ご本人登場とは (ゴホンニントウジョウとは) [単語記事]

ご本人登場とは、

ものまねした演者の後に、ものまねされた本人が登場すること
呼んでいなかったところに、本人が登場すること
ある公開された作品において年月が経ち、当時の演出者が出てくること

などを表す

概要(1)

ニコニコの各サービスにおいては「本人降臨」「本人降臨シリーズ」「本人巡回済み」などのタグがついているのでこちらが有名。

基本的に、模倣(ものまね)された本人が登場することを表す。
この言葉が一般的になったのは、「ものまね王座決定戦」において、ある演者が「ものまね」した後、本人が登場することで「ご本人登場」として扱われたことが有名。

多くの場合、以下のような流れがある。

ものまね演者が、ものまねを披露する。(多くの場合、演歌やポップスなどの歌手が多いためこれを一曲歌いきる)

本来であれば、司会進行役が中央に出てきて進めるところ、なぜか、もう一度演奏などが始まる

聞かされていない、ものまね演者が真顔になる

舞台の後ろから、「ご本人登場」し共演が始まる

歌手の場合、「ものまね」をよく思っていなかった歌手が出てきてものまね演者が土下座平謝りするシーンや、知名度が上がったなどのトークが広げられる、協奏するなどの演出があったほか、俳優・声優などの場合は、名台詞などで会話する、同キャラを演じるなどで笑いをとるなどのシーンがある。

概要(2)

ごくまれにライブ会場や自治体主催のイベントなどにおいて、予算含め全く呼んでいなかった本人(歌手・声優・俳優)が自治体に住んでいることでたまたま居合わせ、カラオケ大会などの抽選や、大抽選会などのくじにあたってしまう事

カラオケ大会においては、本人歌唱の歌を歌ったり、大抽選会などにおいて当人が申し訳なくなりサインなどをつけて再抽選したりする。ただ、運営としては、予想外であるため警備が手薄になって会場が大混乱になることもある。

これらを逆手にとった番組もあり一般人の反応をみるといった番組も存在する。

概要(3)

大ヒット映画や大ヒットドラマなどにおいて、年月が経過するとその俳優は大御所となり、呼ぶのにも莫大な出演料がかかるので、結果、予算などの関係から諦めるなどの策が行われる。
ただ、友情出演などの関係を持ちいて、番組などに出演し、当時のキャスト陣とともに映画の再現やコーラスなどが行われる。状況によって体は衰えても「ご本人」であることで「ご本人登場」として取り扱われる