うつヌケとは、田中圭一による漫画およびそれをもとに作られた言葉である。
現代人が陥りやすいと言われている病気「うつ病」。そんな精神疾患であるうつ病を脱した人たちのことを指して使われるようになった言葉である。
元々は2017年1月19日に発売された、田中圭一による漫画作品『うつヌケ ~うつトンネルを抜けた人たち~』というタイトルから生まれた言葉。この作品は、作者自身のうつ病との闘病生活、うつ病からの脱出体験をベースに、作者以外のうつヌケ成功者のレポートをドキュメンタリー形式で描いたもの。この本は、30万部を超える大ヒットとなった。
この作品がきっかけとなり、SNSや各種メディア「うつヌケ」という言葉が広く使われるようになった。特にネットでは各種ニュースサイトでうつ病から脱出した経験を語る記事が多く書かれるようになった。このことからか、2017年11月9日に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネートの一つに選ばれた。
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最終更新:2024/04/26(金) 01:00
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