あんたはここでふゆと死ぬのよとは、アイドルプロデュースゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」に登場するキャラクター、「黛冬優子」が言っていない台詞である。
Twitterを媒介に徐々に広がり始めたミームの1つ。ゲーム内でこういったセリフを言うシーンは未だにないが、その文面より伝わる雰囲気から「いかにも冬優子が言いそう」と思われたことや、和歌・短歌の下の句の七七音に合致することから、俳句や短歌に絡めたネタツイートも出始めた。
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https://twitter.com/6A_sang/status/1256958901112586243
遡るとネタツイートが出た時点ではバズっていたわけではなく、テキストも「あんたとふゆは ここで死ぬのよ」と一部文面が異なっている。
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https://twitter.com/aventador_770_4/status/1193503649193852928
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https://twitter.com/6A_sang/status/1309439739636756482
更に辿ると2019年11月に「○○しないと出られない部屋」ネタとしてAventador氏による2コマ漫画の投稿が行われており、それに対する感想(?)ツイートだった模様。こちらは「ふゆたちはここで死ぬのよ」であった。曰く、
「お漫画を読んでなんて素晴らしい言葉だと思って台詞をそのままツイートした(と思ったら全然違う文面だった)だけのやつです」
とのこと。
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https://twitter.com/FutA_bA1010/status/1306735451164700673
(紆余曲折を経たかどうかはわからないが)その後発生した最初のバズツイート。この時点で「あんたはここで ふゆと死ぬのよ」に入れ替わった。
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https://twitter.com/FutA_bA1010/status/1306748926003875841
ここで短歌と混ざり始める。
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https://twitter.com/ezakiprn/status/1306754073870258176
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https://twitter.com/mizune/status/1306753807527768064
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https://twitter.com/Muxyuu_pso2/status/1306754241218764800
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https://twitter.com/hms_compassrose/status/1306757573308067840
なお、こういう遊びは昔から存在しており、狂歌として「それにつけても金の欲しさよ」で締める「金欲し付合」というものが江戸中期からあったという。
ネタ内容としては大まかに3つに分かれており、「冬優子がプロデューサーと道連れになるヤンデレ展開」「冬優子が仲間を助けるために何らかの敵を道連れにする胸熱展開」、「完全に勢い」に大別される。
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https://twitter.com/mercenary_p/status/1308561868315746304
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https://twitter.com/aventador_770_4/status/1307922507521912833
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https://twitter.com/neka__s/status/1309728835017957376
こんなイラストも。他にもいわゆる金欲し付合だけに限らず、大真面目に考察されたりもしている。
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https://twitter.com/jyaco_imas/status/1308006823203610625
この台詞を悲恋による道連れ心中展開と解釈した場合、「はたして冬優子は、そんな状況で心中を図るような性格だろうか?」という疑問点がある。
2021年の公式エイプリルフール企画『World x Code』において、冬優子が登場する選択のひとつ「敵対ロマンス」「戦場で」「軍人」「敵対」では、恋仲になってしまった敵対国同士の軍人の男女が戦場で相対するという、この台詞の想定に近い悲恋のシチュエーションが登場している。
この話は互いに武器を向け合ったところで冬優子が想い人に対し、
「……安心して。あんたのことは、ふゆがちゃんと終わらせてあげるから。」
と静かに言い放つ台詞で締められている。
公式がどこまで意識したのか、あるいは全く無関係なのかは不明だが、これはある意味この二次創作台詞と上述の疑問に対する公式台詞でのアンサーとも言える。
つまり公式の見解では、冬優子は悲恋ならば心中よりも、関係に自分でけじめをつけて前に進むことを選ぶようである。
2020年の「ネット流行語100」にノミネートされ、2020年12月15日に開催された表彰式で第97位にランクインした。
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https://twitter.com/nico_nico_pedia/status/1338806446771691521
ニコニコ賞では3位。「たべるんごのうた」「文野環」が圧倒的だったことを考えても意外と健闘していた。
ノミネートされてからいざ蓋を開けてみれば97位、という数字はあまりにも微妙にも思えるかもしれないが、「ネット流行語100」というシステムの関係で2020年1月(厳密には2019年12月ごろから?)から集計されており、この記事が作成されたのは2020年の9月21日。
つまりこの記事がネット流行語100として選定されるのに必要な期間は実質2ヶ月程度と他の記事と比べても集計日数が少ない状態だったのである。ある意味ではノミネートされたことそのものが快挙といってもいいほどであった。空中戦でなくても分が悪かった
この「ネット流行語100」の発表を受けてか「ソードアート・オンライン」原作者の川原礫が黛冬優子に興味を示した模様。
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https://twitter.com/kunori/status/1339061904929517568
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https://twitter.com/kunori/status/1339215659255808003
挙句の果てには、雑誌『BRUTUS』No.933(アイドルマスター15周年記念特集号、2021年2月15日発売)に、各界著名人のプロデューサーに混じって川原のインタビュー記事も掲載された。
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https://twitter.com/kunori/status/1361184863106207744
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最終更新:2025/04/14(月) 03:00
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