すばらしい秋田犬を選ぶ大会とは (スバラシイアキタイヌヲエラブタイカイとは) [単語記事]

高知市こうちしで4日よっか、すばらしい秋田犬あきたいぬを選えらぶ大会たいかいがありました。日本にっぽんのいろいろな所ところから170匹ぴきぐらいが集あつまりました。

すばらしい秋田犬を選ぶ大会とは、2022年 12月に開かれた、170匹ぐらいの秋田犬から1番を選ぶ大会である。

概要

2022年 12月6日にNHKのニュースサービスの1つである「NEWS WEB EASY」で報道された記事タイトルの一部（→記事）。

すばらしい秋田犬あきたいぬを選えらぶ大会たいかい　170匹ぴきぐらいが集あつまる

「すばらしい」「170匹ぐらい」「いろいろな所」といったふんわりした表現や、掲載された秋田犬の写真のゆるさからSNSで話題に挙げられることがある。

「NEWS WEB EASY」のサービスは、小中学生や日本語を習得している途中の外国人にもニュースの内容を伝えることを目的としている。

NEWS WEB EASYの記事は他のNHKのニュース記事をもとにして、タイトルや本文の語句が簡単な日本語に置き換えられ、ふりがな付きで書かれている（これは「やさしい日本語」と呼ばれている）。また、地名や人名、企業・グループ名などには色が付けられており、記事冒頭引用部の「高知市」「日本」がこれにあたる。

大会について

元のNHKのニュース記事のタイトルは「国の天然記念物秋田犬の容姿を競う大会約170頭が審査に高知」。取り上げられたのは公益財団法人の秋田犬保存会が開く「第146回本部展（本部展覧会）」で、高知ぢばさんセンター第3駐車場で12月4日に開催された。

第146回秋田犬保存会本部展（YouTube、公式）

年齢・雌雄別に12部門に分けられて審査され、審査基準には顔・体つきや毛並み、耳の立ち方、咬み合わせ、尾の巻かれ方などの容姿にかかわる項目のほか、「本質とその表現」と呼ばれる忠順さや素朴さ、威厳などを評価する項目があるようだ。ただ、上記のニュースの視聴者・読者からは「どの犬もすばらしい」とする意見も出ている。

ちなみに本部展は、例年では年2回開催されており、5月上旬のゴールデンウィークの時に秋田県で、12月上旬の休日に日本各地のいずれかで開催されている。例えば高知県高知市で行われた2022年の146回大会の前後では、144回(2021年)の本部展は岡山県美咲町の中央運動公園で開かれており、148回(2023年)は東京都江東区有明の東京臨海広域防災公園（ビッグサイト近く）で開催された。