ぱにぽにとは、氷川へきる原作の漫画である。月刊Gファンタジーで連載され、10周年を迎えた翌年の2011年10月号にて完結。単行本は全17巻+スピンオフが数冊刊行されている。
なお、完結翌月から月刊ビッグガンガンで氷川の次作CANDY POP NIGHTMAREがスタート。同作では、ぱにぽにの舞台となった桃月に程近い白姫が舞台となっている。基本的には関わりはないが、新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃんの登場キャラクターが絡んでいたり、時折桃月の名が出て来るなど、わずかながら本作との関連性も見られる。
天才少女ベッキーことレベッカ宮本が着任した、私立桃月学園での生活を中心とした作品。
物語を引っ張るのは主にベッキー率いる1年C組の面々であるが、他のクラスの生徒にも焦点を当てて魅力を引き出している点が特徴的である。ベホイミのような準主役~脇役ランクや、本編ではほとんど日の当たらないモブ(背景)キャラが、本作のスピンオフ作品として主役に抜擢されるなど、意外な起用がされている。
また、巧妙な伏線の張り方及び回収の仕方や、過去に描いた構図や展開を読者が忘れかけたころに再度描く事で、作品を読み返させるつくりになっており、これらが読者がぱにぽにに嵌る要因となっている面もある。
ぱにぽに1巻のオビにあずまきよひこ氏が「俺もこういうタイトルにすればよかった」とのコメントを寄せており、実際に次回作のタイトルを「よつばと!」にしたのは双方のファンの間ではそこそこ有名な話である。その後、「よつばと!」とともに、近年に多く存在する文字数または発音が四文字タイトルの漫画の筆頭となった。
2005年にアニメ化されているが、過去に「パニポニ」という同音のタイトルのアニメが放送されていたため、 ぱにぽにだっしゅ!にタイトルが変更されている。
桃月学園 | ||
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1年C組 | 1年A組 | 1年B組 |
1年D組 | 演劇部/映画研究部 | 委員長委員会 |
演劇部映画研究部 |
ぱにぽにからは3つのスピンオフ作品が生まれている。
ぱにぽに本編(特にアニメ版)では地味扱いされた桃瀬くるみに焦点が当てられた作品。
桃瀬くるみのバイト先である喫茶店エトワールを舞台にゆるーい日常が進行する。
地味ベホが魔法少女としての輝きを取り戻す(?)作品。個別記事参照 → 新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん
TECH GIANに掲載されていたもので、ジャイ子こと桃月学園1年A組の二階堂光が主人公。コミックス版では、連載時の4コマ漫画や定期購読者向けに配布されたジャイ通信などが収録されている。
掲載誌が美少女ゲーム雑誌のため若干アレなネタも含まれており、また、体験版DVDに何度か登場(さすがに非エロ)するなど、ゲームメーカーとの共同企画も見られた。
エロゲー雑誌美少女ゲーム雑誌で働いていることもあり、柏木姉妹や五十嵐先生に心配されるも相談できないという悩みを持っている。
掲示板
34 ななしのよっしん
2018/06/03(日) 23:10:45 ID: q8T2pMFKCN
そういや新房嫌いになったのこれが原因やったな懐かしい
35 ななしのよっしん
2020/04/07(火) 08:34:55 ID: FUNfgOMs7z
「ぽにぱに」っていうコミックもスピンオフみたいな感じゃ無かったっけ
36 ななしのよっしん
2023/10/08(日) 06:01:47 ID: vm57TOwb9h
こないだのAmazonのキャンペーンでへきる先生作品をまとめ買いしたんだけどさ、読んでなかったぱにぽにの後半って無茶苦茶シリアス多かったんだな
花織さんにも使われてる設定がここで出てたり
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最終更新:2025/01/17(金) 18:00
最終更新:2025/01/17(金) 17:00
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