ふうちょう座 単語

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ふうちょう座
Apus
略符 Aps
the Bird of Paradise
設定者 ペーテル・ケイセル
フレデリック・デ・ハウトマン
概略位置: 16
概略位置: -75
21時正中 7月10日
広さ 206方度(67位)
3.0等以上の恒星 0
ふうちょう座α(3.83等)
メシエ体数 0
隣接する星座
星座の一覧

ふうちょう座とは、全88星座の1つ。

星座で、暗く立たない星座である。

概要

星座名の「」とは、オセアニアの熱帯に生息しているフウチョウ科の鳥exitす。「極楽鳥」の名前でも知られ、オス美しい飾り羽を持つ。

理論上、ふうちょう座の領域は沖ノ鳥島でわずかに見ることができるという。しかし、見ることができるという領域内には星座本体が存在しないうえ、一般人沖ノ鳥島へ行くこともできないため、事実日本での観測は不可能である。

ふうちょう座は較的新しい星座で、ネーデルラントの航士ペーテル・ケイセルと、同じく探検フレデリック・デ・ハウトマンによる観測に基づいて作られた。

主な天体

恒星

ふうちょう座には固有名を持つ恒星は存在しない。

  • ふうちょう座α
    • ふうちょう座で最も明るい4等
      飾り羽のあたりに位置する巨である。

データ

名称 視等級 絶対等級 距離(光年) スペクトル型 変光星 備考
α ふうちょう座α 3.83 -1.67 411 K5III 橙色
γ ふうちょう座γ 3.86 0.41 159 K0IV SB
β ふうちょう座β 4.23 0.81 158 K0III 二重
δ1 ふうちょう座δ1 4.68 -2.17 765 M4-M5III 脈動変光星
不規則 LB型
二重

歴史

1595年、ペーテル・ケイセルフレデリック・デ・ハウトマンは東インドへの航に参加し、マダガスカルなどで天体観測を行った。ネーデルラント天文学者ペトルス・プランシウスはこの観測結果に基づき、ふうちょう座を含む12の星座を発表した。

1603年にヨハンバイエルが発表した「ウラノメトリア」では、「インドみつばち」と紹介されている。これは、バイエルが「Apus(フウチョウ)」と「Apis(ミツバチ)」を取り違えたもので、本来の星座名は「インド」であったと考えられている。

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関連項目

夜空

ケイセルとデ・ハウトマンの星座(1595-97年)

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最終更新:2025/12/07(日) 15:00

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