アクションアニメーターとして知られており、人物やロボットの戦闘シーンや、爆発シーンなどアニメーターらしい派手なカットを数多く手掛ける。
そのスタイルは尊敬する先輩である吉成曜・今石洋之の影響が色濃く出ている。
本業から少し外れたところでも若干の活動があり、コミケでは自身の原画集を発売するなどとしてシャッターサークルになるほどの人気を見せている。
またツイッターでは、ももいろクローバーZの大ファンとして、メンバーのイラスト等を数多く投稿し、更にはシングル「Z女戦争」の衣装をデザインする等、ももクロファンからも認知される。
代々木アニメーション学院を経て、ガイナックスに入社。「劇場版エヴァンゲリオン」の動画が初仕事。
その後「彼氏彼女の事情」で原画デビューすると、先輩アニメーターの今石洋之の「ミクロマン」での仕事に影響受け、「動かすことの面白さ」に目覚める。そのまま頭角表していき、同世代の筆頭株の一人として注目されるようになっていった。
2004年に「まほろまてぃっく」の4話で初の作画監督を担当。
若手時代はガイナックス作品だけでなく、東映アニメーション作品へも頻繁に参加している。その集大成といえるのが、初の劇場版のキャラクターデザイン・作画監督(共同)を務めることとなった「劇場版ワンピース オマツリ男爵と秘密の島」(2005年公開)。
これは、兼ねてから仕事を共にするなどして親交のあった監督の細田守が、ワンピースの原作ファンだったすしおをメインスタッフに迎えることを希望したことによって実現したもの。
すしおは本作のキャラクターデザインを手掛けるにあたって、麦わら一味の絵柄をテレビアニメ版とはおおきく異なる解釈でデザインし直し、作品自体の異色さも相まって公開当時から大きな賛否を巻き起こす話題作となった。
その後、一部のアニメファンの間では色んな意味で伝説となっている「[[キスダム -ENGAGE planet-]]」(2007年放送)にて初のオリジナルアニメのキャラクターデザインを担当。
しかしこれは、当初は「無限機甲ネクロダイバー」として異なるスタッフ構成で制作発表されていたものが、監督を含むメインスタッフの大幅入れ替えという事態に陥ったために、急遽抜擢されたものである。
彼は同時期にガイナックス制作の「天元突破グレンラガン」(2007年放送)に中核スタッフとして参加していた事もあり、本編への参加は実現しなかった。(ただし、EDのイメージイラストや、後年発売されたBDBOXなどで数多くのイラストを描いてはいる。)
上記で挙げた「天元突破グレンラガン」も彼の代表的な仕事の一つであり、作中の代表的な必殺技「ギガドリルブレイク」のシーンをはじめとして、数多くの重要なシーンの原画を手掛けた他、前半の最終回と言える15話の作画監督を担当、美術監督に写真集を渡して空のニュアンスを指示する等、徹底したこだわりを見せ、ファンからも人気の高い回となった。
2011年に今石洋之らがガイナックスから独立しトリガーを設立。すしおも多くの同僚らと共に籍を移すこととなる。
そして2013年、トリガーが初のテレビアニメ作品として発表した「キルラキル」で、キャラクターデザイン・総作画監督に抜擢される。冒頭絵の通り、謙虚な総作画監督としてもっぱらの有名である。
なしっ!
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最終更新:2024/12/11(水) 06:00
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