽閉からの世界のお助けという流れでCCC作中でもどこか救われた感が出てるってのと、原作時点でそのヴラド公との絡みが描かれてないからああいうシーンが設けられただけだと思うぞ
メルトはメルトで、CCCコラボで人間からは怪物とめっちゃビビられてる所とか描かれてるしで依怙贔屓には感じられないわ
(アリスが冷遇されてるなんて噴き飯モノの主張も同じく)
脛齧りのファンってなんだよ
179 ななしのよっしん
2022/08/15(月) 03:01:50 ID: JuPFLd6xwv
どちらかというとエリちゃんの方がネチネチ言われ過ぎなのかもな
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/20(土) 09:00
最終更新:2024/04/20(土) 09:00
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