なんでここに先生が!?とは、蘇募ロウ原作による週刊ヤングマガジンにて連載中の漫画作品である。
なんでここに概要が!?
なんでここに先生が!?――場所を問わず巻き起こる、先生と男子高校生によるギリギリ感満載のハプニングの連続。
大人の魅力に溢れた先生たちがみせる様々な表情を、知れば知るほど可愛くなる!
過激なシチュエーションで描かれる『あまあま』で『たゆたゆ』なかわいい先生たちとのハイスクールライフ!
TVアニメ公式サイト(Story)より
元は2015年46号から「ゴールデンタイムズ」というタイトルで掲載された読み切り作品であり、2016年46号から現タイトルに変更されて連載が開始された。また2020年8月現在、作者が急病のため2020年39号より休載となっている。
タイトルの通り、予期せぬ場所や状況で先生と遭遇してしまった生徒が、これまた予期せぬエッチなハプニングに巻き込まれる様を描いたコメディ作品。乱暴な例えだが、早い話が「年上先生ヒロイン×年下高校生少年」に限定した「ToLoveる」みたいなもんである。
単行本1巻ごとに1組の女性教師と男子生徒カップルによるオムニバス形式の物語となっている。巻によっては特装版が併売されており、いろいろとアレな内容のフルカラー小冊子が付録として付いてくる。
2018年10月にアニメ化が発表された。2019年4月からTOKYO MX、BS11、AT-Xにて放映された。15分番組となり、AT-Xでは視聴年齢制限付きの「もっとたゆたゆver.」となる。
補足となるが、この番組は「TV放送版」「もっとたゆたゆver.」「限界突破の完全版」が存在し、この中で修正が無いのは「限界突破(略」だけである。AT-X放送版=「もっと(略」は何故か視聴年齢制限が設けられているが、「TV(略」より修正が緩いだけなので紳士諸君は注意されたい。
なお、2019年6月20日発売の7巻の限定版ではフルカラー小冊子の他に、アニメ1~4話の完全版DVDが同梱されたいわゆるOAD仕様になる。9月6日発売予定の8巻の限定版は5~8話収録、9巻の限定版は9~12話収録で2019年冬発売された。
他に、アニメ全話の完全版と未放映話などを収録したBD-BOXが2019年12月11日に発売された。
登場人物
シーズン1
- 児嶋加奈(こじま かな) CV:井上麻里奈(ドラマCD)、上坂すみれ(アニメ)
- 川沼西高の国語教師。23歳。
生徒から「鬼の児嶋」と恐れられているほど厳しいことで有名で、他校の不良生徒をも一人で全員撃沈させてしまう程の実力者。
一方でかなりのドジっ娘で、様々なピンチを引き寄せてしまう。が、どれだけ窮地に陥っても威圧感だけは絶対に消さない色々な意味で凄い人。
また、性知識に乏しく子供の作り方をまともに知らない。
佐藤一郎(さとう いちろう) CV:鈴木崚汰
- 川沼西高3年。18歳。
成績・運動・ルックスが全て普通の凡人だが、児嶋の引き起こすハプニングに毎度巻き込まれる不幸(?)な人。
「アヤちゃん」という女子生徒に片思いしている。
シーズン2
- 松風真由(まつかぜ まゆ) CV:後藤邑子
- 川沼西高の美術教師。24歳。
生徒から「聖母松風」と呼ばれているやさしい性格の持ち主。
あることをきっかけに鈴木に想いを寄せている。
鈴木凛(すずき りん) CV:増田俊樹
- 川沼西高2年。17歳。 シーズン1主人公の佐藤は同中の先輩である。
成績も運動も優秀で言葉遣いも丁寧でとても真面目だが、かなりの強面なせいで他人から避けられており、佐藤以外に友人がいない。
シーズン3
- 葉桜ひかり(はざくら -) CV:石上静香
- 川沼東高の体育教師。22歳。水泳部と生徒会の顧問をしている。
明るく天真爛漫だが少々ガサツ。
高橋とは団地の隣同士に住む幼馴染みで、「タカ」と呼んでいる。
高橋隆(たかはし たかし) CV:山本和臣
- 川沼東高1年。15歳。生徒会会計をしている。
顔立ちが中性的で背も低い。
葉桜のことを「ひか姉」と呼んでいる。幼い頃から葉桜におもちゃにされ続けている。
シーズン4
- 立花千鶴(たちばな ちづる) CV:山本希望
- 川沼東高の養護教諭。24歳。
クールな性格で表情もあまり変わらず、更に場を凍りつかせる発言をしばしばしてしまうことから「絶対零度の立花」と呼ばれている。
田中甲(たなか こう) CV:小林裕介
- 川沼東高3年。元生徒会長で、シーズン3主人公の高橋の先輩。また、シーズン1・2の佐藤・鈴木と同じ中学出身。
卒業までに彼女を作る目標を立てていたところ、アルバイト先のファミレスで立花と遭遇し、以降その予想外な言動に振り回されることになる。
感情表現が豊か。
シーズン5
- ホムラ・フランチェスカ
- 川沼西高の外国語指導助手。16歳。
15歳で海外の大学を卒業した天才。
幼いころに日本に1ヶ月生活していた時に出会った伊藤やさやと同じ学校に行きたいという動機で2人のいる高校に赴任している。ツンデレ。
伊藤依人(いとう よりと)
- 川沼西高1年。15歳。
さやに想いを寄せており、さやと同じ高校に通うために猛勉強した。
ホムラのことをあまりよく覚えていない。
松風さや(まつかぜ -) CV:大坪由佳
- 川沼西高3年。17歳。生徒会長。
ホムラや依人のことを弟妹のように可愛がっている。
シーズン2ヒロインの松風真由の妹。シーズン2で先行登場しており、その際には鈴木が姉の身体を狙っていると勘違いしていたこともある。
シーズン6
- 猪川泉(いのかわ いずみ)
- 私立麻岡高の地理・歴史教師。24歳。
気がつくと生徒の後ろに立ってプライベートな秘密を言い当ててくるため、「背後霊の猪川」と恐れられている。
学生時代に影が薄く、同級生や当時の先生に覚えてもらえなかった過去から、生徒全員の名前やプライベートな情報を全て暗記している。背後霊のようなふるまいは実は生徒たちを守護しようとしての行動である。
渡辺渉(わたなべ わたる)
- 私立麻岡高3年。18歳。
3年生になってから学校に通わなくなり、アルバイトに明け暮れている。
バイト先のコンビニの先輩はシーズン1主人公の佐藤。
シーズン7
- 岡本桜花(おかもと おうか)
- アイドルユニット「ナタデコ娘」のリーダーで、「岡本さくら」の芸名で活動しているアイドル。
おバカアイドルとして人気を博しているが、実際には勉強の鬼であり、大学にも進学している。
アイドルを辞めて教師を目指すつもりでおり、麻岡高に教育実習生としてやってくる。
大和の4歳年上の幼馴染み。
山本大和(やまもと やまと)
- 私立麻岡高2年。桜花を「桜花姉ちゃん」と呼んでいる。
桜花に「好きなタイプは強いて言うなら足が速い人」と言われてから彼女を振り向かせるべく短距離走に励むようになり、現在は陸上部の主将を務めている。
反面、学業はからっきし。
シーズン8~10
- 栗栖くるみ(くりす くるみ)
- 咲川女子学園の音楽教師。
マニッシュな容姿で女子生徒らから「プリンス栗栖」と呼ばれ絶大な人気を誇る。
学内にある「かむら寮」にて心と同室に住んでいる。
幼稚園からずっと女子校通いであったため男性との触れ合いに乏しく、トランクスを見ただけで赤面するほど男性に免疫がない。
中村 忠(なかむら ただし)
- 咲川高校の生徒だが、双子の姉・心(こころ)が授業をサボりまくった上に足の骨折による入院で留年の危機に晒されてしまったため、それを回避すべく女装して咲川女子学園に通わされる羽目になる。高校2年生。
男子校通いだっため女性に免疫がない。
服を脱がない限り(むしろ脱いでても何故かバレなかった)男だとは見抜かれないレベルの女顔。
ちなみに心との違いはアホ毛の本数(アホ毛が1本なのが忠、2本なのが心)。
南條 奈々(なんじょう なな)
- 咲川女子学園の化学教師。かむら寮で生活している教師の一人で、同僚からは「極端に人と関わることを嫌う人」と評されており、実際部屋に籠もって趣味で怪しい発明品を多数開発している。
発明品の反応で忠が男であることを見抜き、その秘密を黙認する代わりにかむら寮の教師の誰かと恋愛することを要求する。
葉桜ひかりと幼馴染み。また、科学者としても有名なホムラ・フランチェスカを尊敬している。
シーズン11
- 皆本瑞稀(みなもと みずき)
- 小林が通う学校の女性教師。元ヤンで様々な伝説を持つという噂から、生徒たちから「一匹狼の皆本」と呼ばれ恐れられている。
かつて「ミナト」というペンネームで漫画を描いていたが、初めて雑誌掲載された読み切り漫画が読者から酷評されたため、筆を折った。
小林翔凛(こばやし しょうりん)
- 高校3年生。
代々医者をやっている家系に生まれ、娯楽全般を禁止され勉強漬けの日々を送っていたが、たまたまコンビニで見た「ミナト」の漫画を読んだことにより感銘を受け、両親の反対を押し切って漫画編集者を目指すようになる。
元は咲川高校に通っていたが、前述の事情で学費を払ってもらえなくなり、転校して一人暮らしをし、バイト生活をしている。
なんでここにテレビアニメが!?
2019年4月から放送。アニメーション制作はティアスタジオ。
放送情報・配信情報
主題歌
- OPテーマ「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」
- 歌:上坂すみれ
- 作詞・作曲・編曲:清竜人
- EDテーマ「りんご色メモリーズ」
- 歌:児嶋加奈(上坂すみれ)、松風真由(後藤邑子)、葉桜ひかり(石上静香)、立花千鶴(山本希望)、Off Vocalの各バージョンあり
- 作詞・作曲・編曲:吟(BUSTED ROSE)
スタッフ
各話リスト
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