なぜ上がったとは、投稿されてから時間の経った動画がいきなりランキングに上がった時に付けられるコメントである。
今まで何か月、場合によっては何年もの間沈黙していた動画が、いきなりランキングに現れ注目を浴びるという謎の現象がニコニコ動画では古くから起こっている。
理由が視聴者にとって明確でない場合、「なぜ上がった」という感想がコメントに現れてくる。
古くは最新動画も含め、伸びるはずもないようなつまらない動画がランキング入りした場合にも使用されていたが、
現在は過去にある程度以上流行った動画が何らかのきっかけで再度上がってくる「リバイバル」が起こった際に使われることが多い。
ニコニコ大百科にも「急上昇ワード」があり、上がった単語記事で「なぜ上がった」とコメントされることがある。これについては、「ニコニコ大百科 急上昇ワード」を参照。
古い動画であっても、ニコニコ内の人気動画や外部の人気サイトなどからリンクが貼られて急速に閲覧数などが伸びる場合がある。
(こういう場合は「~からきました」などというコメが多発することもある)
例えば同じシリーズの続編が製作される、関連するニュースが話題になって興味を持つ人が増えるなど理由が比較的明確なこともあるが、
それらが複合的に作用している場合や、ややニッチなサイトからの紹介などだと傍目には分からなかったりする。
他にも2chの人口の多い板のスレや動画紹介動画などで紹介されたり、最近ではニコニコ大百科の右に表示される「面白げなページ・動画」から注目が集まりランク入りするケースも少しずつだが増えている。
こういった場合もあるので、迂闊に見慣れぬ動画がランク入りしていても工作呼ばわりすることは控えたほうがいいだろう。
また、ニコニ広告の宣伝効果についてはこれから生暖かい目で見守っていきたい所である。
その動画にコメントされることで、トップページの「新着コメント動画」に載るなど前面に表示されて動画が伸びることがある。
加えてタグ検索では動画のデフォルト設定での並び順が新しくコメントされた順になっているので、
場合によっては「コメントされる→並び順で先頭にくる→閲覧者が増える→コメントされる→・・・」のループが発生する。
もちろんコメント自体は新しい動画のほうが付きやすいのでこのようなことが起こることは多いとは言いがたいが、
過去に流行った動画であれば元から再生数が多く目にもつきやすいので、こういうことは稀に起こりうる。
あまり考えたくない話ではあるが、伸びた動画に工作が疑われるのはβ時代からの伝統である。
近年はシステムが洗練されてあからさまな工作は難しくなりユーザーからの監視の目も厳しいものの、やはり怪しい例というのは見られる。
特にこのコメントが古いほうの使い方をされている際は、このコメントは工作認定とほぼイコールであった。
現在は使い方が変わり主に動画のリバイバルを指すようになって、工作を疑うような例は大幅に減っている。
もっとも、そのリバイバルに、更に言えば最初にその動画が伸びたことに投稿者の介入がないとは言い切れないのであるが。
ただし、微小な自己宣伝に留まっているならそれは権利の範疇であり、さして非難されるようなことでもない。
もちろん、証拠もないのに工作呼ばわりするのは単なる荒らし行為である。
投稿者以外の視聴者が意図的に工作を行う場合も、稀にだがある。
原宿廃止問題が起きた際には、一部の古参ユーザーの手で抵抗の意を込め古い動画を伸ばす工作が行われた。
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最終更新:2025/01/15(水) 18:00
最終更新:2025/01/15(水) 17:00
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