てつかぶととは (テツカブトとは) [単語記事]

てつかぶととは、ドラゴンクエストシリーズに登場するアイテムの１つである。

概要

シリーズ2作目である『ドラゴンクエストII　悪霊の神々』(以下DQ2)から登場して以降、皆勤賞のアイテム(防具)であり、シリーズ最初の頭に被る防具でもある。

外見はシリーズにおいて、一貫して顔面の一部を除いた頭部の大部分を保護するデザインとなっており、額にはガラス玉、後頭部には赤い(黄色の場合もある)房がついている。

防具としての性能は作品によってまちまちで、特に初登場のDQ2では、1種のハズレアイテムであり、全くお話しにならない性能にもかかわらず、売値だけは高いという代物だった(次作の『ドラゴンクエストIII　そして伝説へ…』以降は値段が安くなり、防御力もそれに見合う防具になった)。

基本的には序盤の半ば～終わり辺りで入手でき、主人公をはじめとした多くの前衛キャラクター、一部の後衛キャラクターも装備できることが多く、状況次第ではラスボス戦における最終装備になることもある（例：DQ3の僧侶、賢者など）。

ストーリー上もっとも早く入手できる本格的な兜であるため、それなりに値は張るものの初見プレイ時に、購入した人は多い…はず。

（なお、リメイク版などでは、てつかぶとよりも安価でありながら、性能差がほとんどない頭防具が多数追加されることもあり、システムを理解してるプレイヤーからは無視される可能性がある。）