いしづち(列車) 単語

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イシヅチ

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いしづちとは国鉄からJR四国にかけて運行している列車である。

概要

高松駅から松山駅間を予讃線経由で結ぶ特急列車である。予讃線の線路容量が少ないことから、大半のいしづち宇多津駅・多度津駅松山駅間でしおかぜと併結運転を行っている。

いしづち列車名は、特急列車の前に準急列車急行列車でも使用されていた。

準急いしづち1985年止された小松島線小松港から愛媛県松山駅を結ぶ列車として設定されていた。南海和歌山港から小松港の航路利用客を対に設定されていたが、高松市は経由しないものの地味徳島市松山市の二県の県庁所在地乗り換えしで結んでいた。しかしながら急行格上げを経てヨンサントオダイヤ正で止されてしまった。

特急いしづちは、瀬戸大橋線開業後、従来高松松山間を結んでいた特急しおかぜの名称が高松駅発着から岡山駅発着になった事に伴い、高松駅発着の特急列車として設定された。設定当初はしおかぜ5往復に対していしづち9往復が設定されていたが、新幹線が接続している岡山駅を発着する列車の利用客も多かったので徐々にしおかぜと本数が同程度となっている。また、しおかぜの本数増加に伴い宇多津駅しおかぜ連結する列車も増えている。

一時期8000系の2両編成のいしづちも運転されていたが(併結時は7両)8600系運用開始後は2両編成は8600系担当になり3両に戻っている。
多客期にはしおかぜとの併結編成すべてが岡山行となり、その際には多度から高松までの短距離特急となる。(この際気動車特急がいしづち運用に入ることもある。)

2020年コロナ禍の際は時でも多度から高松までになり相方しおかぜの併結両数が5両・4両に減された。

の区間運転の列車はそれぞれ列車称が変更される。

間にも「ミッドナイトEXP高松」(高松伊予西条)、「ミッドナイトEXP松山」(松山新居浜)が運行されていたが、2021年3月ダイヤ正で止された。

運行形態

「いしづち」データ

「モーニングEXP高松」「モーニングEXP松山」データ

(2021年廃止)「ミッドナイトEXP高松」「ミッドナイトEXP松山」データ

停車駅

●は全列車、○は半数以上が停は半数未満の停、-は通過。
伊予土居石鎚山駅・三にはかつて停する列車があったか、または臨時列車が停する事がある。

松山駅以東





































西


















いしづち
1-30号
[高松松山]
いしづち
101104106
[高松松山]
ミッドナイトEXP高松(止)
モーニングEXP高松
[高松伊予西条]
ミッドナイトEXP松山(止)
モーニングEXP松山
[新居浜松山]
参考:松山駅以西(2016年改正前)






























いしづち
参考:特急いしづち設定時の停車本数

1988年4月10日ダイヤ正時点、しおかぜの停とその合計も記載。










































西















下りいしづち 0 0 9 9 0 9 9 6 1 9 2 9 9 2 9 9 9 9 6 2 9
下りしおかぜ 5 5 0 0 5 5 5 3 1 5 1 5 5 1 5 5 5 5 3 1 5
下り特急合計 5 5 9 9 5 14 14 9 2 14 3 14 14 3 14 14 14 14 9 3 14
上りいしづち 0 0 9 9 0 9 9 6 1 9 4 9 9 3 9 9 9 9 7 3 9
上りしおかぜ 5 5 0 0 5 5 5 2 1 5 1 5 5 1 5 5 5 5 2 1 5
上り特急合計 5 5 9 9 5 14 14 8 2 14 5 14 14 3 14 14 14 14 9 4 14

松山間は下りいしづち3本・下りしおかぜ1本・上りいしづち2本・上りしおかぜ2本の全列車伊予市伊予中山駅・内子伊予八幡浜・卯之町伊予吉田駅に停していた。

列車名の由来

西条市南部の久万高原町とのにある四国最高峰の石鎚山(いしづちさん)から。

列車名の変遷

準急・急行いしづち

1963年2月 小松港~池田~多度間の準急の運行区間を小松港~松山間とし、名称も準急いしづちに変更。

1966年3月 準急いしづち急行に格上げされる。

1968年10月 止。

特急いしづち

1988年4月 瀬戸大橋線開業のダイヤ正で高松松山間を運行していたエル特急しおかぜの名称変更という形でエル特急いしづちが9往復設定される。内訳は高松松山間下り6本・上り7本で高松間下り3本・上り2本。
上記を参照

1989年7月 1往復がしおかぜ連結するようになる。

1990年11月 単独運転となり高松松山間下り4本・上り5本と高松間下り4本・上り3本の系8往復に減便。

1993年3月 全列車高松松山間の9往復運転となる。3往復はしおかぜ連結

1994年10月 高松間・松山高松間の上下1本ずつを増発しいしづちは計10往復に。

1996年3月 94年に設定されたいしづち高松駅発着から新居浜駅発着に変更。

1997年11月 高松松山間のいしづちを3往復増発して13往復になるが、しおかぜとの連結列車も下り10本・上り9本に増加。

1998年3月 いしづち16往復に増発。内訳は高松松山間下り12本・上り13本と高松間下り3本・上り4本で下り13本・上り12本はしおかぜ連結していた。

2000年3月 しおかぜ連結する列車を1往復増発、いしづち自体の本数に変化し。

2003年10月 うずしおの分離で伊予西条駅始発のいしづちが設定されると同時に下り17本・上り18本に増発。

2014年6月 8600系運用開始。

2016年3月 乗り入れを止。

2020年 コロナ禍による乗客減により時でも多度松山の運転を取りやめ

2021年3月 「ミッドナイトEXP高松」、「ミッドナイトEXP高松」を止。

2022年3月ダイヤ正により、下り最終の「いしづち29号」(多度津駅から「しおかぜ29号」と併結)の伊予西条駅 - 松山駅間と、上り最終の「いしづち106号」の新居浜駅 - 高松駅間の運転が取り止め。また、日曜休日運休の「モーニングEXP高松」と「モーニングEXP松山」が毎日運転となった。

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