たったひとつの冴えたやりかた(原題:The Only Neat Thing to Do)とは、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアのSF短編小説である。
16歳の少女コーティーは、誕生日に貰った宇宙船で星々の世界への冒険へ旅立つ。そこで出会った宇宙生命体シロベーンとの友情、そして拾った通信カプセルを追って辿り着いた遭難船のある惑星。その先で彼女が知ってしまった秘密と、彼女が選んだ「たったひとつの冴えたやりかた」とは――。
ローカス賞、および星雲賞海外短編部門受賞作。SFのオールタイムベストランキングなどでも上位の常連(SFマガジンの海外短編部門投票では、1998年1位、2006年5位、2014年3位)である、ティプトリー晩年の代表作。書評において「この小説を読み終わる前にハンカチがほしくならなかったら、あなたは人間ではない」という名文句を生んだ作品でもある。
収録書籍は「たったひとつの冴えたやりかた」「グッドナイト、スイートハーツ」「衝突」の3編を収録した中編集。原題は『The Starry Rift』。1986年発表。日本語版は浅倉久志訳で『たったひとつの冴えたやりかた』として1987年にハヤカワ文庫から刊行、四半世紀以上が経過した現在も書店で入手可能。2008年には表題作のみを収録した改訳単行本が刊行されている。
掲示板
73 ななしのよっしん
2022/11/25(金) 09:12:53 ID: vmN93MTf76
>>67
宇宙で見つけた親友がやばい寄生生物だったから人類に迷惑がかかる前に心中しますという自己犠牲と滅びの美学
日本人好みだと思うんだけどなあ
74 ななしのよっしん
2022/11/25(金) 09:47:10 ID: 4XBwyPeF6Q
>>73
>>67の書き方のせいもあると思うけど、そのあとのロッキーの例を挙げてるのを考え合わせると
「日本では(ありふれすぎていて)通じない(=よくあるネタの一つでしかない)」
という意味で言っているのではないかな?
SFって読者の想像を超えてこそ、という見方をすれば、
冴えたやり方と言うのは自殺を嫌うキリスト教圏の外国人にとっては悲劇で有り得ない結末だけど
日本人にとっては悲劇であって受けるネタではあれど、ありふれた結末でしかない
75 ななしのよっしん
2024/02/12(月) 20:29:15 ID: 1OAMgGhYGi
67は順序が逆な気なだけだと思うけどなあ
これが元で日本に問わないけど様々なパロディ作が作られてそれに触れすぎてたったひとつの冴えたやり方が陳腐に見えるという
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最終更新:2024/04/25(木) 20:00
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