おい!それぇ!!ノン!とは、漫画「へうげもの」第五話にて、織田信長様が古田織部重然(この時点では古田左介)に対して言った言葉で御座る。
山田芳裕原作の「へうげもの」5話で織田信長様が、荒木村重攻めの恩賞として”南蛮漆器蒔絵箱”と”金子”を古田自身に選ばせた際の出来事で御座る。しかし金子はともかく蒔絵箱は明らかに自分の功績とは不釣合いで、価値のありすぎるもので御座った。つまり左介は金子を取らねばならないのだが、蒔絵箱が欲しくてたまらない。迷った挙句、「金子を頂戴仕ります」と口にしておきながら蒔絵箱を手に取ったその所業故、信長様が「おい!それぇ!!ノン!」と言い放った次第にて。
ニコニコ動画においては、現状へうげものを元ネタにした平蜘蛛PのアイマスMADに付けられるタグであるかと。
掲示板
7 ななしのよっしん
2012/11/27(火) 05:05:09 ID: uC+IZxXFCA
織田信長が初めて「良い茶器には藝術品として大金を積む価値がある」という価値観を広めた、
という話を聞いてた(井沢元彦だったかな?)んだがそれと考え合わせると感慨深い。
8 ななしのよっしん
2017/02/27(月) 01:10:49 ID: AnereXf2Zr
記事があった事が驚いた。
金子 栄達のために必要なもの
蒔絵箱 価値はあるが趣味
どちらを選ぶかを見たかったのかと。
9 ななしのよっしん
2020/09/25(金) 19:37:32 ID: W3EFgS32Zr
信長は数寄者である古田佐助が、金子より南蛮漆器蒔絵箱の方が価値が高い事を看破する事は分かりきっていたが、主君に対して何か負い目を感じる事情を隠している事も察していたので、家臣として信を置くに足るかを試した一幕。
結果として古田佐助は金子を選び、信長の信用を失わずに済んだ上、天下統一を成さんとする信長という大器に魅せられていく。
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最終更新:2024/04/19(金) 09:00
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