はいじゃないがとは、日本航空123便墜落事故において、搭乗していた機長が発した言葉である。
1985年(昭和60年)8月12日に発生した日本航空123便墜落事故で、高濱雅己機長が発した言葉。
航空機が操縦不能に陥る中、機長は操縦桿を握る副操縦士に対して苛立ち混じりに「ストール(失速)するぞ」と言い放った。副操縦士の「はい、気をつけてやります」という返答に対し、機長は「はいじゃないが!」と怒鳴りつけている。
[18:29:05]
(CAP) ストールするぞほんとうに
(COP) はい 気をつけてやります
(CAP) はいじゃないが
(COP) はい
(CAP) ディセンド
事故直後、コックピットボイスレコーダー (CVR) の全文が文書で公開された (CVRの音声は非公開が国際的な原則) 。このやりとりのほかにも、所々で機長が副操縦士を強い言葉で叱責する箇所が確認できる。高濱機長は宮崎県延岡市の出身で、「~じゃないが」という特徴的な言い回しは、当地の方言で「~じゃないだろ」といったニュアンスである。
事故から15年後の2000年にCVRの音声がリークされテレビで放送されたことにより、インターネット上などでも有名な言い回しとなった。同機長が発した言葉では、「これはだめかもわからんね」「どーんといこうや」等も有名。
事故の詳細は日本航空123便墜落事故の記事を参照。
同事故のボイスレコーダーの報道、流行語化の経緯については「これはだめかもわからんね」の記事がより詳しい。
以下の動画、機外視点(左側)は5:28くらいから、機内視点(右側)は5:00くらいからこのやり取りが確認できる。
「はい」「はいじゃないが」のやりとりはあやしいわーるどでも流行した。あやしいわーるどに投下されていた小林銅蟲の前衛4コマ漫画「ねぎ姉さん」には、このやりとりが頻繁に登場する。
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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