ここではポケモンの技の「なみのり」について記します。
スポーツとしての「波乗り」は「サーフィン」を参照してください。
みずタイプの特殊攻撃技の一つ。でんきタイプの10まんボルト、ほのおタイプのかえんほうしゃ、こおりタイプのれいとうビームと並ぶ「威力90、命中率100%」の安定した性能を持つ技として知られる。
また秘伝技としてストーリー攻略にも欠かせない技となっていたが、サン・ムーンでは秘伝マシン廃止により技マシン94に移籍することとなった。更にソード・シールドでは使い捨てのアイテム「技レコード」に収録され、ついに気軽に覚えさせることも出来なくなってしまった。
ストーリーにおいては中盤にこの技を習得できるひでんマシン03を入手することで、それまで進めなかった水の上を進むことが可能となり、冒険の幅が大きく広がる。既に行ったことがある場所でも水の上を進むと新たなアイテムが見つかったり珍しいポケモンに遭遇できるようになるため、非常に重要度が高い。
第1世代では入手法が後のバージョンに比べて少々分かりづらく、初見プレイではセキチクシティで詰んだという人も何人かはいたことだろう。
第2世代までは水上移動時の速度は歩く速度と同じだったが、第3世代以降は走る速度(ランニングシューズを使用した速度)と同じになっている。ホウエン地方が他の地方より水道が多かったためとされている。なお、ダイヤモンド・パールのみ以前と同様遅くなったが、不評すぎたのかプラチナ以降は走る速度に改善された。
また、X・Yではラプラス、オメガルビー・アルファサファイアではサメハダー・ホエルコ・カイオーガでなみのりをした場合、グラフィックがそれぞれのポケモンに変化する。これに加え、サメハダーはスピードが速くなるという特徴がある。
(ただし釣りができない。やろうとすると「今 手を離すと 危ない!」と表示される。背ビレに捕まっている為)
ちなみに覚えるポケモンは当然大半がみずタイプなのだが、ある程度体格の大きいポケモンであればみずタイプ以外でも覚えられることがある。タイプ相性上では水に弱いはずのサイドンがこの技を覚えるのは第1世代からよく話題にされており、アニメでもなみのりを覚えたサイドンが登場したこともある。
余談だが、ダイヤモンド・パールではある場所でなみのりをすると「なぞのばしょ」にワープするバグが存在する(関連動画参照)。
ポケモンの秘伝技は多くが移動専用であり、ストーリー序盤を除き大体はバトルで使われることは無い。しかし、なみのりは先に記したとおり威力も命中率も高めでかなり性能が良く、他の秘伝技とは一線を画す。
特に洞窟系ダンジョンの攻略時はいわタイプ・じめんタイプのポケモンによく遭遇するため、この技を覚えたみずタイプで無双した人もいたことだろう。
もちろん通信対戦でもその性能を存分に発揮している。第1世代においてほのおタイプやいわタイプのポケモンが対戦で活躍できなかったのはこの技が原因と言っても過言ではないほどである。秘伝技であるため覚えさせるのも容易な点も高評価。
威力では同じタイプのハイドロポンプに劣るが、そちらは命中に難があるため、安定して攻撃を当てられるこちらを優先するトレーナーもいる。
ちなみに、「なみのり」という技の通り、使用時には高波を起こせる程の大量の水がフィールドに出現する。そして技を使用した後はその水も消滅し、元のフィールドに戻る。例え屋内だろうが砂漠だろうが雪山だろうがこの現象を引き起こせるのは摩訶不思議としか言いようがない。
なみのりを覚えるポケモンとして忘れてならないのが、ポケモン界のトップアイドル・ピカチュウである。
ピカチュウ自身にはひでんマシンが存在したどのバージョンでもひでんマシン03を使うことはできず、通常のプレイではなみのりを覚えさせることはできなかった。そのため、第六世代以前になみのりピカチュウを入手するにはバグ技配布サービスなどを利用する必要がある。
ポケットモンスター ピカチュウではなみのりピカチュウをセキチクシティに連れていくことで遊べるようになるミニゲームが存在する。
でんきタイプであるピカチュウはじめんタイプのポケモンとは相性が悪い。そのじめんタイプの弱点を突けるなみのりは非常に有用である。
ただし、前述のとおり原則として配布限定であるため厳選が難しく、またタマゴわざで引き継がせることができないため、ピチューで習得可能なタマゴわざとの併用が不可能であり、その分戦術の幅が狭まってしまう。
第4世代以降は同じくじめんタイプに有効な「くさむすび」を覚えることが可能になったため、少々需要が落ちている。
ただし、くさむすびと違って相手に依存しない安定した攻撃技であり、雨パとの相性も良いため有用であることに変わりはない。
なお、ポケモンスタジアム等の3Dのゲームでこの技を使用すると、サーフボードを出現させて波乗りをする(残念ながら3DSではモーションの関係でサーフボードは使用しない)。
このサーフボードをどうやって用意しているのかは謎だが、ポケットモンスターSPECIALではレッドのピカチュウが「みがわり」で生み出した分身を変形させてボードにするという奇想天外な戦法を披露している。
なおライチュウに進化させた場合、スタジアムなどではサーフボードの代わりに自分の尻尾でサーフィンをする。
第七世代『ウルトラサン・ウルトラムーン』ではゲーム中のマンタインサーフの全ての島の初期トップ記録を塗り替えることでゲットできる。第八世代『ソード・シールド』・第九世代『スカーレット・バイオレット』ではわざレコード・わざマシンで簡単に実現できるようになった。特に第九世代では配信限定でそらをとぶピカチュウが入手可能であり、このピカチュウになみのりを覚えさせることで陸海空全制覇ピカチュウになる。
掲示板
19 ななしのよっしん
2021/07/21(水) 07:30:29 ID: tjNjZigDGP
今にして思えば
怪獣だから波乗り覚えるのは流石にどうかしてるわ
ゴジラが泳げるのは元が海洋生物だからだし
海洋生物じゃない陸生の怪獣(レッドキングやゴモラ)
とかが泳ぐ場面でもあるのか?
20 ななしのよっしん
2021/07/21(水) 15:01:31 ID: QtTdch+8gn
ジャミラ「そうだそうだ」
バルゴン「怪獣だから泳げるなんて偏見だぞ」
21 ななしのよっしん
2022/07/03(日) 13:07:33 ID: kQj5VKkg34
ハイドロポンプではなくなみのりを水の最上位技にしてほしい
見た目的にこちらの方が派手だし、かみなりやふぶきのようにシンプルな名前の技が最高ランクなのがカッコいい
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最終更新:2023/06/03(土) 16:00
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