けものフレンズ2(漫画)とは (ケモノフレンズツーとは) [単語記事]


キミが隣りにいるのは当たり前。
そう思えるのはきっと――
今日まで一緒に歩んできたから、だけじゃない。

けものフレンズ2(漫画)とは、漫画雑誌「月刊少年エース」で連載されていた漫画作品である。
連載期間は１年半で、2019年２月号から連載が始まり、2020年 9月号で完結した。
原作・原案はけものフレンズプロジェクト、漫画は内藤隆(代表作に「黒髪巫女とマリアウィッチ」「コイバナキセキ」等)。

概要

テレビアニメ「けものフレンズ2」の公式コミカライズ作品。
ジャンルは"美少女、ラブコメ"・"コミカライズ"・"動物、自然"。テレビアニメ版のお話を元にしながら漫画として再構成されており、アニメを視聴済みでもより丁寧に描かれた人物や物語を楽しむ事が出来る。

単行本全３巻が発売中。
現在、ニコニコ静画とComicWalkerにて、１話と２話が無料公開されている。

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登場キャラクター

メイン

キュルル: 「僕のおうちだから…　自分の力で見つけて…　自分でつかみたいんです！」
　; パーク内の謎の廃墟から目覚めた、本作の主人公(メインヒロイン？)。
目覚めるまでの記憶がなく、自分の名前も覚えていない。
微かに残った『おうち』に対する記憶とスケッチブックに描かれた風景を頼りに、自分のおうちを探す旅を始めるところからけものフレンズ２は始まる。
他のフレンズを思いやることのできる心優しい少年だが、時折聡明な側面を見せたり寂し気な記憶が垣間見えたりする。
　
カラカル: 「それまで一緒にいてあげるから…　そんな顔しないの…！」
　; キュルル達と旅を続けるフレンズの一人。
感情の赴くままに行動しがちなサーバルと対照的に、一行の舵取り役となる頼れるお姉さん。
理性的なキャラかと思ったら、ものすごく涙脆いかったりなど人情家的な一面も覗かせる。
キュルルが目覚めて一番最初に出会ったフレンズ。
最初こそ「キュルルをおうちへ連れて行ってあげよう」と言い出したサーバルの付き添い程度の認識だったが、旅を続けているうちに心優しいキュルルへの思い入れが変化し始めている。
　
サーバル: 「今度は　一緒だよ！」
　; キュルル達と旅を続けるフレンズの一人。
直感で生きているだけのように見えて、勘が鋭く実は周りをよく見ているしっかり者。
大抵のセルリアンは一撃でパッカァァァンできたりするなど、他のフレンズとは一線を画する実力の持ち主。キュルルの『おうち探しの旅』の発案者である。
かつてヒトのフレンズと一緒に旅をしていたことがあるらしいが、そのことはうまく思い出せない様子。
　
ラッキーさん: 「ボンボヤージュ！ヨイ思イ出ヲ！」
　; 今作でも登場するラッキービースト。パーク内のガイドや乗り物の運転等の業務を担当している。
漫画版ではアニメ版に登場した４種類の他にも、様々なバリエーションのボディーが存在している模様。オシャレさんなのだ。

各ちほーのゲストフレンズ

けんきゅうセンター周辺: カルガモ
 ロバ
アヅア園: ジャイアントパンダ
 レッサーパンダ
かいじゅう園: カリフォルニアアシカ
 バンドウイルカ
みなみめーりか園: アードウルフ
 アリツカゲラ
 ナミチスイコウモリ
 オオセンザンコウ（センちゃん）
オオアルマジロ（アルマー）
ジャングル園: イリエワニ
 メガネカイマン
 ヒョウ
クロヒョウ
 ゴリラ
研究施設: かばん
 ミミちゃん助手
 コノハ博士
アルパカカフェ: アルパカ・スリ
 トキ
 タイリクオオカミ
 アライさん
 フェネック
 ショウジョウトキ
クロトキ
メサちほー: チーター
 プロングホーン; G・ロードランナー
廃集落: イエイヌ
セントラルホテル: リョコウバト; オオミミギツネ; ハブ; ブタ
PPP: プリンセス
 コウテイ
ジェーン
イワピー
フルル
サポートメンバー選考会: マーゲイ
 タヌキ
 パフィン
 スナネコ
セルリアンハンター: アムールトラ（ビースト）
アイアイ
 キンシコウ
 ヒグマ
オジロヌー
オグロヌー
トムソンガゼル
海のフレンズ: シャチ
 マイルカ
 シナウスイロイルカ
イロワケイルカ
所属不明: カンザシフウチョウ
カタカケフウチョウ

漫画版で追加された描写についての考察

漫画版には、所々にNEXON アプリ版と共通した設定が存在していると思わしき描写がある。

謎のオーブ状のエフェクト: おそらく漫画版けものフレンズ２の最大の伏線にして、最も重要な物語の根幹。
漫画版には時々、コマの中にオーブ状のエフェクトが入るシーンがある。
このエフェクトが入るタイミングは、多くの場合フレンズ達にとって大切な思い出を手にしている時なので、おそらくNEXON アプリ版で存在していた『輝き』に相当する存在だと思われる。
野生解放: アニメ版では存在が示唆される程度だった野生解放が、サーバルが意識的に発動できるようになっている。この状態になると消耗が激しいらしく、戦闘で本格的に使用した後、サーバルは三日三晩寝込んでいた。
１期アニメ版と同様にサーバル固有の能力の能力ではなく後にカラカルも使用しているが、やはりサーバルと同じくに発動後は激しく消耗している上、乱用すればビースト化する危険性も示唆されている。
希望の歌: かばんさんが作中でよく口ずさんでいる曲。リズムは明らかになっていないが、歌詞はNEXON アプリ版のプロローグそのままである。
アニメ版５～６話パートに相当する８～１１話は、漫画版の中でも特にNEXON アプリ版が連想される要素が色濃く出ているが、設定上の関連性は不明。
海のご機嫌の正体（ネタバレ注意）: 海底火山の噴火及び、それに伴うセルリウム（サンドスター・ロウ）の大量流出。本編中で度々起こる地面が揺れる現象も、おそらく火山性地震だと思われる。
海から遡上するように度々水場にセルリアンが出現してフレンズの生活を脅かしている為、ある意味では本作の黒幕とも言える存在。
このパークの危機とも言える天災によって、作中の最強の敵となる『超大型セルリアン』が発生した。

余談

単行本と同日発売された月刊少年エース11月号(9/26)に付録として、同作者描き下ろしの単行本掛けかえカバーが付属している。
興味のある人は購読を一考してみてはいかがだろう。

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けものフレンズ2(漫画)単語

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各ちほーのゲストフレンズ

漫画版で追加された描写についての考察

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