「にんじん(ポン菓子)」とは、岸上製菓やタカミ製菓、やおきんなど数社で製造・販売されている駄菓子のことである。
価格は1袋30円前後のものが多い。
お米に強い圧力をかけた後、一気に開放することでお米を膨らませたものである。一般的にはこれを「ポン菓子」と呼ぶ。工程の似ているものとしては「ポップコーン」が挙げられる。
味付けは水飴や砂糖少量の塩と非常にシンプルな味付けであり、非常に甘く素朴で優しい味わいであり飽きが来ず、ふわっとした口溶けの良さが特徴的である。
人参の形や色を模したポリ袋(かつてはセロファン)に、前述のポン菓子を詰めて販売されているものが「にんじん」という名称で販売されている。
この「にんじん」という名称の由来は、包装した形がたまたま人参に似ていたから、子どもたちが人参を好きになってもらえるように名前をにんじんにした、などの説があるがどれが正しいかは不明。(当時は人参が嫌いな野菜の筆頭格であった。)
食べ方としては、先端をハサミやカッターで切りそこから食べる、上部の包みをほどき中身を皿などに出して食べるなどのスタイルがあげられる。
にんじんという名称でのポン菓子は昭和半ば頃からであるが、ポン菓子自体の歴史は大正時代から親しまれているものである。
ちなみに「ポン菓子」は地域によって様々な名称があり、「ぽんぽん菓子」「ぽんはぜ」「米はじき」「ばくだん」など様々な呼ばれ方をしている。
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最終更新:2024/04/25(木) 18:00
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