自分のレベルと同じ数値のダメージを与える技。レベル50なら50ダメージ、レベル100なら必ず100ダメージを与える。相手の防御やタイプ相性を無視して必ず一定数のダメージを与えるため、相手を倒すためのいわゆる確定数も必ず同じ数になる。例えば自分がレベル50ならHPが150以下の相手であれば3回攻撃を当てれば必ず倒せる。同じくレベルに応じたダメージを与えるナイトヘッドと似たような技だが、ちきゅうなげはゴーストタイプに無効化されるのに対して、ナイトヘッドはノーマルタイプに無効化される点から差別化が図られている。第一世代ではゴーストタイプにも攻撃が当っていたのは内緒だ
対戦面ではその特徴から、どちらかというと攻撃的な能力であることが多いかくとうタイプよりも耐久に優れたポケモンに覚えさせることが多い。有名なのがハピナスに覚えさせるものだが、第五世代までは覚えさせるのに「第三世代のカセットで育てたハピナスに教え技としてちきゅうなげを覚えさせ、ポケシフターやポケムーバーを駆使して最新世代に連れてくる」という大変な手間がかかっていた。第六世代からはラッキーの遺伝技に追加されたため、入手難度は大幅に下がった。
第一世代から登場している歴史ある技だが、技エフェクトの描写は毎作違っている。相手を地球のようなものに見立てて投げたり(第一世代)、地球のようなものを相手に投げつけたり(第二世代)、相手を地球が見えるぐらいにまで高く投げ飛ばしたり(第六世代)、地球どころかもはや宇宙にまで投げ飛ばしたり(第七世代)…など演出の変化が見て取れる。「いんりょくをつかいあいてをなげとばす」技らしいが時々引力以外の何かを使っているようにしか見えない…。
アニメではサトシのリザードンの技として、特にグレンジムのバトルでブーバーを倒した時のキメワザとしても有名。この時はブーバーをつかみながら地球を描くように空中を飛び、地面へ投げつける技という演出がなされている。なおゲームではリザードン系はわざマシンを使わないとちきゅうなげは覚えられない。
名前の元ネタは一見分かりづらいが、『仮面ライダーX』第8話に登場する怪人・鉄腕アトラスの技名から取られている可能性が高い。
アトラスは小地球・中地球・大地球と呼ばれる地球型の大岩で戦う怪人だが、このうち「中地球」を投げつける攻撃が「アトラス地球投げ」である。
軽トラぐらいなら簡単にひっくり返し、Xライダーを一度は気絶まで追い込んだ強力な技である。
『ポケットモンスター』には昭和の怪獣映画や特撮を元にした要素が多いことは有名だが、1話限りしか登場しないマイナー怪人の技をなぜポケモンのわざとして採用しようとしたのかは、謎に包まれている。
掲示板
7 ななしのよっしん
2021/09/22(水) 04:30:23 ID: NxpZWfO0o1
8 ななしのよっしん
2023/12/03(日) 09:31:29 ID: 0Kj3iCrxY5
ゲームやメディアによって投げる方法が変わるから正直よくわからん技になってる
9 ななしのよっしん
2024/01/15(月) 16:07:24 ID: zLeMMjQAxA
>>8
ガチで演出ブレブレだったのは第2世代ぐらいまで
第3世代以降は「敵ポケモンを真上に浮かせて、そのまま落下させる」モーションが一貫してる
にもかかわらずあんま浸透してないのは、多分アニポケの影響もあるんだろうな
サトシのリザードンのちきゅうなげが↑とは完全に違う演出の技になってたし
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/23(火) 22:00
最終更新:2024/04/23(火) 22:00
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