たんすミミックとは (タンスミミックとは) [単語記事]

たんすミミックとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。

概要


	油断して　たんすを開いた者を　アタマからパクッといく。さらにダイナミックな動きで　痛恨の一撃をくりだすのだ。宝箱に化けるつもりが　何を間違えたか　たんすに変身してしまったミミック。ここに新種の魔物が誕生した。「ドラゴンクエストX」ゲーム内図鑑"まめちしき"より（たんすミミックの説明）

たんすミミック

登場作品

その名の通りミミック系の亜種で、たんすの両開きの扉の部分がミミックの口（顔？）になっている物質系モンスター。討伐モンスターリストのまめちしきによると、宝箱に化けるつもりが誤ってたんすに化けてしまったことにより誕生した新種である、とのこと。

同族の最下位種であり、上位種には「パンドラチェスト」が、NPCとして「タンス」という名のたんすミミックが登場する。

宝箱のほうのミミックとは違い、オブジェクトに化けたトラップモンスターとしてではなく、一般的なモンスターと同様にダンジョン上を徘徊している。とはいえ、普段はその口を閉じてじっとしており、遠目から見るとモンスターだとは気がつかないかもしれない（何もない通路のど真ん中に立っていたりして、とてつもなく不自然ではあるが…）。

一方で、こちらはミミック系のセオリー通り、同じエリアに生息する他のモンスターよりも数段強いステータスを誇っている。特に攻撃力は「513」と他と比べておよそ200〜300も高い。さらに痛恨の一撃を使い、守備力無視の500強ダメージを叩き出してくる。プレイヤー側のHPは、レベル上限の80状態+装備品やパッシブスキルによるステータスブーストを経てようやく500の先が見える程度であり、大抵のプレイヤーは食らえば即死である。

このモンスターの生息地はレンダーシアの「謎の地下水路」「リンジャの塔」となっており、ストーリーの進めかたにもよるが、どちらも2nd パッケージで最初に足を踏み入れることとなるダンジョンである。1st パッケージのストーリーをクリアして間もない、レベル60前後で何も知らずにこのダンジョンへと迷い込んだプレイヤーたちが、たんすミミックのその殺人的な攻撃力によって次々と血祭りにあげられていったことはみんなのトラウマ記憶に新しい。

パンドラチェスト: 黒いたんすの姿をした上位種。たんすミミックの攻撃力も異常だったが、こちらはそれに輪をかけて異常な「696」。ちょっと何言ってるか分からない。痛恨の一撃による700超のダメージや、即死耐性がなければ即死する「死のおどり」、200前後のダメージの攻撃を3発繰り出す「たんすマグナム」（僧侶はしぬ）など、もはや手がつけられないレベルの強さとなっている。