はくつるとは、国鉄→JR東日本で運行されていた列車名である。
列車名としては一貫して全区間東北本線経由で上野~青森間を運行されていた夜行列車として使われていた。
583系の電車寝台が使われていたイメージが強いが、設定すぐと廃止前はそれぞれ20系客車と24系客車が使われていた。当時九州方面しか運用が無かったブルートレインがブルートレインと呼ばれるようになったのはこの列車の影響が強い。はくつるは青函トンネル開業まで青函連絡船を通じておおとりと接続していた。ちなみに先に設定されていた昼行特急ははつかりはおおぞらと、後から設定された夜行特急ゆうづるは北斗と接続していた。
上野~青森間の夜行特急は線路容量や勾配に余裕があった常磐線経由ゆうづるが専ら増発された為に、ゆうづるの減便で一時2往復になった以外は1往復で運行され続けていた。青函トンネルが開業して北斗星が運行開始されると従来の青函連絡船接続の意味が無くなり、ゆうづると共に東北各地への移動に特化する事となったが利用者減は避けられなかった。7往復にまで運行されていたゆうづるが先に廃止され、はくつるも東北新幹線八戸開業で一部区間がJR東日本の手を離れるのを機に廃止されてしまった。
1964年10月 急行北上の格上げで全区間東北本線経由で上野~青森間に寝台特急はくつるが設定される。
停車駅は上野 - 宇都宮 - 黒磯 - 郡山 - 福島 - 仙台 - 盛岡 - 尻内 - 青森
1982年11月 東北新幹線・上越新幹線開業のダイヤ改正でゆうづる2往復減便の内1往復をはくつる増発とした事からはくつる2往復に増便。
1988年3月 青函トンネル開業のダイヤ改正ではくつる1往復・ゆうづる2往復を北斗星3往復に置き換えた事によりはくつる1往復に減便。
1993年12月 1往復あったゆうづる臨時化に伴いはくつる2往復に増便。
2002年12月 東北新幹線八戸開業のダイヤ改正ではくつる廃止。
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最終更新:2024/04/20(土) 11:00
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