さなアリは神々の愛娘とは (サナアリハカミガミノマナムスメとは) [単語記事]

概要

早苗とアリスの共通項は多い。ともに幻想郷の外の出身者であり、神を親類に持ち、現代っ子(都会派)と呼ばれている。何故このような類似性が存在するかというと、それはおそらく早苗のモチーフの一つに旧作アリスがあるからだろう。

早苗のスペカの『モーゼの奇跡』は、旧作でアリスが使う赤い竜の魔法が元ネタだと、神主が明言している。また早苗と旧作のアリスの魔法陣はほぼ同一。ほかにも『八坂の神風』が旧作のアリスの弾幕を元ネタにしていると推定される。

以下、非想天則のふたりの会話を抜粋。

東方非想天則　勝ち台詞より

早苗
「凄い数の人形ですね　職人には憧れます」

「大きな人形とか作ったり出来ないのですか？
　いや、見てみたいだけですが……等身大の巨大ロボ」

アリス
「霊夢とは大違いね　やっぱり巫女は神様とワンセットだよね」

どうも互いに一目置いている風である。

ほのぼの、ラブコメ、ギャグなど。
かつてはお姉さん肌のアリスとそれを慕う早苗のほのぼの系の作品が大半だった。が、しかし地霊殿、星蓮船と原作で早苗が暴走を重ねるにつれて、二次でも早苗をボケ、アリスをツッコミ役にした漫才風の作品が増える。さらには非で互いを認め合う関係性が開拓されると、二人がかりで暴走する(巨大ロボを開発したり、フィギュアの共同研究をしたり)作品も登場した。