すげえよミカはとは、野生のオルガの大量発生である。
元ネタ自体はアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第6話「彼等について」におけるオルガ・イツカの台詞。
鉄華団の仲間であるビスケット・グリフォンに対して、これまでオルガが表に出さなかった本心を吐露した場面である。
「振り返るとそこにいつもあいつの目があるんだ」
「すげえよミカは。強くて、クールで度胸もある。初めてのモビルスーツも乗りこなすし、今度は読み書きまで。そのミカの目が俺に聞いてくるんだ。
『オルガ、次はどうする。次はなにをやればいい。
次はどんなワクワクすることを見せてくれるんだ』
―――ってな。あの目は裏切れねえ」
「あの目に映る俺は、いつだって最高に粋がって格好いいオルガ・イツカじゃなきゃいけねえんだ」
ミカ。物語の主人公にしてオルガの相方である三日月・オーガス。
オルガの視点では「何でもできる」三日月の存在が彼にとってのプレッシャーとなっており、その目に恥じないような自分を作ろうとしている。
しかし、三日月の活躍が鮮烈なせいか、オルガは必要以上にプレッシャーを感じてしまい、それが過剰に大きな目としてオルガを急かしていたのだ。
当初はオルガの気負いすぎと誰もが思っていたが、そんなことはなかった。
ちなみに、その後の話でオルガは酔っぱらった格好悪い姿を存分に見られた模様。
前後から、子供ばかりだった鉄華団に目上の人間が出来たこともあってか、このオルガの焦りは一時期落ち着きを見せることになった。
が、あろうことか一番不安定な状況で悪魔の如く三日月に詰め寄られたオルガは、立ち直らされこそしたが、一見暴走とも取れるようなブレ方を見せるようになってしまった。やべえよミカは。
その後、物語が進むにつれ鉄華団の実質の中核として日々を過ごす三日月の姿は視聴者の印象に強く残る。
特にブルワーズ編(10話~13話)にて
という凄まじく印象に残ることを立て続けにやらかしたせいか、いつしか「すげえよミカは」が三日月に対する称賛の言葉として機能するようになり、現在に至る。
ブルワーズ編の印象で、定着してきたEDテーマ「オルフェンズの涙」のイメージがより強固になった視聴者もいるだろう。(ちなみにこのキスを最後に「オルフェンズの涙」は暫く使われなくなる)
そこからニコニコ動画では、「三日月」あるいは「ミカ」と名のついた別のキャラクターに対しての称賛の言葉としても使われるようにもなってきている。それらの他作品ネタは下記参照。…というかすげえよミカは、あれだけのオルガ提督を生み出しちまった。
なお、表記揺れとして「ミカはすげえよ」「やっぱすげえよミカは」「すげぇよミカは」などが存在する。
また、この言葉を転じて「やべえよミカは」「こええよミカは」などの派生形が登場してきている。
また2期にて、ミカの称賛の言葉に新たなバリエーションが登場した。ポイント制!?
こちらの元ネタは、マクギリス・ファリドがミカのことからギャラルホルン創始者「アグニカ・カイエル」のことを連想したことであり、それを見た視聴者の中で発生したスラングである。
すげえよミカは。
1期の激闘を終え、新たな戦いに身を置く三日月・オーガスだったが、その存在感は健在である。
下記関連項目に存在する「三日月」或いは「ミカ」の名前つながりのネタが多いためリダイレクト紹介とともに特記する。主に関連静画に多い。
ただし、クロスしていない場所でネタを引っ張り出すと、出張先と鉄血のオルフェンズ双方のファンの迷惑になり、もれなく最終兵器レンチメイスでギュイイイイイインされるため出張は控えるべし。
無論、このタグの付随しない動画・静画にも鉄血のオルフェンズと艦これのクロスネタは存在する。
「鉄血のカンムス」のリダイレクト先「艦MS」も参照。
この通り、発言者がオルガであり、オルガは仲間を纏めるリーダー的存在のためか、この発言が引用されるネタのたびにオルガがその世界に馴染むケースが多く、オルガ自体もこの台詞でネタとして扱われることが多い。
話を全て拾っていくと、オルガは鉄華団団長で、戦車道を嗜み、提督で、プロデューサーで、他にも審神者でカードゲーマーで格ゲープレイヤーで……。ミカ絡みであれば何でもやるしどこにでもいる。
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最終更新:2023/03/29(水) 22:00
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