でろでろとは (デロデロとは) [単語記事]

でろでろとは、

2003年～2009年にかけて『週刊ヤングマガジン』にて連載されていたホラーギャグ漫画である。→ この項で解説する
パンツマンが焼きそばに唱えた呪文

概要

作者は押切蓮介。全271話の全16巻、単行本には特典として番外編全21話と蓮介漫画日記が描かれている。

2013年 11月1日発売の『ヤングマガジン GAG増刊神回』では、「でろでろ-おかえり編-」として4年ぶりにでろでろが読み切りで復活した。また、新作描き下ろしを収録した『でろでろ新装版』が同年12月25日より刊行されていくことが決定した。

そして、新装版発売記念として2014年 2月3日発売の『週刊ヤングマガジン10号』より「でろでろ2杯目」が連載されることとなった。

主人公である日野耳雄が、人に危害を加える様々なオバケや妖怪を殴る・蹴るといった暴力で懲らしめてしまうというのがこの漫画の基本スタイルである。

日常に潜むちょっとした事を怪奇現象やオバケと上手く絡めた笑いあり、涙あり、感動ありな作品である。

主な登場人物

名前	人物の簡単な紹介
日野耳雄	本作品の主人公でオバケに対し殴る・蹴ると滅法強い。妹の留渦が可愛くて仕方がないシスコン野郎。
日野留渦	耳雄の妹にして、本作品のヒロイン。異常なオカルト耐性を持ち、何事にも淡々とした表情と対応を見せる。
サイトーさん	日野家の飼い犬。憎めない顔とイヌとは思えぬ器用さを持つ。「ギャワーン」とよく鳴く怖がり屋さんである。
委員長	本名は平川和彦。耳雄の親友で、名の通りの委員長キャラである。むっつりスケベな奴である。
センパイ	本名は久我山隆志。耳雄にワルとして慕われてるが、基本ダメ人間で将来の選択に葛藤する日々を送る。
須藤みちこ	心霊マニアのオカルト通。留渦とは友達関係。オバケをいたぶることに長けている。
相原岬	耳雄のクラスメート。耳雄に鯉恋しているが、訳あって気味悪がられている。
相原水面	岬の姉で豪快な性格をしている。酒をこよなく愛し、上司の嫌がらせと戦う日々を送っている。
犬山丈二	元イヌ。その時の名はジョージ。よく「クゥ～ン」と言い、頼りない。
白石	耳雄のクラスメートの女子。元イヌの犬山の飼い主で、人間となってからの犬山に好意を寄せ続けている。
カントク	「シネマ淵ヶ関」の館長兼映画監督の妖怪。容姿がガチャ○ンに似ている。
びっくとサン	カントクの友達。人間をビクッとさせることが好きでたまらない。