『しまこさっくP』とは、VOCALOID『巡音ルカ』を起用した楽曲を制作・発表している、VOCALOIDプロデューサーである。現時点までの作風は「夜を纏うような」曲がメインになっている。
どちらかといえば多作なほうではない。
しまこさっくPのVOCALOID処女作は、2009年7月7日『kawasakiのバイクに乗ったことがあるかい?』。タイトルは、かまやつひろしの『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』のオマージュだとか。
P自身による、この曲へのコメントとしては「バイク乗りの悲哀、刹那感を感じていただければ」(主コメ)とある。
たしかに音楽やバイクを愛する、かつて「不良(ワル)」と呼ばれた----それは「悪人」を指す言葉でなく、単に大人から見て「生意気な可愛げのない若造」、という意味----「かっこいいお兄さん&お姉さん」の匂いが何処かする。megabani師の描くルカも注目を集めた。
2作目は2010年3月8日発表のVOCAJAZZ『私の物語』。「キャバ嬢の悲哀」をテーマとする。
テーマが前作より女性よりにシフトしたこともあってか、女性ボーカルによる『ボカロオリジナル歌ってみた』動画も投稿されるようになった。絵師:ハツ子師による、黒のドレスを纏った物憂げなルカの絵も、好評を博した。
3作目、2010年9月2日発表のVOCAROCK『あばずれにブルースを 』。P自身は「この曲全然ブルースではありませんのであしからず(同)」としているが、「ブルーな心情」を歌った曲として捉えるならば「『日本的な分類法の』ブルース」ともいえる。
本作は大ヒットとなり、男女問わずの「歌ってみた動画」がアップされた。なお、本作からハツ子師の手による(エンコードは「矛盾」氏による)VOCALOID-PVがつけられた。
勢いはそれだけでとどまることなく、直ぐにJOYSOUNDリクエストにかけられ、めでたく2011年5月からのJOYSOUND配信が決定した。
またニコニコ上でも10万再生の「VOCALOID殿堂入り」を果たした。
しまこさっくPの処女作。
現時点で専用コミュはない。
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最終更新:2024/04/20(土) 02:00
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