だんご3兄弟とは、NHK「おかあさんといっしょ」で制作された歌、及びキャラクターである。
1999年1月に発表。曲調は「だんご」だけに「タンゴ」。「おかあさんといっしょ」内での放映により子どもたちの間で人気が高まったことをきっかけに同年3月シングルCD化され、人気が爆発。300万枚近い売上を記録し、第41回日本レコード大賞特別賞を受賞、第50回NHK紅白歌合戦で歌われ、90年代シングル売上一位を記録するなど1999年を代表する一曲となった、日本国民であれば、10人の内9人は知っているくらい有名な曲。ニコニコ動画会員も、きっと一度は口ずさんだ事があるだろう。
長男「串団子 一郎」
次男「串団子 次郎」
三男「串団子 三郎」
となっている。
彼らはこしあんの餡だんごになりたいそうだが、立派な醤油だんご。
それまで串団子は4つが主流だったが、ブーム時には団子を三つにする団子屋が増えた。それに反発する形で「元祖だんご4兄弟」という曲も出ていたりする。だんご3兄弟を歌えても、こっちを空で歌える人は相当少ないはずだ。大きなブームになったこともあり、「三個のだんごは喉に詰まる確率が高くなる」などとネタの無いワイドショーなどで言いがかりを付けられたりもしたとか。
爆発的なブームだったゆえ、当時は偽物のキャラ商品が市場に氾濫。だんご3兄弟に限らないことだが、こういう偽物は様々な調整を経て売りだされる公式グッズより大量かつ手早く作られてしまうため、ブームに起因する売上はほとんど偽物業者の手に渡ってしまった。
また、テレビ朝日系で放送された「神出鬼没!タケシムケン」という番組でも、ブームに便乗した様々なパロディソングが作られ、着ぐるみを着たビートたけしと志村けんが歌うコーナーがあった。
上記の通り歌の中では「一番上は長男」「一番下は三男」と歌われているのだが、当時は「串団子は最初に刺された餅が一番下に来るから一番下が長男じゃないのか」などと言われたりもした。
だんご3兄弟の基になったのは作者である佐藤雅彦氏の短編集「クリック」に収録された「団子レポート」「だんご3兄弟」という二編の詩であり、「団子レポート」では「長男は先陣を切って潔く食べられる覚悟ができている」「末の弟は食べる人の手を餡やタレで汚そうと企んでいる」「あわよくば串の先で喉を刺してしまってもいいと思っているけしからん輩」=兄が一番上である、「だんご3兄弟」では「だんごは皆弟思いだから率先して串に刺さる」=兄が一番下である、という2人の「だんご研究者」による見解が描かれている。
佐藤氏はのちの著書で「物事はいろんな見方があるということを示したかったんです」と語っており、まさにここで描かれた通りのことが現実に起こったのである
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 07:00
スマホで作られた新規記事
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。