ごんぎつね 単語

86件

ゴンギツネ

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ごんぎつね』とは、新美南吉の童話作品である。

小学校国語教科書に多く使われたため、高い知名度を持つ。

概要

稿のタイトルは「権」、児童雑誌に掲載された際のタイトルは「ごん狐」であった。戦後小学4年生の国語科の教材として用いられるようになったが、「」の字が常用外であったため、すべて平仮名の「ごんぎつね」と書かれるようになった。

稿にあったイントロ部分は編集により大幅にカットされている。ラストシーンの描写の違い等、雑誌掲載版とはまた違った趣のごんぎつねを稿版で読むことができる。

このお話は、ある猟師(兵十)とその母親、そしていたずら好きの(ごん)の話である。
猟師に対して日常的にいたずらをしていたであったが、猟師母親の看病の為に猟をしていて、自分のいたずらのせいで猟師母親の最後の望みをえられなかった事を知る。その後はいたずらの償いとして等の供え物を置くようになる。
しかし、この償いが猟師に気づかれることはく、ある日同じようにが供え物を置いた際に音を立ててしまい、この音に気づいた猟師が「いたずら」をしにきたと思い込み猟銃を撃って死なせてしまう。
その後、猟師が撃ったに近寄って確認したところ、口にくわえていた供え物がに入り、猟師が「ごん、お前だったのか…」と落胆し話が終わる。

このお話は読み聞かせた年代や環境、時代によって意見が変わり「償っていたのに殺されるなんてが可哀想」から始まり、近年では「償いをしても報われることはいこれが現実か…」、「軽い気持ちでやったいたずらが取り返しの付かない結果を引き起こすこともあるのか」、「一度失敗したら次はないという事なんだな」といった具合に幅広く感じ方が異なることもある。

関連動画

関連商品

関連項目

外部リンク

この記事を編集する

掲示板

  • 127 ななしのよっしん

    2024/05/01(水) 01:50:11 ID: jqs2M0ET8X

    そもそもこの作品は「語り手が伝えられ聞いた話」でありそれでいて尚且つ「視点での話になっている」という点が重要だったりする

  • 👍
    0
    👎
    0
  • 128 ななしのよっしん

    2024/05/01(水) 02:01:25 ID: x5bPhNcLho

    >>118
    ごんがたまに持ってきたマツタケってそういう……

  • 👍
    0
    👎
    0
  • 129 sage

    2024/12/01(日) 03:59:42 ID: qLi7Ht0xoU

    >>119の解釈が正しいと思うけど>>120の言う通りで、ごんの心情を「敢えて書いてない」からこそ考察の余地が残り教材として使われるんだよな。

    何年か前にXで感想を述べてください。と言われた小学生が「独り善がりの罪滅ぼしなど自己満足でしかなく犯した罪の報いは受けるべき」と書いたら先生におかしいと否定された話は理不尽だと思った。

    こういう価値観の押し付けみたいな日本教育子供自由は発想や可性を摘み取る。むしろこの年齢でこういう感想が出るのはすごい。相当頭の良い子なんだろうな。

    (さすがに「独り善がり」や「自己満足」なんて単語は知らないけど旨としてそういった内容の感想)

  • 👍
    0
    👎
    0

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
山口剛央[単語]

提供: Pyun Pyun

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/02/12(水) 00:00

ほめられた記事

最終更新:2025/02/12(水) 00:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP