『ふなむしP』とは、VOCALOIDを起用してオリジナル楽曲を制作・発表するVOCALOIDプロデューサーの一人である。 現在はMEIKOがメイン。
ミク発売以前からも自身のDTM環境を駆使してインスト曲を制作・発表していた。サムネの絵も自作することが多々ある。
ニコニコ初登場は2007年8月15日の『自作曲-Traffic』(sm845428/アップロード者抹消)。この時点ではMEIKOは使用されておらず、クリプトン社のCVシリーズも発売されていない時期である。当時使用中であった環境が主コメに残されているので抜粋する。
DAW:YAMAHA SOL2
VSTi: Addictive Drums・PlugSound・Triangle 2・Rhino
VST Effect: SOL2にバンドルしてたもの
といった制作環境であった。ただしこの時点でMEIKOは既に所有していたかのような記述が、07年9月16日のLazy改訂版に記載されている。なお07年9月の段階で、ふなむしP自身も初音ミクを手に入れようとしたようだが、2007年9月上旬は『初音ミク』ブレイクのため品薄となり、希望者になかなか行き渡らない状態が続いていた。(ネットオークションでの落札価格が「良心的価格」で、希望小売価格の1.5~2倍の価格になることもあった。)
これ以前の自作曲投稿はVOCALOIDを用いていないものが殆どである。08年9月現在視聴可能なものは『自作曲05-Lazy』のみ。特徴的なサムネの絵(saiを用いてP自身が自作)に惹かれ、さらに曲の出来に感心する者も多かったが、「ミクを用いていないDTM曲」にニコニコ住民の注目が集まるのはきわめて難しい時期であった。
P自身がミクを入手、初音ミク処女作としてアップするのが07年10月23日『Silent Fall』。しかしミクの使用感が自分の制作するトラックとあまり合わない印象をもったらしく、今日までミク単独の楽曲は少ない(古くからのVOCALOID使用者には、ミクは物足りなく思われることが多いようだ)。これ以降はMEIKOがメインの楽曲が、発表曲の殆どを占めるようになる。
P名の「ふなむし」がついたのは08年1月11日『ふなむしの歌』によるもの。原曲は『自作曲06:Interlude』。この曲はインストで聴く限り大人向けのムード漂う曲であったが、なぜかMEIKOとミクが「ふなむし」を連呼する歌詞が付けられた。続編もあるが、その続編以降ミクの登場は08年9月中旬まで無かったが08年9月21日にミクのガチ曲『ennui』(ショートver.)が投稿された。
P名のせいでネタ曲派と誤解されやすいのかもしれないが、MEIKOを用いた曲は真剣な歌詞のものが多い。『enthusiasm』など、大人向けの聴きごたえのある良曲も見逃せない。
08年4月21日以来暫く投稿が無かったが、08年9月6日、『fog』を伴って帰還。15日には完成版をアップ。08年10月には『Trash Pop Night』ショート版を公開。動画の端々に登場するP手書きのMEIKOがほほえましい。11月4日に本格的なPVを伴ったフル版が公開された。
2009年2月9日には初のルカオリジナル曲『Pain for Cure』を発表。3月20日、待望のフルサイズ登場。
2010年9月7日には初のVY1オリジナル曲『 Kissing in the mirror 』を発表。2011年11月12日には初のGUMIオリジナル曲『 SOXX ROCK 』を発表。
2013年1月には初のアイマス投稿(アイマスMAD処女作)となるアイマス曲REMIX『アイドルマスター 響「七彩ボタン」 自分REMIX』を発表した。
2014年2月4日に発売となった新型 MEIKO_V3のデモンストレーション。今回はデモ曲のひとつとしてふなむしPの『花に変わる』が選ばれている(投稿アカウントはクリプトン公式)。右はVOCALOID1エンジン時代の原曲。
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最終更新:2024/04/24(水) 02:00
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