ぷりぷり県

ぷりぷり県とは、吉田戦車によるギャグ漫画作品である。

概要

1995年から1998年まで『週刊ビッグコミックスピリッツ』に連載され、単行本は全5巻である。巻末には「地方ふぁん・号外」としてぷりぷり県の地理・食文化・産業など設定資料が掲載される。

主人公はぷりぷり県出身の青年つとむである。彼は東京の五郎商事に就職し、自らの出身地である「ぷりぷり県」が全国でも異色の存在であることを、他県出身者たちとの郷土自慢＆ディス合戦を通して知らされる。「ぷりぷり県」は架空の県であり、その奇妙な文化・風習・名産が漫画の見どころである。（屈強な男たちを打ち上げ手に持った線香花火に火をつけるゴーゴー川男花火大会や止まれ進め以外に笑えが存在する信号機等）

全国47都道府県の名産や方言をネタにしたシュール＆パロディ満載のギャグ漫画である。つとむが他県の名産や習慣をディスる構図が連載の中心であり、不条理さと下ネタを交えたユーモアが炸裂する。

登場人物

• つとむ（主人公）：ぷりぷり県民で、常に「県ずきん」を被っている。やや直情的な性格だが、郷土愛に溢れる性格だ。
• よし子（同期の先輩、埼玉県出身）：つとむの後に結婚し、ぷりぷり県に転勤する。

その他同僚たちは静岡、千葉、兵庫、岩手など実在の都道府県出身者で構成され、郷土ネタを通じて個性的に描かれる

関連リンク

• ピッコマ-ぷりぷり県

関連項目

• 吉田戦車
• 不条理
• 漫画作品一覧