おぎやはぎのメガネびいきとは、TBSラジオ他全国5局ネットで放送されているラジオ番組である。
関東:TBSラジオ(954kHz)
北海道:HBCラジオ(1287kHz)
大阪:ABCラジオ(1008kHz)
福岡:RKB毎日放送(1278kHz)
沖縄:RBC琉球放送(738kHz)
パーソナリティーは人力舎所属の漫才師おぎやはぎの二人。
異様なまでに仲の良いコンビとして知られておぎやはぎの軽快なトークに鍛えられたリスナーのツッコミ、そして構成作家「鈴木工務店」や「週刊・おぎやはぎ批評」を担当する「升田尚宏アナ」と聞き所は多め。
2006年10月6日に「金曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき」というタイトルでスタート。二人が前番組「吠え魂」担当の極楽とんぼと親しい仲だったこともあり(おぎやはぎは『吠え魂』にも度々出演していた)、武闘派リスナーがそのまま流れ、「吠え魂」に引けをとらない人気を誇る。放送開始から2年後、深夜枠改編により25時台を加藤に引き継ぎ、一旦「火曜JUNK ZERO おぎやはぎのメガネびいき」として、火曜24時からの録音放送という体制になる。そして2010年4月より、再び25時台に復帰し現在に至る。
現在の担当枠は木曜日。裏番組がナインティナインのオールナイトニッポンという事で、聴取率面で苦戦が続き、なかなか民放トップの座を奪えない状況下にあった。特に20代リスナーの聴取率は『※(測定不能)』という惨事であった(つまり聴取者がほぼ0人という事)。
そこである日、二人が『20代のリスナーに聴いてもらえるためにはどんな話をしたらよいか』と、生放送中にメールを呼びかけたところ、あるリスナーから「『アニメ』の話をしてみてはどうか」という提案が送られてきた。これに興味を持った矢作が、当時話題となっていたとあるアニメ作品を視聴してみたところ――(下記「ニコニコ動画におけるメガネびいき」参照)
毎週「こんな○○は嫌だ」というお題を設け、それに寄せられた投稿を小木がビートたけしの微妙なモノマネで読み上げるくコーナー。 こんな○○に対するタイトルと、その後のたけしのセリフ両方を募集する。
タイトルの通り、毎週2時きっかりに行われるコーナーであり、どれだけフリートークが盛り上がっていようと、時間になればBGMが入り強制的にコーナーに突入する。
雨上がり決死隊のラジオで行われていた『2時のコーナー』に触発されて始まったコーナーで、 元ネタはもちろん『天才・たけしの元気が出るテレビ』の人気企画『たけしメモ』である。
他人の名言をなかなか認めたがらない小木に古今東西さまざまな名言をぶつけ、ぐうの音をでなくさせるコーナー。 タイトルは、AKB高橋みなみが総選挙で語った『名言』であり、それに対し小木が『結局は報われた側のセリフ』とばっさり切って伏せたことが、 コーナースタートのきっかけとなった。
小木の真骨頂である屁理屈めいた反論が次々炸裂するコーナーだが、 時折もっともな発言をしたり、オリジナルよりよほど秀逸な名言を産んでしまうこともある。 また、芸能人らのちょっと勘違いした発言を『名言』と称した確信犯的な投稿も多く、 特に、ブログで『名言』を連発している神児遊助先生は、毎週コーナーのトリを飾るほどの人気者である。
2012年8月9日の放送では、コーナースタートの立役者である高橋みなみが「五輪は総選挙以上だと思う」と言ったことに対しいつもどおり反論。 ところが、この発言がネットニュースに「小木激怒」という過剰な見出しで報じられたことで多くの人に知られることになり、結果炎上。 ファンは怒り、アンチは喜ぶちょっとした騒ぎとなり、最終的には熱心なAKBファンとして知られる小林よしのりが、 自身のサイトで小木を批判する事態にまで発展した。
翌週の放送で、おぎやはぎ二人はこれらの騒動について触れ、「この話題で怒ってると思われるのが恥ずかしいよね」と ファンやアンチの過熱ぶりに苦笑いしつつも、小林の代表作である『おぼっちゃまくん』のギャグを引用し、謝罪した。
金曜JUNK時代から絶えることなく続いている長寿コーナー。
元々はタイトル通り、「○○してそうな人っぽい名前」を送ってもらうコーナーだったが、 最近は
「○○という質問をしたとき、yahoo知恵袋でベストアンサーに選ばれそうな回答」
「○○な時イチローが言いそうな事」
など、「それっぽい何か」だったらもはやなんでもよくなっている。 自由度が高く、リスナー間で流行るネタも常に変動するため、時期ごとに違った味わいを出すコーナーである。
ふわっとしたしゃべりや、滑舌の悪さがなかなか直らないおぎやはぎに反省を促すべく、 リスナー達が毎週の放送に対し批評を送るコーナー。
基本的には、先週の放送でおぎやはぎの二人が噛んでしまった箇所が逐一指摘されるのだが、 中にはそう聞こえるというだけで、スタジオにカラスや豚などの動物がいた、おぎやはぎの二人が本番中にセックスして絶頂している などの言いがかりが寄せられることも。
司会進行は、TBSアナウンサーの升田尚宏。最初の頃は元NHKアナらしく至極真面目に業務を務めていたが、 回を重ねるごとに前置きが長くなり、最近はやたら自分の力量をアピールしたり、魔法中年ますだ☆マスーダに変身してみたりと 彼自身が批評の対象になりかねないはっちゃけぶりである。
何故か40~60代の主婦や専門職からの投稿が異様に多い。
2012年1月19日のラジオ番組木曜JUNK『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)にて、20代男性の聴取率がないことが発覚。20代男性に聞いてもらうための案としてリスナーより、20代男性に人気だと言われるアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』を見てみてはどうかと勧められる。
これをきっかけとして実際にスタッフが用意した2巻までのDVDを見た矢作がまんまとハマり、1月26日の放送で1時間近く熱弁した動画がニコニコ動画にアップされ話題となった。
(木曜JUNK『おぎやはぎのメガネびいき』の動画はこれ以前からも存在している)
今回の動画の1本目で『おぎやはぎのメガネびいき』という番組を知り、そのおぎやはぎの軽快なトークや鍛えられたリスナー層に引きつけられて、以後の受信を決めたというコメントもかなり見受けられている。
矢作「今俺たちがこうやって平和に暮らしてられるのは全部まどかのおかげなんだよ。」
全話の視聴を終えた矢作はそんな事まで番組内でのたまい、番組放映日当日、仕事でたまたま会ったずんのやすに勧めたり、番組中でも当然のように相方である小木に勧めるのであったが、オタク嫌いでも知られる小木は断固視聴を拒否し、結果小木は娘・まある(3才)に見せるとのたまいスタッフが用意したDVDを持ち帰ることになった。
2本目の動画投下後、本格的にニコニコで話題となり、過去の関連動画の視聴が増えたり、今回のソレを題材としたMADが作られたりするも、次回メガネびいき放送の前日には、発端となった2つの動画は公式削除となった。
なお、スポーツ報知で当番組が取り上げられた際には、ハマった過程やおぎか☆オギダ本編の動画について『動画サイトでも脅威の再生回数』と記されている。
で、迎えた2月9日……小木は親子で6話まで視聴(ティロ見×3)しガチハマリ。心配された小木の娘・まある(3才)のガチ泣きという事態は回避されたが、2月23日にスペシャルデイ企画として『魔法小木おぎか☆オギダ』をやると予告したのである。
2月16日、本編においては、まどマギ関連話題はごく短かったが、次回予告として「オギプルギスの夜」などと言う単語まで登場。
小木は「さやか、まどか、ほむらが応援しに来てくれるのかも……」とリスナーと矢作の期待をあおったのだった。
ちなみにこの日は、まどマギよりママーンこと矢作の実母からのメールで盛り上がった回となったとか。
(小木の感想は2月16日のpodcastで出ているため気になる人はメガネびいきの公式HPを参照)
で、マミと杏子は?
そしてキタエリは二年連続でメガネびいきのスペシャルウィーク企画出演となった。
詳しくは『魔法小木おぎか☆オギダ』の項参照
結果的に、小木家は家族そろってまどか☆マギカにはまることとなった。
※公式HPの「らじこん」で番組本編は期間限定かつ抜粋ではあるが有料配信中。該当日の分はすでに公開終了しているが素直に聴きたい方は割れなんか使わないでこっちを使ってください。
ちなみにこれら一連の騒動の始まる11ヶ月ほど前の2011年2月24日、『おぎやはぎのメガネびいき』のスペシャルウィーク企画『オギニーランド』にまどか☆マギカの出演者である、喜多村英梨がゲスト出演したのではあるが、奇しくも『おぎやはぎのメガネびいき』は木曜深夜1~3時に放映されており、同日3時からはTVで『魔法少女まどか☆マギカ第八話』が関西圏において最速放映される日であった(余談ではあるが関東においての放送はどちらもTBSだが、関西では「まどか」の制作・放送はMBS、「メガネびいき」の放送はABCと齟齬が生じている)。
2012年1月26日の放送でそのことを知った矢作は、何かの魔法にかけられたのか午前1時49分に「ヤハギカラス」に変身し、ゴミを漁る小汚い声で「アァーーーーーッ!」と鳴いた。「ヤハギカラス」は翌週2月2日の放送でお忙しい魔法BBAの奈歩さんの代わりに、魔法中年ますだ☆マスーダによって退治された。
カラスの魔女(Yahagi)
その性質は説明。
作品の良さを伝えるべく語り続ける魔女。
しかしネタバレを恐れるあまり、何も説明できない。カラスの魔女の手下(Ogi)
その役割は理解。IQは160。
作品を見ようとせず、ただ解説を求める。
カラスの魔女の説明で内容の概ねを知ることができる。
黒まどか(悠木碧)の魔法「スウジヲフヤシテ」のおかげなのか、当スペシャルウィークの聴取率が同時間帯で『ナインティナインのオールナイトニッポン』を抜きトップに躍り出る結果となった。『ナイナイのANN』はオールナイトニッポン最長パーソナリティであり、TBSの深夜枠は木曜日において一度もLFを超えられない状態が続いていた。
あのコサキン(小堺一機・関根勤)、さまぁ~ず、アンタッチャブルでさえ成し遂げられなかった偉業を、おぎやはぎがついに達成したのである。
さらにはエロゲにも興味を持ちだし、え?ホントはチャーハン&エロス!?
まだまだ注目せずにいられないメガネびいきであった。
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最終更新:2024/04/18(木) 20:00
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