おぼっちゃまくん 単語

153件

オボッチャマクン

2.2千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

おぼっちゃまくんとは、小林よしのり漫画及びアニメ作品である。

概要

御坊999代当、御坊魔の麗にて波乱なる日々のドラマである。(アニメオープニングより引用

80年代から90年代にかけ、「コロコロコミック」にて連載されていた漫画作品。

世界一の大持ちである御坊財閥の跡取り息子・御坊魔(通称おぼっちゃまくん)の持ちゆえのぶっ飛んだ日常を描いた作品。テレビアニメ化もされている(後述)。

連載当時はおぼっちゃまくんが使う独特な「茶魔語」と呼ばれる言葉が流行し、一時代を築いた。現在でも「そんなバナナ」などの一部の茶魔語日本語の中に生き続けている。

登場人物

テレビアニメ

1989年1月よりテレビ朝日系列土曜19:30 - 20:00の時間帯に放送開始。平成で最初に放送が開始されたアニメである。

テレビ朝日1987年より同時間帯をアニメとしていたが、おぼっちゃまくんの前に放送された『鉄拳チンミ』が半年で打ち切られるなど1年持たない作品が続いた状態で、またおぼっちゃまくん自体内容が下品ということでPTAからの敵にされ、地域によっては「おぼっちゃまくんを観ないように」という通達が出されたほどである。この特性からスポンサーが付きにくく、CM提供クレジット省略し番組制作費の負担が不要などCM単価を低く設定せざるをえなかった。このように放送前から最悪ともいえる状況であったが、いざ放送が開始されると視聴率は10%後半から回によっては20%えることもあり、コロコロコミックアニメでは20%後半から30%台で推移していた『ドラえもん』に次ぐヒットとなった。

この予想外の高視聴率に他局がとばっちりを受け、同じ時間帯にアニメを放送していたフジテレビではまず『名門!第三野球部』が太刀打ちできずに夕方ローカルへ移動し、同じ小学館人気作品『らんま1/2』で対抗するもこちらも半年で夕方ローカル行き、最後は『ドラゴンクエスト〜勇者アベル伝説〜』を出すもやはり太刀打ちできず夕方ローカル行きとなり、とうとうフジテレビがこの時間帯のアニメをやめてしまった(なお、『らんま1/2』について高橋留美子ファンから相当恨まれたらしく、暫くしておぼっちゃまくんとコラボレーションを行なった際にファンから脅迫を受けたと小林よしのりっている)。

日本テレビプロ野球巨人戦放送のない日(ちなみに4月から9月にかけて約半分が巨人戦の放送)は特番を組んでいたが、視聴率で苦戦してか編成の変更が相次いでいる。時間幅が広いためおぼっちゃまくんの々はれないが、巨人戦がある日もおぼっちゃまくんは高視聴率を維持していたことから日本テレビからしてもおぼっちゃまくんは脅威であったと思われる。

そしてこの時間で長年高視聴率をたたき出していたTBS系列の『クイズダービー』までも食い始めた。『クイズダービー』は大橋巨泉が番組を降した後はおぼっちゃまくんに視聴率で負ける回もあり、テコ入れと称して編成をコロコロ変えてしまい、1992年に番組が終了する遠因になっている。ちなみに『クイズダービー』もおぼっちゃまくんを意識してか(裏番組に関わらず)茶魔語の問題を出したことがある。

このように他局の番組を食うほどの人気を博していたが、先述の通りCM単価が低いためさほど収益が得られなかったためテレビ朝日局内の評価は高くなく、またマンネリ化のため次第に視聴率が下がっていき、最後はフジテレビ1993年に放送が開始された『平成教育委員会』に食われる形で放送は終了した。それでもハンデを背負いながらも放送期間は3年にわたり、いかにおぼっちゃまくんが人気であったことがわかると思われる。

その後も再放送が行われたり、DVDが発売されている(但し倫理再放送や収録がされていない回がある模様)。

余談・その他

関連動画

関連静画

関連商品

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
ニコニ広告[単語]

提供: 宅配ボックス

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/20(土) 10:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/20(土) 10:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP