「おさわり探偵なめこ栽培キット」とは、iPhone/Androidのスマートフォン用ゲームのタイトルであり、
そこから展開した「なめこ」関連グッズ全てにつけられているタイトルである。
栽培用の原木にフードを与え放置すると「なめこ」が生えてくるので、それをタッチで収穫していくというゲーム。収穫すると貯まっていくNPを使って設備を強化し、ときおり生えてくる「白なめこ」「オニなめこ」といったレアなめこを発見していき、なめこ図鑑のコンプリートを目指す。基本的にはフードを撒いた後は数分~数時間放置するだけなので、プレイヤーがやることと言えば、『指を使って収穫すること』と『ただひたすら生えてくるのを待つこと』だけで、他にあるのは特定のレアや品種改良を目指す場合に固有のなめこや設備を残しておくぐらい。
数十秒程度の時間で遊べる時間的な自由度が特徴で、個性的ななめこの適当な解説も魅力となっている。
なお、タイトルにも冠されている「おさわり探偵」こと小沢里奈本人はこのシリーズには基本的に登場しない。
後述の通り、元々はシリーズ化など考えられていなかったが、本編以上に人気が出たことで多数の派生作品が登場しており、今なお里奈ワールドと共に世界観は拡大している。今でこそ設備の大事な発明家という側面を持つ「じい」も元々はおさわり探偵シリーズでの里奈の家に仕える執事だが、今となってはなめこの方の設定が有名になってしまっている。
アプリの価格は無料で課金要素は一切ない。画面下に広告が出るだけとなっている。
「なめこ」というのは、ニンテンドーDSソフト「おさわり探偵小沢里奈」のキャラクターで、主人公の里奈の助手をしているナメコのキャラクターだった。なお、オリジナルなめこの設定も1と2で急激な変化を遂げており、1ではプレイヤーも里奈も単なるペットくらいにしか扱っていなかったが、2で『探偵協会から派遣された探偵助手のプロフェッショナル』という衝撃的な事実が明らかになる。ちなみに移植前の原作には1種類、一匹しか登場しないが、「なめこ栽培キット」アプリには初代から30種類も登場。
その後バリエーションを次々と増やし、その種類は300を越えている。
「なめこ栽培キット」は、元々は「おさわり探偵小沢里奈」がiPhoneに移植される際に宣伝用に作られた無料アプリで、これ自体を商売にすることなど想定されていなかった。宣伝用アプリとしても最も後発で、これ以前に『おさわり探偵味噌汁』『おさわり探偵占い』という2種類が出ているが、この2つはiOSのみであまり話題になっていなかった。
単に放置するだけ、という下手をすればクソゲーと看做されかねない超が付く単純なルールかつシンプルな構成なのはそのためである。しかし2011年6月のリリース直後から瞬く間に評判となり、ストアのランキング上位を獲得。
この当初からiPhone未所持層にもキャラクターとして広まっていたようで、年末には好評を受けて「なめこ」グッズを販売開始する。さらに「小沢里奈」の移植予定がなかったAndroidにも「なめこ栽培キット」がリリースされ、宣伝アプリから「なめこ栽培キット」シリーズとして展開するようになっていく。
現在はシリーズが増えて「なめこ栽培キット」のアプリも4種類になり、それぞれで違う種類のなめこが栽培できる。
グッズ展開も増え、今や書店やコンビニ、スーパーなど様々な場所で見かけるようになり、キャラクターグッズそのものがアプリの宣伝になるという現象も起きているという。
さらに公式サイトも『なめぱら』という里奈シリーズよりなめこシリーズを全面に押し出したものになっており、ここではオリジナルの4コママンガが連載され、書籍化も果たした。なお、4コマのなめこは里奈の探偵助手が活躍する話とそこらにいるアホななめこ達が活躍する話が不定期で掲載されている。
完全に原作から一人歩きしているように見えるシリーズだが、原作「小沢里奈」も遅れてAndroidに移植、品薄だった1のベスト版が数年ぶりに再販、さらに3DSで続編が発売決定、ノベライズが発刊、ねんどろいど化決定と、シリーズとして再動するに至っている。
結果的に、原作の宣伝アプリとしての役目も立派に果たしたようだ。
BEEWORKS GAMESのアカウントで動画投稿もしている。
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最終更新:2025/04/01(火) 00:00
最終更新:2025/03/31(月) 23:00
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