バルナッド・キャンペーンとは、DIOPによるソード・ワールド2.0を用いた卓ゲM@Sterである。
主に使われるタグとしてとある市国の冒険物語が用いられる。
バルナッドをメインの舞台とした冒険者たちの物語である。
GMはアイドルとのTRPGのGM権を獲得した一般人、またオンラインで行われているという設定となる。
PLは音無小鳥、如月千早、萩原雪歩、水谷絵理、我那覇響の5名。
当初は1セッションで終わる予定だったのだが、無茶ぶりに定評のある黒いのがいつもどおり無茶ぶりをしてキャンペーン化した。(セッション2)
またセッション8から追加の人員があり、計6名のパーティ(パーティ名は未だにない)となった。その後セッションは33まで行われ、2016年3月20日に投稿されたセッション33-9をもって完結した。
ハウスルールでセッション終了時に名誉点が上昇しなかった場合、合計名誉点が10%減少するという仕様が導入されている。どうしてそんなルールが導入されたかは、後述するPT構成の欄を参照。
この卓は実卓でありそうな「あれこれと使えるものがないか考えている」感じが伝わってくる、そんな卓である。(編集者はTRPG未経験なため主観である) その一例として他卓ではあまり使われないような魔法やアイテムが使用されてることも多い。またRPでもアイドルが担当するキャラはセッションを重ねるごとに経歴回収とともに個性が成熟されており、登場時とは設定や性格が大きく変わったキャラも多い。
セッション16から支援絵師の一人であった出汁氏よりPC用の立ち絵が提供されている。またアイドルが担当するNPCにもセッション21.5から立ち絵が提供されている。他にも黄緑野郎氏により一部NPCの立ち絵が提供されており、ざっくり氏、山葵(会津若松の変なペナントP)氏からはPC用のキャラチップが提供されている。
「赤と青の輝き亭」を拠点とする、前衛3人・後衛3人のバランス型PT。
冒険者Lvは15に到達し、実力的には既に国内でもトップレベルの冒険者なのだが、ことごとく入手した剣の欠片をほぼ売却(1つにつき200ガメル也)していたり、PTのほぼ全員が名声に興味がなかったりするため、仕事がない間に住民の知名度が下がっているということも珍しくない。そのため国家レベルの有名人にまで名声を上げたあとは、都市~国家レベルの知名度を行き来している状態にある。
しかし国外における知名度の低さや未だにPT名を名乗っていない特異性ゆえか、初期に取得したバルナッド公的機関からのコネクション絡みの任務を秘密裏に受けやすかったり、敵性勢力に確実な情報が伝わりにくいといった利点もあるようである。特にシティアド系のシナリオではその傾向が顕著であり、シティアドのセッション(14や23)ではその手の依頼が来ている。
ただしセッション21であることを行ったため、現在はその時に得た称号「竜皮剥ぎ(ドラゴンピーラー)」が通称として定着してしまい(その称号の兆候はセッション15でフラグを建てていたりする)、セッション32以降では必要に迫られたこともあり自称することになった。
セッション32ではイルミニアの軍事文書ではバルナッド最強と評され、何があっても交戦は避けろと指示されている(危険度・特A) また非常事態時にバルナッド評議会から全権委任状を渡されるほどの実力と信頼を得ている。
種族:人間 性別:女 年齢:15歳 生まれ:神官
技能:プリースト(キルヒア)2、セージ1、(フェアリーテイマー、ウォーリーダー)
経歴:師と呼べる人物が居る、旅をしたことがない、純潔である
バルナッドの中流階級の娘。
キルヒア神殿の運営する学校に通っていたが、座学だけではいけない、外の世界を見たいと冒険者になる。
学校の教授(CV:大泉洋)の紹介で冒険者の宿「赤と青の輝き亭」に向かうところから彼女の冒険は始まった。
性格は常識人であり、知識の神の元で学んでいたこともあって、頭も良い。
ルーンフォークのリーズを除けばPT最年少だが、リーダーとして采配を振るう。
基本的に温厚なのだが、本気で怒ると容赦のない面があり、過激な行動や作戦立案をすることもある。
当初は蛮族や穢れに対してKILL HEREな面もあったが、様々な出来事からそういったものは薄れており、現在は「穢れの有無に関係なく、ルールを守って生きているならば尊重されるべきである」と言う考えに変わっている。
そのために一時は加入したテトラインとギクシャクしていたが、今はむしろ一番仲が良い。
しかし蛮族に対する嫌悪感は当初に比べて格段に小さくなったものの、PT内においては割と強い方で、イルミニアの特務隊であるシャロウ達との対話がままならない状況になっている要因ともなっている(ただしこれは敵のリーダーであるシャロウもクローバー達に強い敵意・警戒感を持っているのも要因なので、一概にクローバーのみの問題というわけではないのだが)
※キャンペーン最終決戦のネタバレ
PTで経験を経るたびにリーダーとしての資質も大きく成長。
ダグニア全土を巻き込んだ戦争においてはバルナッドの人族側としてのリーダーとなり、その言動に重みを乗せられるほどの高いリーダーシップを持つに至っている。イルミニアとの共闘宣言での演説ではヴァイスの助けがあったとはいえ、見事に共同戦線を実現させ、最終決戦の要塞攻略戦に急遽編成されたバルナッド・イルミニアの連合軍では総指揮官となった。
※ネタバレ終わり
名前の由来は、クローバー ブッシュ=萩の英語「bush clover」から、L=同じく萩を意味する「Lespedeza」の
頭文字から。
種族:グラスランナー 性別:女 年齢:16歳 生まれ:軽戦士
技能:フェンサー2、スカウト2、(アルケミスト)
経歴:ガキ大将だった、魔物を倒したことがある、かつて信頼できる友人がいた
旅をしていたグラスランナー。
冒険者になろうと「赤と青の輝き亭」を訪ねパーティを組むことになる。
子供の頃に定住していたことがあるらしく、妙にグラランらしからぬ言動が多い。
またグラランの特徴というべき好奇心を押さえる真面目な性格だが、これは過去に何かがあったためらしい。
その出自と過去についてはセッション26にて触れることになるのだが……
キョウという名前は、東の方の言葉”今日=today”が由来であり、
「昨日は戻らない、明日は来るかわからない。だから今確かにある今日を生きて欲しい」ということを願って母親が名付けたとのこと(セッション27より)
当初は料理担当として腕を振るうが、追加メンバーにすっかりその座を取られている。
リーズに気を使うことが幾度かあり、それがリーズを丸くした要因の一つになっている。
彼女がリーズに対して気を使っているのは彼女の境遇によるものなのか、それとも……
(過去を振り切ったセッション28以降では、元々あったリーズとの共依存性が一層強まってしまっているのだが)
二刀流で敵を切り刻むフェンサー。
またスカウト技能を生かし潜入や探索で活躍しているほか、アルケミスト技能による補助も行う。
だがここ一番で微妙に運がないせいか、PT内認識でちょっと不運な娘と認識されている面もある。
名前の由来はキョウ=響の音読みから、フォニア=シンフォニー(交「響」曲)から。
種族:ルーンフォーク 性別:女 年齢:5歳 生まれ:魔動機師
技能:マギテック2、シューター1、(スカウト)
経歴:商売を手伝ったことがある、大怪我をしたことがある、憧れる冒険者がいる
冒険者の宿「赤と青の輝き亭」に用心棒代わりに住み込んでいたルーンフォーク。
バルナッドなので単純な労働力としてある商会で使われていた。
ある時同行していた隊商が魔物に襲われ、自分以外が死亡した。
この時リーズが生き延びたのはある冒険者達(幸運エンジェル)が助けてくれたからである。
予期せぬ自由を手に入れ、その冒険者に憧れを持ったリーズは冒険者となる。
上記についてはセッション3で起きた事件の経緯から、PTには明かしている。
しかしこの当時には明かしていなかったものの、
ある冒険者に助けられてから、『赤と青の輝き亭』の店主に出会うまでも紆余曲折があり、
このときにも凄惨な経験したことから、現在のリーズの表向きの性格が形成されたといっても過言ではない。
この間におきた出来事については、セッション14までに全て明かされることとなる。
セッション30において、自身をかつて救った「幸運エンジェル」に恩返しをすることができた。
生い立ちのせいか、実際に運も微妙に悪いのだが、
コンビを組むことが多いキョウの方が失敗する確率が高いため、あまり失敗は目立っていなかったりする。
非常に斜に構えた態度、倫理的よりも合理的な判断をしようとすることが多く、他のメンバーとはすれ違うことも。
それもパーティを組んでからは、大分丸くなってきている。
最近ではむしろ合理的な意見を出すこと自体が自分の役割だと割り切っているところがある。
ちなみに上記の性格や男性的な口調は辿ってきた経歴から身内以外をほとんど信頼できないことが影響している。さらに身内以外に対しても言動は「歯に布着せぬ」を地でいっているため、初対面では相手方に悪印象を与えることが非常に多く、それどころか険悪な雰囲気になることも少なくない。しかし一度信頼・信用を置こうと決めた相手に対しては必ず義理を果たす面があり、また仲間に対して秘めている想いも表に出にくいだけで非常に強い。特に彼女に何度も気を使ってくれたキョウには強い親愛を寄せている。
狙撃を用いるスナイパーでもあり、トランキライザーバレットで昏倒させるなど、一風変わったマギシューである。
特にセッション14のイベントで入手したパイラムは事前準備が必要と使用条件こそ厳しいものの、
リーズのみならず、PTの作戦行動でも中核を占めることがある、切り札とも言うべき強力な狙撃銃である。
名前の由来は、A9-A=水を意味するアクアから、リーズ=理(ことわり)を意味するreasonを人名っぽく。
種族:ドワーフ 性別:女 年齢:25歳 生まれ:職人
技能:ファイター2、エンハンサー1、(レンジャー)
経歴:飛空艇に乗ったことがある、両親に愛されて育った、冒険に誘われたことがある
職人を多く輩出するクライフ家の娘。本名はリーテ・フェーゲラインといい、ある理由から偽名を名乗っている。
職人として色々な所で修行をするも身が入らない。その理由はかつて乗った飛空艇への思い。
世界を巡ってみたいという思いが彼女を冒険者への道に誘い、「赤と青の輝き亭」へと至る。
実は出自にはとある秘密があり、セッション24と29にてそれが語られることになる。
攻防共に頼りになる重戦士。
イビルターゲットさんは働かない。そのためセッション24でついにリストラ(サブ装備行きに)された。
パーティ内で年齢が一番上ということもあり、お姉さんとして色々動く場面もある。
また知力が低いが、年の功なのか様々な場面で第二の頭脳として働く。
そのことから実家の家業は職人以外の役目も兼ねていたのではないかと思わせるところがある。
本人は「頼れるお姉さん」を目指しているが、どちらかと言えば本人が「ほとんど意識しなくても行っている」という自覚があまりないといった方が正しく、更に自分以外を優先してしまう傾向がある。また他人に甘えることも苦手で、こういった性格が冒険者になった後の立ち位置に影響しているようである。ただしセッション29で実家と和解したため、このような他人ばかりを優先する性格は多少緩和されている。
年の近いルナと仲が良く、彼女の前では「お姉さん」でいられないこともある様子。
名前の由来は、ミュート=「無音」という意味のmute、クライフ=「小さな鳥」と言う意味のドイツ語
「Kleiner Vogel(クライナーフォーゲル)」を略したもの。「歌わない小鳥」
本名の由来は、リート=「歌」という意味のLied、Vo"gelein(フェーゲライン)=「小鳥」 ともにドイツ語から。
種族:ナイトメア 性別:女 年齢:23歳 生まれ:魔術師
技能:ソーサラー2、セージ1、(コンジャラー)
経歴:監禁されたことがある、故郷の場所を知らない、規律に厳しい環境で育った
生まれてすぐに捨てられ、故郷を知らずに育ったナイトメア。
旅芸人の一座に拾われ歌を歌っていたが、ある理由から冒険者を志し一座から出る。
適当な冒険者の宿を探して「赤と青の輝き亭」にたどり着く。
この地方では比較的穢れに寛容なバルナッドではあるが、ナイトメアであることは隠している。
角はいつもとんがり帽子で隠しているが、異貌化したのを見ると人参というかなんというか……
そのためか動物に好かれやすかったという設定が生えた。
ちなみに酒好きで、しかも酔わないほど強い。
年長組同士としてミュートとコンビを組むことが多く、またPT内では唯一の飲み仲間でもある。
普段は温厚な性格だが、敵対者に対してはPT内の誰よりも容赦がなく、
凄惨な尋問・拷問を立案・実行することもある。
また敵対者や犯罪者のみならず、出自の影響もあってか傍観者に対しても非常に厳しい態度をとる。
セッション30にて自身の因縁に決着をつけ、後はPTのために協力することを改めて誓う。
魔法で攻撃・補助するウィザード。
ファミリアで周囲の警戒・調査などを行うほか、ゴーレムを用いることもある。
召異魔法技能は持っていないものの、ある理由から魔神関連の知識に関しては造詣が深い。
名前の由来は、ルナ=「月」を意味するluna、シーミラ=「類似した」と言う意味のsimilarから。
如月だけに「月が如し」
ルナのファミリアで命名者はミュート。素直な性格でルナのことをご主人様と呼んでいる。
見た目は千早のイメージカラー同様に「蒼い鳥」である。
一人称は僕なので、精神的には少年?と思われるが、実際のところは不明。
……なのだが最近の性格を見るとむしろとある人物にそっくりという疑惑も浮上している。
外観・性格・口調は可愛いのだが、やや影が薄く、マスコット枠もヴァルグリアンに取られてしまった不憫な子。
そのせいかヴァルグリアンが人型を取れるようになった後には、より強い対抗意識?を持っている様子。
そんな健気な姿はファンが多い……はず。
種族:ドレイク(ブロークン) 性別:女 年齢:20歳 生まれ:戦士
技能:ファイター6、プリースト(フェトル)4、ライダー7 (セッション8時)
経歴:血縁者と死別したことがある、幼少時身体能力が著しく劣っていた、人族の文化が好き
「赤と青の輝き亭」にて無銭飲食をしたドレイク。
飲食代を工面するために「私を買いたい者はおりませんか!?」と言い出す天然である。
(当然ながら冒険者の腕としてであった。)
食に並々ならぬ関心を寄せ、よく食べる。穢れ持ち、蛮族という自覚が無いかのように食べ歩く。
アーレに行った際にも食べ歩くほどである。
また自身の料理もそれなりの腕前であり、冒険先で様々な生物を調理している。
蛮族らしくない蛮族であるが、それは出身国と環境が関係しているようで、行動基準はほぼ人族に近い。
更に本人がフェトル神官のため、正義感・倫理感も高い意識を持っている。
が、少しずれた部分があるのも否めず、たまにではあるがルナを弄って制裁されていることもある。
ただし度を越した理不尽な行為や食事の邪魔をされたりするとキレることがあり、そういう時はかなり怖い。
具体的は「まるでドレイクみたいだ」と言わせるほど。「元からドレイクじゃねーか!」とか言ってはいけない。
一方で、宿にてバルバロスジョークを披露することもあるが、バルバロスなだけあり、かなり黒いネタばかりであるが、常連客には非常にウケがよい。最近はバルナッド・ブラックジョークの方が増えてきているが。
戦闘時は遠距離からのチャージによる重い一撃で敵を撃破したり、神聖魔法で回復したりと多様な働きをする。
名前の由来はテトラ=四、ライン=条から。
姓は蛮族の国を出たさいに、これから先は一個人であるからと名乗らなくなった。
なおフルネームに関してはコラボ企画(温泉事変)のみに登場。エーデル=高貴。
元は神のきざはしを住処にしていた雷竜で、公式NPCのネームドのドラゴネット(Lv11)で、
神への領域を守る第一の番人として知られ、一部では伝説とも謳われるブルードラゴンである。
……だったのだがクローバーたちが訪れた頃には神のきざはしの出現する魔物のLvが12~15という魔境状態と化しており、既に肩身が狭かったらしい。本人も「栗(Lv14)より弱い」と自覚していたぐらいで、クローバーたちに対しても遭遇表で1ゾロ振ったとしか言えないぐらい、戦闘で1キル(全略)されてしまった。
そのためPTに加入した後は完全にマスコット扱いで、ミュートやクローバー、視聴者からの愛称は「ヴァルちゃん」。しかも素の性格が妙に可愛いため、威厳ある口調で喋ってもすぐにカリスマブレイクするのことが日常茶飯事なので威厳もない。そんな彼?なのだが、あるセッションで大活躍を果たしている。
セッション25で紆余曲折もあって、人族の姿も取れるようになり、髪などにブルードラゴンの面影を残した少年の外観をとる。また人間年齢に換算すると12~13歳ぐらいと思われるが、人族の姿をとったときの外観年齢も同様である。セッション28ではある災難に襲われるのだが……その件については次回の講釈にて(違
種族:ドレイク(ナイト)
初登場:セッション7
経歴:人族と蛮族の違いがよくわからない、人族を庇護対象と考えている、国王に会ったことがある
セッション7にてクローバーたちと遭遇することになるドレイクの女性。
クローバーやキョウとほぼ同年代の16歳。
PCに対しては状況のせいで一触即発の状態になっているが、
平時の価値観は育ちの影響もあってPCのテトラインと同じく一般的に知られる蛮族らしくはない。
名前の由来は「shallow」=「浅瀬」と「weave」=「織る」から。
種族:ラルヴァ
初登場:セッション11
経歴:片親が人族、敵対する者が居た、血縁者と死別したことがある
セッション11にてクローバーたちと出会う少女。
出会った当初は変装していたが、その正体はラルヴァでシャロウ達と行動を共にしている。
実は成人もしていない12歳だが、召異術師として高い才を持っている。
また母を失って以降は天涯孤独となっており、その影響か姉代わりのシャロウによく懐いている。
名前の由来は亜美のローマ字読みのアナグラムaimとトゥイン=「双」、シー=「海」から。
種族:フォモール
初登場:セッション11外伝
経歴:人族に負けたことがある、監禁されたことがある、人族の部下がいる
セッション11外伝にて登場するフォモールの女性。
大破局時代の生き証人であり、その能力は極めて高い。
大破局時の戦いで膝を負傷しており、白兵戦においては全盛期の力はないとされている。
ある理由からあえて古傷として残しているらしいが……
テトラインの出身国であるイルミニア共和国の国家元帥であり、強いカリスマで国をまとめる傑物中の傑物。
生涯で二人の英雄に出会ったと語っており、そのうちの一人がセレーネである。
もう一人は大破局時のアーレ攻城戦で出会ったが、そのときにアーレの攻撃を受けて殺害されてしまっている。
セッション29において、通話のピアス越しではあるが本編に登場した。
セッション32において、ついにクローバー達と対峙するが……
※キャンペーン最終章のネタバレ
セッション32において司令部を強襲したクローバー達をセレーネとともに迎撃したが敗北。
形勢不利により、クローバーたちの提案した停戦に合意しようとしたところで、空中要塞が戦場に乱入。
停戦合意後の対要塞への共闘の申し出を行ったクローバーたちに「人族側を説得して見せろ」との一言を残す。
その後、戦場での救助活動と共闘宣言の演説を成功させたクローバーの資質を認め、
最終決戦時にイルミニア側の要塞攻略戦の参加者に激励をかけるといった援護を行っている。
※ネタバレ終わり
名前の由来はアイルランド語で「春」を意味する「earraigh」、同じく「海」を意味する「farraige」から。
種族:???(バジリスクウィークリング)
初登場:セッション11外伝
セッション11外伝で登場する某国の事務員の女性だが、名前と種族が判明するのはセッション18の外伝。
過去話での戦闘スタイルはマギテックシューター。(なぜマギテックとして優秀かはセッション10以降に伏線あり)
(名前的には弓じゃね?とか言ってはいけない)
本編ではセッション20において一度だけクローバーたちと出会い、軽い顔見知りとなっている。
名前の由来はギリシャ神話の月の女神セレーネと、ロー=法律の「律」から。
種族:ナイトメア
セッション10でクローバーたちが訪れた孤島の遺跡の研究所所長だった人物。大破局時に島からスカイシップで脱出し、その後にアーレにおいて蛮族のスパイ容疑で逮捕・収監されたが、それ以降の足取りは消息不明。名前はバルナッドの軍人だったアーチボルトの台詞より。
当時の魔動機文明時代でもバルナッド出身者としてはマギテック・アルケミストの第一人者と呼ばれた大天才。自らどんな魔動機械も使いこなすといった辺りから、ライダーの心得もあった模様。リーズのパイラムやセッション10やセッション27に登場した魔動機械ヤクト・ガーウィも大破局前後に彼が設計したもの。
※以下キャンペーンの核心に迫るネタバレ
本人はマギテックというよりアルケミストに傾倒していたようで、無から物を作り出だす真の錬金術を生み出し、最強のラスボス貧困を解消することを生涯の目的にしていた模様。またある理由から人族と蛮族の共存思想を持っていたとも窺え、それだけでなく人族と蛮族が共存する国家の仕組みまで考えていたフシがある。それに加えてウィークリングであるエンデュミオンを養子に取っていたことも重なり、大破局当時にスパイ容疑で逮捕された。セッション28において姓がローと判明し、人族・蛮族の間における平等・共存の思想は息子(養子)のエンデュミオン、そしてその生まれ変わりであるセレーネにそのまま受け継がれていた。セッション31でクローバー達と遭遇したロバートは既にレブナント化してたことから、エンデュミオンの死を知らせれた挙句に処刑されたか蛮族の攻勢に巻き込まれて死亡していた可能性が高い。
レブナント化したことで思考が硬直化し、養子のエンデュミオンの命そのものを奪ったラクシアのすべてを憎むようになっており、大神級を越えるかのごとくの性能を誇る空中要塞を建造、イルミニア・バルナッド戦争の最中に要塞を起動させ、世界全てを破壊しつくすために行動を開始した。最終的には要塞内部に侵入され、最終防衛ラインを担当していた魔動天使とともにクローバー達を迎撃するが敗北、セレーネに看取られる形で最期を迎え、要塞も内部から爆破され処分された。
※ネタバレここまで
種族:人間
セッション28においてロバートの息子として過去の映像に登場した。変わった眼鏡を身につけていたようで、ロバート曰く「幼少時に病気で目を悪くした」とのこと。そのシーンからすると父親を慕う温和な少年であったようだ。
※以下キャンペーンの核心に迫るネタバレ
種族は人間ではなく、セッションの流れや外見の特徴からみてもバジリスクウィークリング。経緯は不明だがロバートの養子になっており、人族同様の教育を施されて育てられた様子。セッション20.5でアーリィに自爆攻撃を仕掛けるようにアーレ側から強要され、挙句アーレからの攻撃で殺害された少年と同一人物であり、既に故人。彼の死がキャンペーン最終章に繋がる巨大な伏線を作っている。
実はセレーネの前世であり、アーリィの計らいにより高達成値でリーンカーネションをかけられたために早い段階でセレーネはエンデュミオンとしての記憶を全て取り戻している。
※ネタバレここまで
「赤と青の輝き亭」のマスターで元冒険者。
名前はメアリーで姓をスー。ケイトという双子の妹がいる。
DIOPがニコニコ動画に別アカウントで投稿している非卓m@s作品の前作主人公でもある。作品同士の繋がりはないため、スピンアウト扱いのキャラクターだが、気になる人は検索してみるとよい。
かつて重傷を負っていたリーズを助け、頼る当てのない彼女を店に住まわせていた。
店に所属する冒険者のことを大切に思っており、誰よりも心配している。クローバーたちが技量に対して基礎能力が追いついていないと露見した際、かつての冒険者仲間を集めたこともある。
冒険者時代はヒューレを信仰する熟練の重装型神官戦士であり、その実力は一線を退いた現在も衰えていない。
冒険者時代に依頼主に騙されて瀕死の重傷を負わされたことがある。その際に片目と生殖能力を失っている。
片目がオッドアイになっているのはそのときの治療に用いたフィジカルギミックの失敗によるものとのこと。
店主の双子の妹。店主とは容姿はそっくりだが性格は似ていない。
かつては店主と同じPTで冒険者をしており、PT解散後もただ一人冒険者を続けていたが、セッション19~21の頃に実質的に引退したらしく、現在は「赤と青の輝き亭」で後進の育成に勤めるようになっている。
冒険者としてはマギテックとアルケミストを嗜むマリョップラーであり、単体火力ではかつてのPTでは随一のもの。
初登場:セッション4
盗賊ギルド「ナイトクリープ」の構成員で、情報全般を扱う部門に属している。
かつて店主達と同じ冒険者PTに属していたため、店主達とは旧知の間柄。
ぶっきらぼうな態度をとるが、腕は確かな人物。旧知である店主の紹介もあるため、依頼以上の支援をこっそり行っていることもある。PTとの関わりは唯一盗賊ギルドの会員となっているリーズとのやりとりが主だが、セッション13でクローバーたちとも「初対面」を果たす。
冒険者としての能力は不明だが、スカウトを極めた軽戦士型だったと考えられる。
若き日の容姿についてはセッション13や18において語られている。
初登場:セッション2
バルナッドで商売を行っている商人。マクロ経済学を確立した人物ではない。
なお、初登場したのはセッション2だが、この時は通りすがりの行商人で名無し。名前付きで登場したのはセッション3からで、立ち絵がついたのはセッション23からだった。
セッション3にて、ラ・ルメイアへ向かうためPTに護衛を依頼。その後もセッションにちょくちょく登場しクローバーたちPTと関わることになる。そんなケインズだが、セッション23において人生最大のピンチを迎えるもPTに助けられ「赤と青の輝き亭」の専属商人として再出発した。
初登場:セッション4
クローバーの卒業した学院における先生(CV:大泉洋)で、クローバーにとってあらゆる部分で師とも言える人物。
ヴァイスやケイトとはかつての冒険者仲間であり、クローバーに「赤と青の輝き亭」を紹介したのもそのため。
温厚で誠実な人柄。
またキルヒアのプリーストとしても一流のようで、直接キルヒア神殿から依頼が来ることもある。
初登場:セッション4
バルナッドのスラム街にある『【食事処】止まり木亭』の店主であるケトの娘。ゴロツキに絡まれていたところをキョウに救ってもらったのが縁となる。キョウに助けられた際にはエレミアを名乗ったが、セッション終了後は一度も呼ばれておらず、もっぱら愛称であるエリーと呼ばれることがほとんど。母親もそうなのだが実はラミアであり、そのせいでクローバーたちと一悶着あったのだが無事解決し、以後は一行とも親しくなる。ちなみにケトから魔法を習っており簡単な真語魔法を扱うことが出来る。名誉人族を取得していないため、基本的に正体は隠してあるが、親しい人には明かしている様子。
初登場:セッション16
ウィークリングとコボルドの隠れ里出身。元々穢れが薄いコボルドのウィークリングのため、ほとんど穢れがない。その出生ゆえに育て親であるフレイズ以外からは余りいい目で見られておらず、また衰退していく一方の里を出たがっていた。そんな時に依頼でミュートたちが訪れ、依頼を終えた後のミュートに後押しされる形で里を出ることになり、「赤と青の輝き亭」の看板娘となる。育て親であるフレイズにもそっけない態度を取るなど里にいたときはすれていたが、実際にはフレイズを非常に慕っており、バルナッドに出てきた後も「姉であり母のような人」と評しており、また妖精魔法も習っており、簡単なものなら使用できる。
特技は料理。自身の努力とコボルドの特性もあって幼いながらもかなりの腕前を誇る。
上記のエリーとは料理スタンスの違いで一時期は険悪だったが、料理対決を挟んだ後は親友同士ともいえる関係となる。
初登場:セッション23
セフィリアの枢機卿。極端な穢れ排斥主義者だが、それ以外に非の打ち所がない人物であり、穢れ排斥主義が浸透しているセフィリアでは非常に人気の人物。セフィリアでは珍しくマギテックにも理解を示すなど、革新的な考え方を持っている。
※以下キャンペーンの核心に迫るネタバレ
その極度の穢れ嫌いのため、蛮族の排除には手段を選ばず、魔神使いとして非合法な活動を水面下で行っていた。その徹底ぶりは蛮族を2人排斥できるなら、人族を1人犠牲にしてもいう極端な考えを持ち、セフィリアでは人間を自身の尖兵となる魔神召喚の生贄するために魔神の苗床にした後に地下へと幽閉していた。そのため流石に(元からなかったかもしれないが)プリースト技能は失っているが、クレリックとしては弁論や政策に明確な意思を持っているために優秀そのもの。10年以上前に非合法の魔神使いとして疑惑を掛けられた際に、シーミラ一座を罠に嵌めることで追及をすり抜け、また数年前にもテンプル家の娘を「死」に追い込んで対立関係にあったテンプル家の影響力も削ぐなど、権勢保持のための狡知にも長けている。……が、かつて罠に嵌めた魔王エンジェルと竜皮剥ぎ(ドラゴンピーラー)の成長に脅威を感じ、直接的に手を出したことから綻びが起き、この2組のPTが手を組んだことで追い詰められ最期は自らの魔神により死亡、事件収束後に地位及び名誉も教団に剥奪されている。
次セッションで、20年前に孤児院の地下道(当時からあったかは不明)から魔動機文明時代の施設に偶然辿り着き、施設にいた人物と何らかの密約を交わしていたことが判明する。
※ネタバレここまで
初登場:セッション3
神官戦士のグレース・テンプル(東豪寺麗華)、ルーンフォークの射手であるスリーライン・10M-3(三条ともみ)、プリースト兼コンジャラーであるベル・モルゲン(朝比奈りん)の3人で構成されたPT。
かつてリーズを助けたことがあり、当時は「幸運エンジェル」の名前で活動していた。
初遭遇となったセッション3では山賊狩りの最中にリーズたちと再会したため、なし崩し的にクローバーたちと戦うことになってしまっている。以後何度かPTと遭遇し、敵対・交渉・協力・共闘などシチュエーションによって対応が異なっている。
ちなみに彼女達の変貌振りに疑問を持ったリーズがアーレで「幸運エンジェル」について調べた際に、リーズを助けた直後に依頼で向かったラ=ルメイア王国での戦闘で全滅したと公的には記録されていた事が発覚。このことから表世界では生きられず、生きるために裏街道の依頼や山賊狩りなどで食いつなぎ、更に物資の補給もままならない状況が続いていると推測されている。
「赤と青の輝き亭」の店主と旧知の仲であるヴァイスとコネがあり、ほかにもバルナッドの公権力ともある程度繋がりがあると思われるも詳細は不明。
クローバーたちの先輩格の冒険者であり、初顔合わせだった当時ほどの開きはなくなったが、個々の実力は現在でもクローバーたちに劣らぬ力を持つ。イルミニアの軍事文書によれば3人PTゆえに脆い部分はあれど、基本的に交戦は避けろと指示を出されるほどである(危険度B)
※以下キャンペーンの真相に迫るネタバレ
グレースの父であるモーガンがルナの仇敵でもある枢機卿コルテスとダノス海派兵を巡っての政敵同士であり、意図的にグレースたちは巻き込まれたのではないかと見られ、生き延びたグレースたちはそれを知ったうえで現在の行動を起こしていると考えれば魔王エンジェルの行動に合点がいくところも多いことが判明。
上記の戦場で謀殺されかけ、何とか生き延びはしたがこの時に戦ったアンデッドの呪いが元でグレースは生きたまま穢れ(推定3点)を受け、父であるモーガンが(立場から来る苦渋の選択とは言え)生還したグレースをアーレから追放。以後は流れの冒険者「魔王エンジェル」として活動していくうちに、戦場での一連の事件を操っていたのがコルテスであることを突き止めたが、このことがセッション23で起きたバルナッド襲撃事件を誘発していた。バルナッド襲撃事件以後は本格的に人里に近づけなくなり、セッション30において放棄された砦に罠とわかりつつも立ち寄り、そこでリーズ達と再会したとのこと。
放棄された砦において罠にはめられたクローバー達と共に共闘、50体以上にも及ぶ上位魔神を含む魔神の群れを撃破。苗床から解放されたウルリカによってクローバー達の一派も魔王エンジェルともども「抹殺対象」になっていたことが判明。ことこの事態においてクローバーが短期決戦による反撃を決意し、魔王エンジェルのメンバーとテンプル家も協力を惜しまないことを約束。
その日の日中に情報収集を行った後、コルテスの本拠地に突入、残っていた魔神を全て撃破、手駒をほぼ失ったコルテスの身柄の確保に成功する。その後の裁判でも苗床を操って裁判を操ろうとしたコルテスにルナが激怒、その干渉によって魔神を暴走させられ、コルテスは死亡した。これにより、ルナ・リーズ・幸運エンジェル・テンプル家を巻き込んだ因縁は決着を迎えることとなる(以上セッション30における事件の推移)
※ネタバレ終わり
初登場:セッション11
マギファイター&シューターでマルガ=ハーリ秘伝を習得している人間?、シーンの神官戦士でライロック魔刃術を習得しているフロウライト、シャドウなグラップラー、小柄なフィーの4人で構成される、バルナッドを拠点としている実力派PT。ただし能力的には元ネタにそこまで忠実というわけではない。
セッション11においてたまたまアーレ-バルナッドの街道で初遭遇。その後はクローバーたちの裏依頼を受けていて現場でかち合うこともあるなど、ある意味で腐れ縁。最初に声をかけたのがミュートだったためか、その後の交渉の場ではミュートが陣頭に立って話し合うことが多い。
セッション32にてPT名がコブラと判明。イルミニアの軍事文書によれば、その危険度は竜皮剥ぎ(ドラゴンピーラー)に次ぐと評される実力派PT(危険度A)
実際に個々の実力ではクローバーたちと互角に渡り合えるほどで、その実力の高さから高い報酬で護衛依頼をこなすことが多い。また希少な種族のみで構成されているという意味でも珍しいといえる。
セッションに○.5とタイトルがついているのが特徴で、上記で紹介しているNPCサイドのサイドストーリーとなっている。
セッション22以降にPLが語り部になってPTの日常を演出しようとする趣旨の番外編。
最近はバリエーションも増えてきており、IFの世界感が展開されることもある。
セッション8で加入する6人目のPCやゲストNPCがいる内容のため、
本格加入となったセッション9及びセッション11の終了後が前提の内容になっている。
途中加入のPLやゲストの存在など、ネタバレを気にしないなら問題ないといえばそれまでだが。
関連タグはバルナッド・キャンペーンより。
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最終更新:2024/04/24(水) 08:00
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