いすゞ・ミュー

いすゞ・ミューとは、いすゞが1989年から2002年まで生産していたSUVである。

概要

ピックアップトラックのロデオなどをベースとしたSUV。
車名は「MYSTERIOUS UTILITY」の頭文字をとったもの。
当初は3ドアのみであったが、1995年から別モデルとして5ドアロングボディが追加された。
2002年にはいすゞが乗用車事業から撤退、生産を終了した。

歴史

初代（1989年～1998年）

1989年発売。
発売当初はマニュアル、ガソリンエンジン、2人乗りのみで、ボディタイプは乗用登録のハードカバー（樹脂製）と商用登録のソフトトップ（幌）が用意されていた。

1990年には一部改良を実施、4人乗りのハードトップを追加。
同時に、ソフトトップ以外にディーゼルモデルが追加された。

1991年には一部改良を実施。
オートマチック仕様車が追加された。
翌年にはソフトトップ仕様車が廃止されている。

1993年にはマイナーチェンジを実施。
ハードカバーとハードトップのガソリンエンジンが廃止され、エンジンが3100ccディーゼルのみとなった。

1995年には一部改良を実施。
4ドアロングボディを追加（このモデルについてはいすゞ・ウィザードの項を参照）

1998年にはモデルチェンジを実施、2代目となった。

2代目（1998年～2002年）

1998年発売。
エンジンに新開発のコモンレール式のDdターボを搭載。
ボディタイプは従来のハードトップ（レジン製）に加えて4人乗りのオープントップ（後部が幌）を設定。

2000年にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインが変更されたほか、オープントップのエンジンが3000ccガソリンに変更された。

2001年にはレジントップもガソリンエンジンに変更、2002年には生産を終了した。

もともと時代の流れで3ドアのSUVが売れなくなっていたこともあってか、2代目の販売台数は1261台であったという。

関連動画

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関連項目

• いすゞ
• いすゞ・ウィザード
• いすゞの車種一覧