いいいろの日とは、色について関心が深まる日である。
愛知県下で塗装と塗料に関する業界の団体「愛知昭和会」が1991年11月16日に開催したシンポジウムの中で提唱した記念日。日本記念日協会認定。
「色」が日常生活に与える影響を見直すとともに、塗装の持つ(1)美粧性(2)機能性(3)簡易性などを広くアピールするのが主な目的。
日付の由来は"いい色(1116)"の語呂合わせから。いい色の日PR用に1116の文字列をモチーフにした鳥のようなキャラクターも存在し、愛知昭和会のwebページや同会のPR運動で使われる横断幕に使われている。
提唱した愛知昭和会が記念日提唱以来、全国に定着するようにボランティア塗装活動などを通じて普及努力を行ってきたもののいまいち定着には至らず、2012年に愛知昭和会発足40周年を機にこの記念日制定の基本的な意義を見直し今一度業界への普及をはかるためホームページ一新やPR活動に努めた…が、いまいち至らなかった様子が愛知昭和会のwebページが未だ完全な形に至っていない(2018年11月現在)ところに見受けられる。
ところが時代が進み世の中にSNSが普及すると、いいいろの日という語呂合わせが制定した愛知昭和会の思惑とは少し違う形でSNS利用者に気に止まるようになり、この日に合わせてさながら芸術の秋の最後を飾るかのように、TwitterやインスタグラムといったSNSにも紅葉が訪れたかのように色彩豊かな写真やイラストが個人・タレント・企業問わず「#いい色の日」というハッシュタグと共にUPされるようになる。
また愛知昭和会とは別に日本流行色協会が、色がその時代を生きる人々の気分と密接に関わっていることを広く知ってもらうとともに、 色への関心を高めることを目的に「今年の色、未来の色」としてその年のムードを象徴する色を2015年から発表している。
愛知昭和会とは別に日本塗装工業会が社会に対してペインティングの正しい理解をより深めてもらおうと公募により「いいいろ塗装の日」を同じく11月16日に制定(1998年)。さらに日本色彩環境福祉協会が色彩の持つ力を理解して環境や福祉に貢献する人材の育成など協会の活動を広めるのを目的として「いい色・色彩福祉の日」を同じ(以下略)。
「いいいろ塗装の日」については「いいいろの日」と同じく制定した日本塗装工業会の思惑とは少し違う形で"模型の塗装について語るハッシュタグ"としてTwitterで普及している。
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最終更新:2025/03/25(火) 08:00
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