ふぉーちゅん☆すたーとは、synon氏製作の『らき☆すた』と『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を題材にした二次創作作品である。別名「新章・海馬社長の学園生活」。
2009年6月26日に第一話がうpされた。
元々は「海馬社長の学園生活」の続編ともいえる作品でもある。製作者曰く「本格的にテキスト主体の動画にシフトしていくにあたって社長の出番が無い回が増えそうなので現タイトルに改名した。」とのこと。
この作品はいわゆる〈クロスオーバー〉に分類される作品である。らき☆すたや遊戯王キャラ以外にも他作品のキャラが登場する等、物語を面白おかしく描いている。
回を追うごとにデュエルの構成、演出等が着々と進化し続け、3話番外編からは異様に凝ったオープニングも追加され、更には9話は全30パート近くにも及ぶシリアス長編になっているなど見応え抜群の内容となっている。
長編終了後も1話ごとにらき☆すた、遊戯王以外のアニメ作品のキャラクターがゲストとして登場し、カオスな世界観をより盛り上げてくれるなど息の長い作品となっている。
※注意:本作品は「らき☆すた」の世界観なので遊戯王サイドの登場キャラ崩壊(特にATM)が起きています。
初見の方はご承知の上で視聴してください。
上述の様にキャラ崩壊が凄まじく原作でのキャラ成分は皆無な連中ばかりである。
◆海馬瀬人
本作の実質的な主人公。傲岸不遜で我が道をひたすらに突き進むのは原作と同様だが、ふぉーちゅん☆すたーの世界では何をトチ狂ったか貧乳、ロリ、ツインテをこよなく愛する自他共に認める「究極のロリコン」となってしまっている。
カイバーマンへの変身能力を始めとして、イオ◯ズン、セクシー☆ビーム、アイアンクローといった数々の特技を使いこなす他にも神業級の料理スキルやプロ顔負けの歌唱力、驚異的なゲームテクなどを発揮する超人でもある。
基本的にモクバ以外は眼中になかった原作と違い、相思相愛でラブラブな新たな嫁であるゆーちゃんを始めとしたらき☆すたメンバーとの付き合いも良く、充実した学園生活を送っている。が、自分の趣味に合わない相手には異常に冷たく当たることもしばしば。
使用デッキはご存知社長の嫁である青眼の白龍をエースにしたドラゴン族中心のパワー戦術を得意とする【ロリコン社長】【地上で最強のロリコン】など。切り札に社長の愛人ことオベリスクの巨神兵も使用する。
◆武藤遊戯
AIBOではなくATMの方。原作遊戯王での主人公の筈が本作では海馬に出番を奪われがちで、日下部みさお、峰岸あやのを加えた背景トリオとして出番を求めて枕を濡らす日々を送っているんだとかいないんだとか。
原作での闘いの儀においてAIBOに敗北して冥界へと帰る筈が色々あってらき☆すたの世界でプロデュエリスト兼普通の学生としての日々を過ごすことになる。
キャラ崩壊の度合いは数少ない遊戯王キャラの中でもぶっちぎりであり、原作でのクールでカッコいい一面など一欠片も存在せず、出しゃばりの目立ちたがりやで事ある毎に奇行に走っては周りの人間に制裁されて豆腐メンタル振りを如何なく発揮する完全なギャグキャラと化してしまっている。
それでも、仲間との絆を大切にする面や初代デュエルキングとしての腕前など元のATMのキャラ性が全く無いわけでもない。第9話においては実質的なラスボスを務め、彼がらき☆すた世界で学生生活を送っていた真の理由が明かされることになる…
使用デッキは原作でもお馴染みのブラック・マジシャンやオシリスの天空竜等のカードを加えた魔力カウンターによる戦術を中心とした【A・T・M-魔力カウンター】 第9話では更にそこに三幻神召喚のギミックを加えた【聖者の儀】を使用。
◆磯乃
海馬コーポレーションにおいて社長である瀬人の側近を務めるこれまたお馴染みのグラサン中年。しかし、彼も他の遊戯王キャラと同様に女子高生の制服や白ネコの全身着ぐるみスーツを着用するなどといった奇行に走るようになってしまった。それでもクビにならないのは社長の愛故になのかそれとも…
作中ではデュエルも行っており、使用デッキはDTカオスローグ、漆黒のズムウォルトといったアニメオリジナルカードを中心としたデッキ破壊を狙った【ダークシンクロ】
◆城之内克也
第8話にてかがみの友達としてゲスト的な出演を果たす。かがみに電話越しで城之内様自慢のパーフェクトハウリングを聞いてもらおうとしたのだが…
◆泉こなた
ご存知らき☆すたでの主人公である暴走ロリロリオタク娘、しかしふぉーちゅん☆すたー内での出番が目立って多いというわけでは無かったりする。
その見た目から究極のロリコンと化した海馬のターゲットの1人となっており彼からはこなちゃんと呼ばれているも、それに関してこなたの方は別段不快に思っている様子も無く、デュエルモンスターズを通じた良き友人の1人として良好な関係を築いているようである。
第9話においては自身のハイスペックさを要所要所で発揮して活躍。特に9話での決着シーンにおける彼女の覚悟は涙無しでは見られない素晴らしい内容となっている。
使用デッキは爆弾、ジェネクス系のモンスターを中心とした機械族構成の【ジェネクスボンバー】【友と明日の為に】切り札はレアル・ジェネクス・クロキシアン
◆柊かがみ
こなたの友人であるツンデレツインテール娘。カオスな世界観であるふぉーちゅん☆すたー内における貴重なツッコミ役の1人でもある。
ロリではないものの海馬のターゲットの1人となっており、海馬からかがみちゃんと呼ばれる度にキショいと返すのが一種のお約束となっている。とはいえ完全に嫌っているというわけでもなくなんだかんだで付き合いはいい方。
メインキャラクターの中で唯一デュエルしないことを公言していたが、実はこのことが後の大きな伏線となっていたり。因みに使用デッキは除外ギミックを中心とした【次元返し】
◆柊つかさ
かがみの双子の妹で彼女とは正反対の天然系。その人柄からかふぉーちゅん☆すたー内でのカオス世界にもそれほど違和感なく溶け込んでいる。
こなたやゆーちゃんに比べると優先度が下がるものの、見た目がロリっぽいからか海馬からの評価はなかなかであり、デッキの構築やシンクロ口上の作成などに協力してもらう等、仲は良いようである。
第9話におけるキーパーソンの1人でもあり、闇のデュエルを通じてとんでもない覚醒を果たすことになる。
使用デッキは魔轟神、インフェルニティを中心とした【満足魔轟神】【のんびりランチタイム】切り札は魔轟神レヴュアタン、インフェルニティ・デスドラゴン。因みに以前はパーミッション系のデッキを使用していたらしいが、彼女の頭脳では使いこなせないとの指摘を受けて今のデッキになったらしい。
◆高良みゆき
通称歩く萌え要素なみwikiさん。こなた、つかさ、かがみ、そして海馬と共に楽しい学園生活を謳歌しているようである。
が、貧乳でもロリでもツインテでもないという理由から海馬からの扱いは非常に悪い。彼女自身はめげずに海馬と仲良く接しようと頑張るものの、度々適当にあしらわれては涙を流すという悲しい事態に陥ることに…
使用デッキは反射ダメージとレプティレスによる戦術を中心とする【レプティレスカウンター】そして切り札として地縛神Ccapac Apuを所持している。
◆小早川ゆたか
泉こなたの従妹でこなたを更に上回るロリ娘、通称ゆーちゃん。
どういうわけかふぉーちゅん☆すたー内では我らが社長海馬瀬人とラブラブになっており、屋上でお互いの弁当のおかずをあーん☆で食べ合いっこする程のラブラブっぷりを発揮している。基本的に病弱属性の心優しい少女なのだが海馬絡みのことになると時折黒い一面を覗かせることもある。
使用デッキはフレンドシップを中心とした天使族デッキである【フレンドシップ】エースカードとしてパワー・ツール・ドラゴンと海馬から譲り受けた青眼の白龍を使用する。しかも9話において複製ではなく海馬が所持する純正品の1枚であることが判明し、真の嫁であるキサラも登場した。
◆岩崎みなみ
ゆたかの一番の親友である長身ツルペタ少女。
当初はゆたかとのラブラブぶりを振り撒く海馬のことを快く思っておらず半ば嫉妬に近い感情を持ち合わせていたが、すぐにそれが過ぎた感情であると理解し、以降は海馬と共にゆーちゃんを守るために行動を共にする友人とも師弟とも取れるような関係に落ち着く。妙なトラブルに巻き込まれることが多い。
使用デッキは氷結界等の氷関係の水属性カードを多く揃えた【絶対零度】切り札はスターダスト・ドラゴン。9話においてはキサラの手助けにより、新たなエースカードであるセイヴァー・スター・ドラゴンによってフィニッシュを決めた。
◆田村ひより
こなたと同様のオタク娘で腐女子なメガネ娘で、ゆたかやみなみの友人。
かがみと同じく貴重なツッコミ役の1人なのだが、あまりにカオスすぎるふぉーちゅん☆すたー世界内での出来事についていけなくなることも。また、海馬からの扱いはらき☆すた勢の中でも最低レベルであり、城之内と同様に凡骨呼ばわりされたり、心の底からの感謝の言葉をキモいの一言で一刀両断されたりと散々な目に遭っている。
使用デッキはフォーチュンレディにエクゾディアを加えた【フォーチュンエクゾ】内容が普通すぎて番外編でも特に解説されないという悲惨すぎる扱いを受けてしまう。
◆パトリシア・マーティン
海外からやってきたパワフルオタク娘で、ひよりとよくタッグを組んでいる。
特に貧乳でもロリでもツインテでもないのだが海馬からの扱いはひよりやみゆきと比べるとそれほど悪いわけでもなく、破天荒な友人の1人としてそれなりに良好な関係にあるようである。ツッコミ属性というわけでもないのだが、カオスな世界観である本作においてはひよりと共にツッコミに回ることも多い。
使用デッキはモンスター全てがチューナーというチャレンジャーなデッキである【チューナー】切り札はメンタルスフィア・デーモン。
◆日下部みさお
かがみ、遊戯らと同じクラスのお馬鹿系キャラ。あやの、遊戯の3人で通称背景トリオ。
同じく出番の少ない遊戯と意気投合しており、仲良くテスト追試で赤点と取ったり、それの挽回の為にあやのも加えて一緒にデュエル大会に参加したり、一緒に怪しげなパンの試食をしにいったりと、遊戯王サイドのキャラの中でも特に仲が良い。そして第9話においては親友である遊戯を助ける為に奮闘することになる。
使用デッキはBF、ドラグニティ等を投入したフルモンデッキである【ダムフル】【ぶっこみ☆みさおフルスロットル】切り札はデッキ名の由来ともなっているダーク・シムルグ。
◆峰岸あやの
みさおと同様にかがみや遊戯と同じクラスで、暴走しがちなみさおの女房役。
上述の2人と同じく背景トリオの一員故に本編での出番は少なめであるものの、カオスな世界観に身を任せて大暴れな遊戯とみさおを嗅げながら見守る保護者的な役割に落ち着いている。しかし、番外編では色々とブラックな一面を見せることも…
使用デッキはみさおとは正反対のオール魔法・罠カードによるバーンを中心とした【紅孔雀】切り札は死霊ゾーマ。このカードには精霊が宿っており、9話で重要な役割を果たすことになる。
◆八坂こう
ひよりが所属するアニ研の部長で通称こうちゃん先輩。
作中でのヒーローショーでのアルバイトの為にデュエルを始めたのだが、僅か2週間のデュエル歴でガチデッカー相手に2ターンで完封勝ちをするという驚異的な実力の持ち主であることが語られている。
使用デッキはデンジャラス・マシーン、ガトリング・ドラゴン、地雷蜘蛛といったギャンブルカードを中心とした【ギャンブル】切り札として破壊竜ガンドラと、何故か地縛神 Ccarayhuaを所持している。
◆永森やまと
原作には登場しないゲームオリジナルキャラで、八坂こうの親友。
デュエルモンスターズはアルバイトの為にこうに付き合わされて渋々始めたのだが、こうと同様にデュエル歴2週間でライトロード相手に勝利を収めるのだから恐ろしいものである。そんな彼女だが9話においては実質裏主人公と呼べる程の活躍をすることになる。
使用デッキはエースカードであるサクリファイスを中心とした構成の【サクリファイス】【拘束する鎖】
◆桜庭ひかる
遊戯、かがみたちのクラスの担任。オレンジヘアーでそばかすメガネの女教師。遊戯のキテレツな行動の数々も軽く受け流すことが出来る人物である。
元々の使用デッキは不明だが、9話においては天原ふゆきと共同で作り上げた推理ゲート入りのインティ&クイラ軸である【裏レッツゴー!陰陽龍】を使用する。
◆天原ふゆき
桜庭ひかるとは学生時代からの付き合いである保険医。大和撫子風のおっとりした人物で多少のことでは動揺せず、作中でも意☆味☆不☆明な理由で保健室を訪ねた海馬その他大勢をツッコむことなく受け入れいていた。
使用デッキはその清楚な見た目に反してアンデット族を中心とした【アンデットワールド】
◆成実ゆい
ゆたかのお姉さんに当たる警察官、大雑把でおおらかなゆい姉さん。
作中では若本さんとのコンビを組んでタッグデュエルを行い、初期手札に最上級モンスター3枚を抱え込むという大事故を起こしたりもしたが、デュエル自体の腕前はなかなかのものであった。
使用デッキはスフィンクスシリーズやバブーン等の獣族を用いた【ビーストピラミッド】警察官らしく(当時はまだ禁止じゃなかった)ゴヨウ・ガーディアンも使用する。
◆東堂楊柳
ナースウィッチ☆ヤナギちゃんという名のパン屋を開いている妖しさ満点の謎の男。通称おやっさん。
作中での見た目はまんまディなんとかさんだったり、オネエ口調だったり、ナース服を着用していたり、ドリあんパンを始めとした奇妙なパンを開発しては遊戯を実験台にしていたり、男色家の気があったりと色んな意味でヤバすぎる人物。
とはいえ空腹で倒れていた遊戯に手を差し伸べたり、変態に囲まれて絶体絶命だったゆーちゃんの助太刀をしたり、近所の子供達からサッカーに誘われたりと不気味さに反して根の人柄はなかなか良いようである。
そんな彼だがシリアス長編における9話においては非常に重要な立ち位置を務めることになる。
デュエルでは終焉の焔や迷える子羊といったトークン生成カードからの超大型モンスターを召喚するデッキを用いる。9話においては剣闘獣を中心とした【剣闘獣神】を使用。そして切り札として何とラーの翼神竜を召喚した。
◆有栖零児
ゲーム「NAMCO×CAPCOM」からのゲスト出演。基本的にボケボケでフリーダムなキャラばかりのふぉーちゅん☆すたー内においては数少ない常識人である。
使用デッキはお触れホルスと王虎ワンフーによるロックを狙った【鬼門封じ】
◆小牟
零児と同様に「NAMCO×CAPCOM」からのゲスト出演。連日ネット漬けで零児に代役を押し付けたり、一冊しかない同人誌を巡ってデュエル万能説を唱えたりとふぉーちゅん☆すたーの登場人物らしいフリーダムっぷりを発揮する。
使用デッキはお触れ、弾圧、インヴィシルを中心とした天使族のロックデッキである【鬼門開放】
◆変態紳士
白昼堂々とゆたかを狙ってハァハァと息を荒げて登場した変態紳士ダイ☆グレファー。他の中間と共にゆたかに迫るもヤナギとカイバーマンの助太刀によって仲間が全滅。そしてヤナギとのライディングデュエルか、カイバーマンとのランニングデュエルを迫られる中、ゆたかとのスタンディングデュエルに挑むのだが…
使用デッキはダイ・グレファーの強化によるビートダウンを狙った【紳士ダイ・グレファー】モンスターカードがグレファー×3のみというある意味男らしすぎるデッキである。
◆若本さん
青色のふわふわヘアーのダンディズム溢れるボイスをお持ちの警察官、ゆい姉さんの知り合い。第3話に唐突に登場して俺らの腹筋を粉々にした。ひったくり犯をフルボッコにして周りの同僚に止められ、血が滾るままに市内を暴走するなど色々危険な人物。
使用デッキはカイザー・コロシアムによる決闘を軸にしたスキドレバルバ構成の【アナゴビート】
◆銀
シリアス長編における9話おいて暗躍する謎の人物。窮地に立たされたこうややまとを救出した際にモンスターを実体化させるなど謎の力を発揮し、その後はやまとと行動を共にするようになる。ラストに置いて判明したその正体はらき☆すたのキャラクターである山辺たまき。
第9話におけるヤナギが提示したゲームにおけるボスキャラクターとでも呼ぶべき存在、その正体は赤き夜という新たな力を得た地縛神たちと、世界の命運を握るゲームマスターに仕える門番。
地縛神たちは原作と同様の魔法、罠カードへの体制に加えてフィールド魔法を破壊されても自壊せずに力を失うだけでフィールドに留まり、更には一部を除いたモンスター効果すらも無効化するといった大幅な強化が施されている。デュエルは全て闇のデュエルで行われる他、宿主の使用するデッキに自身と同じ地縛神を召喚する為のギミックを加えたデッキを使用する。()内に宿主を表示。
◆Chacu Challhua(磯乃)
ゲーム開始から一番初めに姿を現した地縛神。宿主がヤナギの助力受けていたので抑え込まれていたがそれを破り宿主の意思を乗っ取りゆたか、みなみの2人を相手に闇のデュエルを行い、ダークゾーンで強化された地縛神の直接攻撃で優位に立つも、みなみが召喚したセイヴァー・スター・ドラゴンの力によって敗れる。
◆Ccarayhua(こう)
本編通りに持ち主であるこうを宿主として登場し、彼女の親友であるやまとを呼び出して闇のデュエルを行う。地縛神の中でも一際残忍であり、闇のデュエルであることを利用して必要以上にこうの肉体にダメージを与えたり、こうへと成りすましてやまとの動揺を誘ったりした。最終的にサクリファイスに吸収され、拘束解放波によって「地縛神が拘束から解放される」という皮肉めいた形で消滅。しかし、しつこくこうとやまとを自身のカード効果で道連れにしようとするが、最終的に銀の力によって消滅させられる。
◆Uru(あやの)
宿主が持っていた精霊の宿るカードの抵抗によって肉体が分け身となり、宿主自身とデュエルを行うことになる。地縛神の中でも穏健派に属するようで、9話における自分達地縛神の境遇やヤナギが提案したゲームに関する真実などを宿主に語った。その騎士道然とした立ち振る舞いから宿主からも同情され、きっとまだやり直せると諭されるも、最後まで自身の目的を捻じ曲げることはせずにデュエルに勝利する。しかし、直後に現れた銀とのデュエルで敗北し、消滅した。
◆Ccapac Apu(みゆき)
地縛神の中では他のメンバーよりも早く、7話のデュエルの時点でみゆきの体を乗っ取り目覚めていた。そして9話において海馬と対峙。必要も無い自分達地縛神の野望をペラペラと語った挙げ句に同胞諸共小物扱いされて激昂したままデュエルを開始。宿主であるみゆきの肉体を盾にしたが「貧乳でもロリでもツインテでもない彼奴如きにかける情けなど無い!」と、堂々と言い放たれてしまい、敵である筈の地縛神が逆に海馬に人間の心が無いのかなどと問いただしていた。地縛神を召喚して海馬を追い込んだかと思いきや弄ばれていただけで、最期は海馬曰く「大地に縛られた紛い物とは違う本物の神」であるオベリスクの巨神兵によってあっけなく敗れる。
◆Wiraqocha Rasca(かがみ)
自身の効果がアニメと同じ「バトルフェイズ放棄の代わりにライフを1にする」となっている。最強の地縛神という自負からか他のメンバーと違って復活対象である冥界の王に代わり、自身が新たな王になるという野望を抱いている。他の地縛神と違って用心深く対戦相手であるこなたにもなかなか正体を現さなかったが、こなたの指摘を受けてその姿を現す。そしてフィールド魔法疑似空間の力でこなたを閉じ込めようとするも失敗。ただの人間に自身の術式を破られたことに動揺し、今度は自身のカード効果でこなたを瀕死に追い込むも、こなたが召喚したクロキシアンによって宿主から引っぺがされる。そして今度はこなたの肉体を乗っ取ろうとするも、こなたの決死の覚悟によって消滅。それでも尚もしぶとく生き延び宿主の体を模した不完全な状態で活動を再開しようとするも、直後に現れた謎のラルヴァの攻撃を受けてあっけない最期を遂げた。
◆Aslla piscu(ひかる)
Uruと同様の穏健派であり、宿主との関係は最も良好である。宿主も地縛神のことを我が友と呼んでいる。宿主との関係は長いようで現代での生活も悪くなかったとのこと。9話においてはつかさとデュエルを行う。開始から終始宿主の意思に任せてデュエルを行い、召喚された自身の攻撃でつかさを追い込むも、直後に覚醒したつかさに合わせて宿主と意識を交代する。そして最期はつかさの召喚したインフェルニティ・デスドラゴンの効果を受けながら満足そうな面持ちで消滅した。
◆Cusillu(いずみ)
9話のゲーム開始時点でヤナギに挑んで敗北し、既に彼の手中に落ちて魂が消滅しているという不遇すぎる扱いを受けていたが、続く14話において彼の宿主と過去のエピソードが判明。UruやAslla piscuと同様に穏健派であり、宿主との関係も良好で現代生活を謳歌していた。決戦前にも宿主に事情を話しており、彼が消滅した後の宿主は彼のことを懐かしんで酷く寂しそうにしていた。
◆影
9話におけるゲームマスターの影を成す存在。世界を救うため1人犠牲となるゲームマスターの覚悟を無駄にしない為に、ゲームマスターの空間において最後の門番を務める。
使用デッキは星界の三極神全てを召喚することを目的とした【扉の番人】僅か2ターンでトール、ロキ、オーディン全てをフィールドに揃えるという驚異的な腕前を見せた。シンクロ口上が無駄にカッコいい。
「轟け雷鳴、扉を守るは雷鎚振るう豪胆なる戦神。絶対の力を以って仇名す者を打ち砕け!」
「活殺自在、その身に宿るはメフィストフェレスの黒き風、混濁たる瞳の奥で儚き世界を笑うがいい!」
「神界に在りて全知全能を司る王よ!終焉の時は来た…数多の魔術で厄を薙ぎ、今こそ主神の威光を示せ!!」
第一話 |
最終話 |
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最終更新:2024/04/19(金) 17:00
最終更新:2024/04/19(金) 17:00
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