らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジとは、茨城県行方市にある農業体験型テーマパークである。
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https://twitter.com/atlrs_official/status/1056691119654727680
行方市の特産品であるさつまいもをテーマとする農業テーマパーク。
「さつまいものお店 らぽっぽ」を経営する白ハト食品工業(株)が、行方市・JAなめがたと提携して運営している。
テーマパーク施設は、2013年に廃校となった行方市立大和第三小学校の校舎を流用。隣にらぽっぽファーム茨城なめがた工場が併設されており、専用の通路から実際に製品を作っている様子が見学できる。
展示室の大部分は小学校の教室や備品を生かしたつくりになっている。展示室の一つが教室そのままであったり、お菓子作り体験室は家庭科室や理科室をそのまま流用している。
本物の工場をそのまま見学できるだけでなく、さつまいもの歴史や栄養、利用について楽しく学べる頭のおかしい展示が豊富で、お芋ほり体験や手作り体験などの各種イベントも常時開催されている。また、校庭は遊具も含め元のままであるため、展示に飽きたらそこで遊ぶこともできる。
さつまいもが好きで自家用車があり、茨城の秘境行方までくる勇気があるなら、ぜひ子供連れで訪れたい。
売店や校庭を利用するだけなら入場無料。やきいもファクトリーミュージアムの入場は有料である。
メイン施設。廃校を利用した学習エリアと、工場見学エリアに分かれる。
入口で生徒手帳が配られ、中の「宿題」に全問正解すると最後に景品がもらえる。
宿題はミュージアムをよく見れば解けるが、けっこう隅々まで探さないと見つからないものもある。
ヴィレッジのイメージキャラクター・焼き右衛門の案内で進行する。
やきいも学校。
教室がそのまま残されており、さつまいもの歴史にかかわった人物を模したマネキンが生徒として座っている。さつまいもを日本に紹介した人物や栽培実験に成功した人物、石やきいもを発明した人物、単にさつまいもが好きというだけの歴史上の人物からJAなめがたのおじさん、果ては森光子(CV:森光子)までが椅子に座っているさまは大変にシュールである。
各机の脇にはボタンがあり、押すと1人につき3種類ボイスが流れる。
森光子は本人の声でしゃべる。
…と大変に凝った作りなのだが、さつまいもをアメリカ大陸の外に持ち出した張本人であるコロンブスは、なぜか影も形もない。これはミュージアム全体を通じてそうである。
教室2つをぶち抜いた迷路のような施設。
やきいもの科学的・栄養学的な解説が展示されている。
いもの品種や栄養素、さつまいもができるまでの模型、飼料としてのさつまいもやそれで育った豚などの一般的なミュージアムの展示が並ぶが、何より子どもたちをひきつけてやまないのが、中央に鎮座ましますおならパーカッションである。
8つの尻が輪になって並んでおり、上から押すとドレミの音階でおならの音が鳴る。
準備室跡と思しき場所が研究施設になっており、展示室3からガラス越しに見ることができる。
ここでは、さつまいもからバイオエタノールを作る研究が行われている。
工場施設。らぽっぽファーム 茨城なめがた工場を上段の専用通路から見学できる。
本当に製品を作っているため、工場内撮影禁止の上、企業秘密の部分は見られないようになっている。
見学通路は工場と完全に隔離されているが、体験の一環として入場前に手洗い・エアシャワーをしたうえで入場する。衛生上の意味はないが、実際の工場で使われるものと同じものが体験できる。
時間帯によっては工場が稼働していないこともある。
工場で作った大学芋の試食ができる。宿題を全問正解している場合、おまけでお菓子がもらえる。
夏季は、やきいもガーデンの代わりに、ここで冷やしやきいもがもらえる。
教室は2つあり、それぞれ家庭科室と理科室の流用と思われる。
また、ここ専用の試食コーナーは音楽室の流用である。
旧大和第三小学校の資料室。おいしいやきいもの後は、在りし日の姿に思いをはせよう。
専用のかまどを備えたやきいも試食コーナー。
夏季は稼働しておらず、代わりに大学芋の試食コーナーで冷やしやきいもがもらえる。
白ハトグループの飲食店・売店が並ぶ。
有名お菓子メーカーとコラボした製品や、大人向けの高級品も。
体育館横の特別教室跡と思しき場所が保育園になっており、従業員の子どもを預かっている。
農業と食育を通して健康を大切にするという保育理念を掲げる。
小学校跡地を利用した広い運動場と自社農園による農業体験を売りにしている。
公式HPでは体験保育を募集しているが、一般の子どもを受け入れているかどうかは不明。
いずれにせよ、本施設を通る場合、特にお昼寝の時間である午後は大きな音に配慮されたい。
やきいものゆるキャラ・焼き右衛門。
やきいも学校の学級担任でもある。
年齢は400歳。コロンブスとともにアメリカ大陸を脱出した年から数えているようである。
え…インディアンの歴史は…?
行方市麻生地区という茨城県の到達不能極に位置するため、アクセスが最悪である。
公共交通機関は皆無に近いため、自家用車以外の選択肢は事実上ない。
東京・千葉方面から来る場合は、東関東自動車道から潮来ICで降りてそのまま北へ。
水戸方面から来る場合は、北関東道から東関東道鉾田ICで降りて(2019年9月現在)そのまま南へ。
それ以外の地域から来る場合、常磐道桜土浦ICまたは圏央道つくば中央ICで降り、国道125号を東へ進むと高速料金が節約できる。つくばJCT以東の圏央道は、どのICで降りても田んぼのど真ん中に放り出されるため、125号に合流するまでの所要時間で高速に乗った分が相殺されてしまう。
すぐ近くに北浦大橋があり、鹿島サッカースタジアムへのアクセスはよい。鹿島アントラーズやアウェイチームの応援のついでに寄ってみるのもいいかもしれない。
どうしても公共交通機関を使う場合は、列車か高速バスでJR潮来駅および水郷潮来バスターミナルに向かい、そこから路線バスで50分ほどかかる。
路線バスは1日6往復しか出ていないため、野宿したくなければ時刻表を確認すること。
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最終更新:2024/04/17(水) 17:00
最終更新:2024/04/17(水) 17:00
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