じばそうさとは (ジバソウサとは) [単語記事]

じばそうさとは、ポケットモンスターに登場する技の一種である。

基礎データ
名前	じばそうさ	タイプ	でんき
英語名	Magnet ic Flux	効果範囲	味方全体
分類	へんか	コンテスト	かしこさ
威力	―	アピールポイント	1ポイント (第6世代) 1ポイント (第8世代)
命中	―	妨害ポイント	0ポイント
PP	20・24・28・32	世代	第6世代
直接攻撃	×	わざマシン	―

じばそうさを覚える主なポケモン



じばをそうさすることによってとくせいプラスとマイナスのぼうぎょとくぼうがあがる。

技説明

第6世代以降: じばをそうさすることによってとくせいプラスとマイナスのぼうぎょとくぼうがあがる。
(漢字) 磁場を操作することによって特性プラスとマイナスの防御特防があがる。

コンテスト技説明

第6世代: アピールのちょうしがあがるきんちょうもしにくくなる
(漢字) アピールの調子があがる緊張もしにくくなる
第8世代: 15びょうのあいだノーツはんていがしっぱいにならない
(漢字) 15秒の間ノーツ判定が失敗にならない

概要

第6世代で登場したでんきタイプの変化技。味方すべてのプラスとマイナスのポケモンの防御と特防を1段階ずつあげられる。トリプルバトルでは使用者と隣接していなくても有効である。更に、使用者および味方がまもるやみがわり、トリックガード状態であっても有効。
――とプラス・マイナスパーティにとっては至れり尽くせりの技なのだが、肝心のプラスとマイナスのポケモンが少なく、かつでんきとはがねに偏りすぎているのが問題。じばそうさが弱いというわけではないのだが、そもそも対象となるプラスとマイナスという特性が強くないのだ。おそらく設計上「プラスとマイナスを並べることでじめんを誘いやすいから、耐久を上げよう」ということなのだろうが、1段階程度でじしんやだいちのちからを耐えられれば苦労はしない。本人にふうせんをもたせるなりでんじふゆうでもしたほうがよほどマシである。
使用者本人もプラスとマイナスであれば、一応コスモパワー相当のわざとして使えるので有用ではある。実際、単独で使えるデンリュウは無限要塞型などの開発が進んでいる。しかし、どういうわけかこのわざの習得者は以下の通り。
- マルマイン (ぼうおん/せいでんき/ゆうばく)
- サンダー (プレッシャー/―/せいでんき)
- デンリュウ (せいでんき/―/プラス) ※メガシンカ時は「かたやぶり」
- ジバコイル (じりょく/がんじょう/アナライズ)
- ダイノーズ (がんじょう/じりょく/すなのちから)
- ギギギアル (プラス/マイナス/クリアボディ)
- ストリンダー・ローなすがた (パンクロック/プラス/テクニシャン)
- スナノケガワ (こだいかっせい/―/―)
すなわち、デンリュウ、ギギギアル、ストリンダー以外は自身はプラスとマイナスではないのである。~~ジバコイルとダイノーズが覚えるなら、「じりょく」も対象にしてほしかったところである。~~
上記と逆に、初代プラスのプラスルと初代マイナスのマイナンをはじめ、プラスとマイナスなのに習得しないポケモンも数多い。どう見てもちぐはぐである。まあプラスルとマイナンはきあいのタスキをもたせたほうがよほど信頼できるといえばそうなのだが。
ちくでん・ひらいしん・でんきエンジンには無効になるだけでなく、それぞれのでんきわざを受けたときの効果であるHP 回復や能力上昇が起きない。また、味方のダイウォールには防がれてしまうほか、姿を隠している (あなをほる、そらをとぶなど) 味方には当たらない。
ギアチェンジの対となるわざとして、プラス・マイナスの攻撃と特攻を上げる「アシストギア」が存在する。
ちなみに、『ソード・シールド』『スカーレット・バイオレット』でストリンダーのローなすがたはこのわざをLv.52で覚えるが、ハイなすがたは同じレベルで「ギアチェンジ」を習得する。~~そこはアシストギアじゃないのか。~~