くうくうおなかがなりました/くうくうお腹がなりましたとは、みんなのトラウマのひとつである。
くうくうおなかがなりましたとは『Fate/stay night』『Fate/hollow ataraxia』における間桐桜のセリフである。
stay nightでは「くうくうお腹がなりました」と書かれた。タグなどではすべてひらがな表記で登録されていることが多い。その他の表記ゆれとして「おなかがくうくうなりました」と順番が入れ替わっているパターンもある。
Heaven's Feelルートの幕間「悪夢1」にてこのセリフが登場する。
人物は登場せず、夜の街を徘徊する描写と、夢特有の混乱した意識がつむぐポエムでつづられていくこの不気味な幕間は、その実、桜が無意識のうちに魔力を求めて人間を捕食しているシーンでもある。
桜が間桐慎二や間桐臓硯に対して不満を書き綴っている日記の中でこの言葉が登場する。以下、その抜粋。
○月○日 晴れ ☆☆☆
今日の出来事。
兄さんがわたしに黙って夕飯を全部食べてしまう。
兄さんが来るまで待っていたので、わたしは夕飯抜きだ。
くうくうおなかがなりました。
しかし、いつの間にか最初にいたぬいぐるみたちはいなくなってしまい、逆に桜姫の行く手を阻む意地悪なぬいぐるみたちが現れます。くうくうおなかがなりました。
桜姫が意地悪なぬいぐるみに軽く反撃すると、何とぬいぐるみが破裂して中からは美味しそうなキャンディが現れました。
これには桜姫も大喜びで、残ったぬいぐるみたちもつついては美味しいキャンディを手に入れてお口いっぱいに頬張るのでした。
…原作には存在しなかった白いドレスに身を包んだお姫様のような桜と、ぬいぐるみとお菓子に溢れた遊園地かテーマパークのようなメルヘンなシーンが映画館のスクリーンに登場した時、SNをプレイ済みの観客ほど度肝を抜かれただろう。
が、その実このシーンは原作の幕間「悪夢1」を桜視点で描いているに過ぎない。原作ゲームでは「悪夢」と銘打たれていたが、映画の桜視点では実に楽しそうな夢となっている。もっとも桜に遭遇してしまった不幸な人間にとっては悪夢以外の何物でもないのだが…。
原作をプレイした人は桜の独白の途中でこのシーンがくうくうおなかがなりましただと気付いたであろうが、このシーンの意味を理解してしまったとき、二度目の驚愕とそれを上回る恐怖が押し寄せるようになっている。
このゲームで間桐桜本人は登場しないが、桜から派生したキャラの一人「キングプロテア」がマイルームでの会話で「くうくうおなかがなりました……なんちゃって」というセリフを発する。
キングプロテアが実装されたのが2019年2月27日と、上記の[Heaven's Feel]第2章公開から日も経っていない時期だったため、劇場版HFを視聴してきたマスターのトラウマを呼び起こすには充分な威力であったと思われる。
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最終更新:2025/12/09(火) 14:00
最終更新:2025/12/09(火) 13:00
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