この音とまれ!とは (コノオトトマレとは) [単語記事]

この音とまれ！とはジャンプスクエアで連載している漫画である。　作者：アミュー

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 https://twitter.com/konooto_anime/status/1069760581966524416

概要

2012年 9月号から連載スタートした作品。箏を題材にした漫画で、作者が少女漫画出身なので絵柄が少女漫画っぽいのが特徴。尚作者は三歳の頃から箏を習っていた。
時瀬高等学校の箏曲部は先輩達が卒業したため、部員が部長の倉田武蔵のみになってしまった。部の継続のために五月までに頭数を揃えなければならないが、人の集まる気配は皆無。おまけに部室は不良共の魔窟と化しており、武蔵は不良共を追い出そうとするも左腕を折られそうになる。そこに颯爽と現れて武蔵を助けたのが札付きのチンピラ久遠愛であった。紆余曲折はありながらも何とか箏曲部に加入した愛はトラブルを乗り越えながら徐々に箏を学んでいく。

2017年 3月8日にリリースされたCD「この音とまれ！～時瀬高等学校箏曲部」は、第72 回文化庁芸術祭レコード部門の優秀賞と、さらには第32回日本ゴールドディスク大賞　純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。また、昨年12月に東京・草月ホールにて「この音とまれ！箏曲コンサート」を開催。

2018年 7月26日：アニメ化が決定し、11月2日にキャストと放送時期が発表された。

12月4日：ティザービジュアルとキャラクター情報が公開された。

12月23日：2日間開催された「ジャンプフェスタ2019」スーパーステージにて、ティザーPVが公開され、分割2クールとなることと、OP主題歌は蒼井翔太が担当する事が発表された。

2019年 2月28日：3月発売のジャンプSQ「この音止まれ！」が原作者の体調不良により休載となった。

本作のコミックスの累計発行部数は、第25巻までで550万部を超えている。（2024年２月現在：既刊30巻）

登場人物

久遠愛（くどおちか）
CV：内田雄馬: 主人公。地元で有名なオレ様全開のDQNで喧嘩が無駄に強い。そして意外にも仲間思い。昔はひたすら喧嘩に明け暮れていたが、箏をつくる職人だった祖父と暮らすうちに祖父の優しさに心打たれ、あまり喧嘩をしなくなった。亡き祖父が大事にしてたものがどんなものなのかちゃんと知りたい、という理由で祖父が設立した時瀬高等学校の箏曲部に入部を決意する。
低いレベルの音楽を聴くと不快になり鳥肌が立つが、高いレベルの音楽を聴くと心臓がドクンドクンする面倒くさい体質をしている。また祖父の教えのおかげで箏を弾く手の形は綺麗。
倉田武蔵（くらたたけぞう）
CV：榎木淳弥: メガネ。3年生の卒業に伴い、時瀬高校筝曲部唯一の部員となってしまう。; 努力家でありながらプレッシャーに弱い。
鳳月さとわ（ほうづきさとわ）
CV：種﨑敦美: ヒロイン。黒髪ロングで巨乳の美少女。箏の家元である鳳月会の娘で箏の才人。コンクールで受賞しまくっている。幼少時から母に箏の英才教育を受けてきた。そのため部活などをする余裕もなく、周りが引くほどの熱量で箏に没頭していたのでぼっちになってしまう。
またあまりにスパルタ教育なので、当初は良好だった母との関係も徐々に険悪になっていく。そのうえ愚母への反骨精神から稽古をサボりまくった結果、母との軋轢が余計深まり鳳月会を破門されてしまう。
そんな時にたまさか、時瀬高等学校箏曲部の拙いが楽しそうな演奏を聴いて感涙する。そして時瀬高等学校箏曲部に入部を決意する。
実は髪の色と同じくらい腹黒く「弱小箏曲部を全国一位に導いた」という安いドキュメンタリーのような既成事実を欲しがったり、猫をかぶったりする狡猾で残念な美少女。
また才女ゆえに凡夫の苦悩を理解できないので他人に箏を指南するのは不得手だったりする。ちなみに入部するまでもんじゃ焼き屋に行った事がなかった。
足立実康（あだち　さねやす）
CV：石谷春貴: サネ。コータ、みっつと3人でいることが多い。; 不良から助けてもらったことをきっかけに愛と親しくなる。男子にしては長めの髪を束ねている。
堺通孝（さかい　みちたか）
CV：古川慎: みっつ。食べることが好きだが「食べた気がしない」という理由から綿菓子が嫌い。; ぽっちゃり系なのでよく足がしびれるらしい。進級してコータ、サネと同じクラスから離れ、新しく友達を作ることもできずぼっちになってしまう。
水原光太（みずはら　こうた）
CV：井口祐一: コータ。晶を「あきちゃん先生」と呼ぶなど若干子供っぽく人懐っこいムードメーカー。; 部員の中で一番リズムをとるのが苦手でさとわや比呂にシゴかれた。
来栖比呂（くるす　ひろ）
CV：松本沙羅: 倉田の同級生。祖母の影響で多少箏をやったことがある。; 過去に同じクラスに転校してきた生徒の画策により孤立させられたことがあってから、人間関係そのものに不信感を抱いていた。; さとわのことを「鳳月ちゃん」と呼び、特に親しくしている。
滝浪涼香（たきなみ　すずか）
CV：浪川大輔: 時瀬高校筝曲部の顧問。; 世界的な指揮者とピアニストの両親を持ち、自身も作曲の才能があるが、過度に期待を寄せる周囲と放任主義の両親に嫌気がさし、音楽の道からは離れていた。; 筝曲部の顧問だが、指導は晶に一任しており、たまに顔を出しては部員たちに手短な(若干わかりにくい)アドバイスを残す。
堂島晶（どうじま　あきら）
CV：東山奈央: 椿会所属。両親の死後、兄が箏を辞めたために椿会の家元候補となる。; 秀でた才能はなくとも、地道に努力を積み重ね腕を上げてきたが、出場したコンクールでさとわの圧倒的な演奏を目の当たりにする。しかしエントリーと異なる楽曲を弾いたさとわは失格、結局その大会では晶が優勝する。この出来事が晶の心にしばらく影を落とすことになる。; 元々無償で時瀬高校筝曲部の指導に当たっていたが、全国大会出場決定後は正式な外部顧問として採用される。
鳳月千春（ほうづき　ちはる）
CV：魏涼子: さとわの母。; 家元だった夫が亡くなり、跡を継ぐが実力に乏しく会派の人間からはよく思われていない。さとわが頭角を現すとせめてその才能を潰すなと囁かれてしまう。以降さとわを重荷と感じ、親子の仲は険悪になる。; わが子の意思を尊重せず、気持ちを察することもできず、コンクールで失格演奏をしたさとわに破門を言い渡した。

テレビアニメ

第1クール：2019年 4月 - 6月、第2クール：2019年 10月 - 12月、全26話。

スタッフ

原作	アミュー集英社『ジャンプSQ.』連載
シリーズディレクター	水野竜馬
シリーズ構成・脚本	久尾歩
総作画監督	山中純子小林利充
キャラクターデザイン	山中純子
サブキャラクターデザイン	小林利充
アドバイザー	大庭秀昭
アニメーション制作	プラチナビジョン

放送局・配信サイト

放送期間	放送時間	放送局	対象地域	備考
2019年 4月6日	毎週土曜日 25時〜（金曜深夜）	TOKYO MX	関東広域圏
2019年 4月6日	毎週土曜日 25時〜（金曜深夜）	BS11	日本全域	BS放送 / 『ANIME+』枠
2019年 4月8日	毎週月曜日 21時～	AT-X	日本全域	CS放送（リピート放送）毎週水曜14時毎週土曜 6時毎週日曜 6時
2019年 4月10日	毎週水曜日 23時〜	とちぎテレビ	栃木県
2019年 4月10日	毎週水曜日 24時〜	WOWOW	日本全域	BS/CS放送リピート放送あり全話無料放送
2019年 7月8日	毎週月曜日 25時25分～	北海道テレビ	北海道
2019年 9月1日	毎週日曜日 18時～	ANIMAX	日本全域	2話ずつ放送
2019年 9月17日	毎週月曜～金曜 19時30分～	ANIMAX	日本全域	1話ずつ放送

配信情報
配信サイト	配信日	曜日	時間	備考
FOD	2019年 4月6日	土曜	25時00分～
バンダイチャンネル	2019年 7月1日	月曜	12時00分～	都度課金
ビデオパス	2019年 7月16日	火曜
J:COM オンデマンド
MIL PLUS
ひかり TV
TSUTAYA TV
HAPPY ☆動画
ムービーフル PLUS
GOOGLE PLAY	2019年 7月17日	水曜	0時00分～
YOUTUBE	2019年 7月17日	水曜	0時00分～
ビデオマーケット	2019年 8月1日	木曜	12時00分～
アクトビラ
ニコニコチャンネル

主題歌

オープニングテーマ「Tone」: 歌：蒼井翔太作詞・作曲：園田健太郎編曲：日比野裕史
エンディングテーマ「Speechl ess」: 歌：内田雄馬作詞：前迫潤哉作曲：前迫潤哉／工藤政人編曲：工藤政人／早川博隆

放送局・配信サイト（第2クール）

放送期間	放送時間	放送局	対象地域	備考
2019年 10月5日	毎週土曜 25時〜（金曜深夜）	TOKYO MX	関東広域圏
2019年 10月5日	毎週土曜 25時〜（金曜深夜）	BS11	日本全域	BS放送 / 『ANIME+』枠
2019年 10月7日	毎週月曜 22時～	AT-X	日本全域	CS放送（リピート放送あり）
2019年 10月7日	毎週月曜 23時～	とちぎテレビ	栃木県
2019年 10月9日	毎週水曜日 24時〜	WOWOW	日本全域	BS/CS放送リピート放送あり全話無料放送
2019年 10月14日	毎週月曜日 25時25分～	北海道テレビ	北海道
2020年 1月15日	毎週水曜 18時00分～	ANIMAX	日本全域	2話づつ放送リピート放送26時00分～