にっぽんど真ん中祭りとは、愛知県名古屋市を中心に毎夏行われる演舞イベントである。
「どまつり」の愛称で知られており、夏の締めくくりを象徴する名古屋の風物詩として定着した。
1996年に北海道のYOSAKOIソーラン祭りに参加するため、結成された名古屋の学生チームらが「名古屋でも北海道に負けないような、踊りで感動を伝えられるような発信をしたい!」と企画を立ち上げたのが始まり。3年後の1999年に名古屋外語大学の学生有志らが実行委員会を立ち上げ、北海道のよさこい祭りなどをベースとした鳴子踊りのイベントを開催した。
学生主体のイベントながらもその後の普及は拡大。第1回の参加人数は1500人台であったが、3年後の第4回大会で1万人を突破。県外からも多数のチームが参加するようになり、年々協賛企業も増加していく。2001年には運営委員会が普及振興会になり、第7回大会には参加人数2万人、第10回大会では参加チーム200組を突破。普及委員会は2003年に組織委員会、2007年に財団法人文化財団と発展し、2010年代に入っても学生のみならず老若男女、愛知県外や海外からもチームを結成して名古屋に集う文化事業として定着し続けている。
開催期間は例年8月末の金~日曜日の3日間。24時間テレビと同時期に開催される。金曜日は前夜祭、土日が本祭であり、前者では各所のご当地グルメが並ぶフードコートを併設し久屋公園のメイン会場で開催。後者では大津通や名古屋駅前などを利用したパレード演舞が行われ、鮮やかな演舞が観客の注目を集める。それ以外でもナディアパーク前の矢場公園、大須観音、緑区は鳴海、中川区の荒子公園、市街では春日井市勝川、東海市などでも演舞イベントを開催している。
メイン会場の久屋公園では名古屋地区を中心に県外からも猛者が集まるコンテストが行われ、日曜のファイナルステージで”どまつり大賞”が決定する。同時に”観客動員ゼロ”を目指す総踊りも本祭で行われる。総踊りでは定番の「Sutotoco」を中心に数曲踊れるので、気軽に参加してみよう。
コンテスト以外にも、園児~中学生がメインのチームが踊るどまつりジュニア大会、40人未満のチームによって競われるU-40部門が開催。こちらも毎年熱い演舞が行われている。
地元企業や会場周辺のお店にとってもどまつりはビジネスチャンスの機会。毎年様々な企業が協力し、久屋のフードコート以外にも各会場では移動販売店やドリンク、フード販売ブースが点在する。特にパレード会場の気候によってはかなりの炎天下になるので、観覧時は水分補給を欠かさないようにしておきたい。
観客動員は第1回大会が32万人。発展と共に動員拡大して以降は第4回大会で100万人を突破し、2010年代に入ってから安定して190万人越えをマーク。ただ屋外のイベントであるがゆえに天候の変化には弱く、雨天の2008年、2013年はいずれも減少している。
↑ 8/24 本祭1日目
→ 8/25 本祭2日目
↑ 8/28 前夜祭
→ 8/29 本祭1日目
→ 8/30 本祭2日目(TS公開終了)
↑ 8/26 前夜祭
→ 8/27 本祭1日目
→ 8/28 本祭2日目
↑ 8/25 前夜祭
→ 8/26 本祭1日目
→ 8/27 本祭2日目
↑ 8/23 キャンパスバトル
→ 8/24 前夜祭
→ 8/25 本祭1日目
→ 8/26 本祭2日目
↑ 8/22 キャンパスバトル
→ 8/23 前夜祭
→ 8/24 本祭1日目
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ニコニコ動画ではどまつり公式チャンネルが設立。毎年ニコ生にてメイン会場の前夜祭からファイナルまでを生中継している。
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最終更新:2024/10/10(木) 16:00
最終更新:2024/10/10(木) 15:00
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