そうめん流し 単語

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そうめん流し』とは、円形もしくは楕円形上のそうめん流し器にそうめんを流し食する、そうめんの食べ方である。

樋を用いた「流しそうめん」が定着している地域ではこのスタイルのものも流しそうめんと呼ばれることが多いが、「そうめん流し」発祥の地とされる唐船峡では「そうめん流し」という呼び方でアピールを行っている。→流しそうめん

概要

鹿児島県指宿市(旧開聞町、2006年に合併)の唐船峡が発祥の地とされている。

高千穂峡が樋にそうめんを流す「流しそうめん」発祥の地として、昭和34年流しそうめんアピールし、全から注を集めた。

唐船峡でも昭和37年より樋を使用した流しそうめんが行われたが、樋は使用限界が短く、流す労も必要である などの欠点もあった。そうした中で、たらいの上でモーターを使いの流れを起こす、回転式の「そうめん流し器」が個人により発明され、昭和42年特許を町に譲渡したことから、唐船峡を「回転式そうめん流し発祥の地」としてアピールしはじめた。唐船峡では多くの観光施設が存在し、現在は年間約20万人以上の利用客が生まれている。

▼4:48~そうめん流し

鹿児島そうめんの一大消費地域であった事から、外食業として回転式そうめん流しの店舗が定着し、鹿児島を中心としてそうめん流しの店舗が多数存在している。

さらに、庭用のそうめん流し器も実用化され、自宅でそうめん流しを楽しむ姿も定着している。(関連商品参照)

樋のそうめん流しが上から流す係と食べる人に分担が必要なのに対して、回転式そうめん流しは自分達でそうめんを流し、取って食べる。あえて流すことで、ほどよく冷え、々しくほぐれた麺を食べることができる。

なお、通常は右利きの人間が取りやすいように反時計回りに回転しており、左利きの人はそうめんが取りにくい。そのため店舗によっては、左利き用に逆回転のテーブルを用意している場合もあるようである。

流しそうめん と そうめん流し

上記のとおり、昭和34年に高千穂峡が「流しそうめん」として樋で楽しむスタイルアピール昭和42年以降、唐船峡が回転式そうめん流し器で楽しむスタイルを「そうめん流し」としてアピールした。

つまり食べ方によって呼び方も異なるのだが、実際は樋で流すスタイルが定着した地域では回転式そうめん流しの事も「流しそうめん」と呼び、逆に回転式そうめん流し器が定着した地域では樋を使った流しそうめんの事も「そうめん流し」と呼ぶ人が多い。

南極地域観測隊では明け後(11月前後)のそうめん流しが恒例行事となっている。昭和基地には樋がない為、ピッケルで氷上に溝を作り上流からポリタンクお湯を流し食する。形体としては「流しそうめん」だが、行事名として「そうめん流し」が定着している為、「流しそうめん」地域の隊員は違和感を覚える様である。

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