おいでよ宮城とは、宮城県を案内し続ける人である。
一言でいえば、宮城県をしきりにアピールし続けるツイッターアカウント。
twitterでは非公式ながら、特定の地域を応援・PRしているアカウントがある。
「◯◯においでよ」(◯◯には地名が入る)の名称で地元にまつわる情報を発信しており、宮城以外の県名を持つアカウントから「白石」「塩竃」のような特定の市町村を指しているものまで多彩だが、そんな中でもこちらの「おいでよ宮城」は群を抜いた知名度や影響力を誇っている。通称「おい宮」「おい宮さん」。
当記事でもこれ以降はおい宮さんと呼ぶ。
2013年12月にアカウントが開設されて以来、ユーモアのあるご当地ツイートを発信し続け、県内県外を問わず多くのtwitterユーザーに親しまれていている。
ちなみに、宮城県がいわゆる「聖地」となっている作品の1つに「ジョジョの奇妙な冒険(第4部・ダイヤモンドは砕けない&第8部・ジョジョリオン)」があり、同作の舞台である杜王町が、仙台市がモチーフの街である事も有名だが、おい宮さんが人生で最初に読んだジョジョもちょうど週刊少年ジャンプで連載中だった第4部だったらしい。
ジョジョ以外のサブカルチャーにも堪能で、様々な作品や分野からツイートのネタを拾ってくる。「刀剣乱舞」でも、いくつかの刀剣が伊達政宗に関連する剣だけにこちらにも博識。またテレビ番組「世にも奇妙な物語」が放映された時は「#世にも宮城な物語」というハッシュタグまで流行させている。
何より、毎年3月11日がくると東日本大震災や防災に関するツイートも、色褪せてはならない記憶として発信し続けてくれる。
仙台市太白区にあるカレーハウス「Curry Spot 祭-sai-」では、常連だったおい宮さんがこのお店をしきりにPRしていた事もあり、「おい宮カレー」の名前でも広く知れ渡った。
現在では仙台市内の3つの飲食店で、お店で「おい宮を見た」「宮城においでよ」と伝えると、料理が一品をサービスされる「おい宮クーポン」までも誕生している程の影響力である。
なお、ツイッターのアイコン画像で使用されているキャラクターは仙台市のご当地ゆるキャラ「ケヤッキー」といい、2001年に開催された第1回宮城国体のマスコットキャラである。
国体後、会場だった場所には現在もひっそりとケヤッキーの像が残っているのだが、あまり定着しなかった。現在では、ケヤッキーといえばおい宮さんというイメージが定着しつつあるのだが。
2013年から活動しているツイッターアカウントだが、2016年にNHK大河ドラマ「真田丸」が放映されると詳細な解説をもツイートするようになった。そのかなり詳細な内容に、多くの視聴者や時代劇ファンたちから関心を集めたが、その秘密は翌年の2017年3月、おい宮さんの中の人の正体が公開されたことで判明する。
気になる人はこの記事の最後の、インタビュー記事へおいでよ。
2017年には、ニュースサイト「TOHOKU360」が主催する「勝手に!第1回仙台流行語大賞」にて仙台流行語に『おい宮さん』がノミネートされ、「#東北でよかった」「杜王町」「仙台弁こけし」などといった対立候補を相手に、2位以下を大きく引き離し1位に輝いた。
この件に関しておい宮さんは「投票ありがとう 流行に乗って 宮城においでよ
」とコメントしている。
さらに同年12月20日には、NHK総合テレビ「てれまさむね」でおい宮さんの特集が組まれ、ついに宮城県内でテレビ出演も果たした。
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最終更新:2025/12/09(火) 22:00
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