すのことは、
である。
漢字表記は「簀の子」「簀子」「簀ノ子」「簀」など。
小型の簀で、蒸籠の底に敷いたり、夏の暑い時お櫃に蓋をしたり、海苔巻を巻いたりするもの。日本発祥で日本で発展した調理道具。
素材は竹と木綿であり、細長く切りそろえた竹が木綿糸によって編まれている。
「巻き簀」や「巻き簾(簀垂れ)」とも。
すのこ状で、大道具や照明器具などをつり下げる。関西ではぶどう棚とも呼ばれる。
すのことは,元は木材の形状を指すもので,奈良時代から平安時代には方4寸の角材を意味していた。
簀には本数、素材によってさまざまあり、漉かれる紙によっても違いがある。
漉く紙の種類などによって、1寸の間に何本の竹をいれるかを決定する。目が粗ければ水の抜けがいいため厚い紙を漉きやすくなり、逆に目が細かければ一定の量の繊維が乗ると水が通らないため薄い紙を漉きやすくなる。
一般的に、すのこと言うとこれを指す。
板や竹を、少しずつ間をあけて並べ、横板に打ちつけたもの。水はけをよくするため、流しや風呂場、プールの更衣室などに敷いて用いる。押入れやベッドの土台、パソコンなど、通気性、通風性を要するところに用いることも多い。最近では、すのこベッド成るものも登場している。
三重県の一部では「さな板」、愛知県、岐阜県の一部、静岡県の一部では「ざら板」、滋賀県では「みざら」とも呼ばれる。
昔の寝殿造の廂 (ひさし) の外側には竹を編んだ縁が設けられ簀の子と呼ばれた。現在でも和風住宅の濡れ縁にしばしば竹または板製のすのこが利用されている。
アダルトゲーム『MOON.』に登場する怪物、ハジによく効くなんらかの物質。角にかっぽりとはめてやれば身動きできなくなる。
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最終更新:2024/12/06(金) 17:00
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