こやまひろかずとは (コヤマヒロカズとは) [単語記事]

こやまひろかずとは、イラストレーター、ゲームグラフィッカー・原画家である。
現在はTYPE-MOON スタッフとして活動している。

概要

１９９８年～２００１年前後まではウェブサイト『仲良き事は』を活発に更新し、Leaf・Key系やTrue Love Storyやオリジナルのイラストを公開していた他、友人のLeaf・Key系同人小説の挿絵を担当するなどの活動をしていた。
２００１年８月からTYPE-MOONの『歌月十夜』にグラフィッカーとして参加し、翌年１月から正式スタッフとなる。この前後に上述の自サイトに真祖アルクェイドの美麗なイラストを公開しており、当時のファンの間でも話題を読んだ。
同時期にテラネッツにより運営されていた『学園退魔戦記ZERO』のメインキャラデザイン・メインイラストレーターも務めていた。
TYPE-MOON参加後は基本的に彩色中心のグラフィッカーとなる。『月姫』本編と『歌月十夜』以降で明らかに塗りの質感が変わっているのは氏の彩色技術によるところが大きい。
『Fate/Stay night』でも同様に彩色を担当した他、武器や鎧、キャスターの衣装デザインなどにも携わった。

元々はTYPE-MOON側がこやま氏のファンであり、まさか一緒に活動するとは思わなかったと語っている。
『歌月十夜』の中にあるレンのイベント絵の中にサラリーマンが異様な存在感を放っているものがあり、彩色に苦労した模様、と武内崇談。

原則TYPE-MOONの作品は武内崇が作画をしているが、奈須きのこの小説『DDD』でイラストを手がけた他、『魔法使いの夜』ではゲームでは初めて原画を担当する。