お偉いさんとは (サイキョウプレイヤーとは) [単語記事]

お偉いさん（おえらいさん）とは

お偉いさん - 偉い人間に対しての呼称・蔑称の一つ。
お偉いさん - ニコニコ動画の動画投稿主。本項下部で解説。

両項を順を追って説明する。

概要（１）

お偉いさんは「偉い」という単語に「お」と「さん」を付けたもの。主に偉い人の人称代名詞のように使う。身分が上の人、官公庁の役人、会社の重役などの呼び名。お偉方（おえらがた）とも。

使い方によっては敬称にも蔑称にもなる。
若い人でも社長や重役になれば「お偉いさん」になれるが、日本では起業した人以外は少ない。

よく「老害」と呼ばれる。
お偉いさんは老害も優秀の人もすべて含めるためかなり広義な部分がある。
詳しくは老害の項目を参照。

以下は一例。
もちろんまともな常識を持ったお偉いさんも一部はいるので安心してほしい。

以下はデメリットを示す。

中には「悪いお偉いさん」もいるのだが、
ここを直すと「良いお偉いさん」にランクアップできるので、是非見直して頂きたい。

一行で言えば「地位を悪用し、金に汚くて自分勝手で責任感がない」で済むのだが。

共通

だいたい昭和のノリ。（若い人を除く）
- 愛の鞭と言っておけばパワハラもOK。
- 自殺やうつ病は甘え、根性が足りんといった発想。
- 問題が起きてもなあなあで済ませればいい感。
「俺が正しい」「俺は悪くない」
- 年を取っている＝問答無用で偉い＝敬え。（無能の極みでも関係ない）
- いくら優秀でも若いというだけで一定以上昇進させない。自分を追い抜く事は許さない。
- 自分の意見を変えないし、自分の意見を認めない奴を許さない。間違っていても謝らない。
- 無能でも上から目線の場合がある。
- いくらアホで無能の極みでも若者や周囲は忖度しなくてはいけない。
コスト削減が大好き
- 各支店の売り上げを眺めて文句を言うだけ、視察という名の邪魔をするだけの簡単な仕事。
- 文句は言うが解決策を提示しない。それを考えるのは平社員の仕事だし、手柄は自分の物。
- 自分の取り分が減るので、いくら優秀でも若手社員への給与は控えめ。
- 粗悪品だろうが欠陥兵器だろうが、とりあえず安いものを選ぶ最終決定権を持つ。
セクハラ発言・問題発言に事欠かない。時代についていけない。
現場の手間や苦労を理解しない。
- お偉いさんは現場で働かないので、現場が大変だろうが知ったこっちゃない。
- 勝手に資材や備品・兵器などの規格を決めてしまい、現場を盛大に混乱させることも。
- 日本人は勤勉なので、文句を言わずにそれに応えてしまい無能老害の延命措置をしてしまう。
後述の政治家が天下りで重役についているパターンもある。（いるだけ）
- とりあえずタイムカードを押せば一日中エロサイト三昧でも月50万円以上など。
- もちろん数か月しかいなくても退職金は破格でガッポリ頂いていく。
  - 詳しくは 天下り の項目を参照。
というより、ブラック企業 の百科項目でほとんど説明がつく。

政治家・国会議員

二世議員で、親の看板を背負うだけで簡単になれる。
- 給料（歳費）その他毎年4380万円貰える。
  - 寝ていようがスマホいじってようが貰える。
  - 日当換算12万円、（8時間労働換算なら）時給15,000円と闇バイトもビックリである。
- 定年はないので、オッサンとボケたおじいちゃんばっかりの国会。
  - 平均年齢55.5歳。計算上は1966年生まれが多い。カラーテレビ普及前の昭和脳である。
  - 詳しくは 国会議員 の項目を参照。
利益にならない面倒な事はしない。
- 癒着企業、多額の企業献金をしてくれる大企業の言うことはよく聞く。（→レントシーキング）
- 票田となる高齢者だけは他の年齢層と比べて比較的大切にする。
犠牲者が出るまで法律は変えないが、犠牲者が出ると仕事してますアピールで一応変える。
施設やトンネル、橋を作りました！という華々しいパフォーマンスを好む。
- ただし地味な維持管理費用まではあまり金を出さない。パフォーマンスにならないため。
- 笹子トンネル天井板落下事故のような事故は今後も起きる。
- 金が無い訳ではなく、税金の無駄遣いをするだけの余裕は毎年ある。
よく分からない事は全部下に丸投げ。
- 忖度してくれるイエスマンで固めてあるので問題ない。
問題が起きても頭下げときゃなんとかなるし、税金で補償すればいいから懐も痛まない。