つぼえりとは (ツボエリとは) [単語記事]

つぼえりとは、「ハートキャッチプリキュア!」の主人公である花咲つぼみと来海えりかの仲の良さをあらわす言葉にして、大友達が使う百合用語の一つである。

概要

他のプリキュアシリーズの例にもれず、この二人も負けず劣らずのイチャイチャぶりを見せる。

気弱なつぼみと積極的なえりか、という構成であるためその多くはえりかが攻めるパターンが多い。故に表記としては「えりつぼ」のほうが自然であるが、語呂が良いためか主役としての維持かつぼえりのほうが使用率としては高い模様。
中でもつぼみがショックを受けてうまく立ち振る舞えない状態ではえりかがどーんと受け止めて叱咤する、励ますことがあり、映画『花の都でファッションショー…ですか!?』ではそれがよく見て取れる。
その一方で本編しかりDX3以降のオールスターズしかりで、えりかがはっちゃけたりボケたり暴走したり（「安定のえりか」参照）したときにはつぼみがツッコミ役あるいはブレーキ役を担うことに。こんなもんだからファンからも中の人からも「漫才コンビ」扱いされることも。アニメージュ2018年 7月号でも歴代バディのなかでは完全にそんな記述だった。

前半は他にプリキュアがいなかったためこのカップリングの独壇場であったが、明堂院いつきや月影ゆりの参入によりバリエーションが生まれるようになった反面、後半はつぼゆり・えりいつがメインになってしまった。

それでもやっぱり最後に決めるのはつぼえりだよね！

あと38話の「私たちもフォルテッシモする？」でつぼえりに陥落した人、いかがわしいことを連想した人、この言葉をタイトルにした薄い本を描こうと思った人、みんな挙手しようねー。

水樹奈々と水沢史絵

歴代のプリキュアメンバーはとても仲が良いことで有名だが、この二人に関しては話題にされることは意外に少ない。

水樹奈々のドキュメンタリーにおいてプリキュアの現場で仲良く雑談をする姿、雑誌の表紙など・・・仕事上での関係性はとても深いが、プライベートでの交流が公にされることは少なく、水沢史絵に至ってはハートキャッチプリキュア!の映画を一人で観に行って「大人がプリキュア見てるーｗｗｗｗ」と子供に笑われてしまう事態も起こっている。

ファンをヤキモキさせる中、スカ ☆パラにおいてプリキュア特集をやった時、丁度良いことに番組の看板キャラクター「スカッパ」を水沢史絵がやっていたことで出演者との間でプリキュアトークになった。

この際、天野ひろゆきから「プライベートでのお付き合いはあるのか」と聞かれた際、水沢は「大阪のイベントへ一緒にいきました・・・」とちょっと言いづらそうに答えた。

天野から「ブロッサムとマリンは交流なし」と結論づけられようとしたその時、水沢はこう答えた。

「忙しいんです！奈々ちゃんが忙しいんです！」

その後いろいろと水沢は天野ひろゆきからイジられまくってしまった（上記の雑誌の表紙を飾ったことをネタにされたので、水沢はかなり取り乱した）が、水樹奈々の多忙さによりプライベートの付き合いが難しいという大方ファンの予想通りの結果が出ることとなった。

逆にあまりプリキュアに対する感想をオープンマイハートしない水樹奈々側だが、キュアブロッサムを結構ノリノリで演じていて、最終回後は堪忍袋がしばらく切れなくなると寂しがっていた。

他、おしりパンチをライブで披露するなど役柄自体にハマっていた様子でありくわえて、プリキュアについて語るとおおよそマリンの話題が飛び出す。やっぱ相棒はえりかが一番だよね！（水沢史絵の話題はあまりでないけど・・・）

彼女にとっても水沢史絵が大事なパートナーであることに変わりはない、はず（だから忙しいんですったら）。少なくとも水樹のブログによれば一緒に英語教室に通っているそうではあるが…って、そこ、つぼえりに置き換えていらぬ妄想しない。ちなみに上達度合いは・・・お察しください。

いろいろあったものの、『水樹奈々のMの世界』に水沢史絵が登場したとき、ついにいろいろな裏話が聞けることとなった。

そもそもこの二人は、年齢同じ・事務所が同じ・誕生月が同じ・オーディションを受けた時間帯が同じ（グループが同じ）で掛け合いをやったなど、偶然の一致ながらもシンクロする部分が多かった。
前述のライブで水沢史絵が出演したのは、現場で水樹奈々が「出演してくれない？」と依頼をしたから、お願いをした当人は「やっぱり渋られるかな、どう説得していこう」といろいろ考えていたのに水沢は「あ、いいよ」の二つ返事だったという。キャラクターとしても似合い過ぎである。